館4:マスコミがとらえた盛岡一高


今回は週刊「サンデー毎日」がとらえた盛岡一高の一断面です
まずは下の写真をご覧ください。なにやら見慣れた風景が真ん中
にあります。どうやらこれは我が
盛岡一高の屋上、図書室の真上=
天文部部室の真下の踊り場のようです。居並ぶバンカラ学生は往
時の我らか? 左右に並ぶのは
コム・デ・ギャルソンファッション。
似すぎている?のでグラビア特集となったものと思われます。





本文は小さくて読めませんが、「むかし弊衣破帽、いまコムデ」という書き
だしの、弊衣破帽−コムデ論が展開されています。一節を紹介します。



『「弊衣破帽」は旧制高校のいでたち。...破れた帽子の穴から飛び出
した汚れ放題の長髪と、辛うじて服につながって風になびく布切れを彼らは
彼らの旗とした。この伝統が実は岩手県立盛岡第一高等学校(旧制盛岡中学)
に残っている。いまどき仮装行列でしか見られない破れ帽子に破れ服 高下駄
カラコロの学生が市内をかっ歩している。街の人も奇異な目で見たりしない。
大人たちも青春をボロファッションで過ごしたのである。...一方「コムデ」は
「コム・デ・ギャルソン」の通称。...同じ系譜に立つといえばいえる。少なくと
も端正さを拒否する形態上の特性については そう言える。...』



週刊「サンデー毎日」、1983年(昭和58年)6月19日号より


毎日新聞社提供


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