[北海道近代建築スケッチブック 3]


 

森田フトン店
[築年不詳 留辺蕊町]

 温根湯(おんねゆ)温泉は日没とともに寝静まるように音を消した。側溝からは立ち上る湯気。
 人通りのほとんどない商店街の一角に、下見板張りの古い商店がある。セーターをビニールで包んだ「手製座布団」のおかげで、アイスバーンの道に座り込んでも寒くはない。

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