メコンが一望できる宿に昼過ぎにチェック・イン。
宿の青年にサンボールの事を訊くと「大きい」と。「おお、そうか、大きいのか」あたしの胸は期待で大きく膨らんだ。川イルカのウォッチング・ポイントを更に北上し一時間くらいで到着。しかし、目の前に現れたサンボールは、今風の寺だった！
「そんな、そんな馬鹿な！」
境内にいた男達に「プラサート・チャ！プラサート・チャ！」と必死で訴えると、「何だ、そうか」というように東の方を指してくれた。「良かった〜！あるんだ、遺跡」バイタクにまたがり教えてもらった方へ進む・・・・
「・・・・・・」
あたしは、愕然と立ちすくむ。遺跡の凄さではない・・・そこに建っていたのはなんと一代前の今風の寺だった！
もう、気は抜けてしまって、歩くのも嫌になった。
それでも諦めきれず、塔の絵を描き近くにいたおばぁちゃんに訊く。
「オッツ・ミァン（ない）」

せっかくここまで来たので、お参りする。ベトナムのカオダイ宗教を思い出す派手さだった。
でも、この近辺には遺跡はあったと思われるが、現存という意味を考えると・・・？

夕食：市場の定食屋
ご飯=200Ｒ
酢の物=300Ｒ
魚の干物=500Ｒ
KratieやStoeng Trengのご飯はおいしかった。

女神=Female Divinity
Koh krieng, Sambor on the Mekon
Pre-Angkor Piriod,Style of SPK,1st half of the 7th century