3.トビケラ目           
カワムシ図鑑  P3
トビケラの写真はほとんどない。好き嫌いのせいだ。クロカワムシとして釣り餌に、ザザムシとして佃煮になる彼らはまさに有益昆虫の鏡である。
2003 7/28 公開
4.その他           
ついでに、という程度に集めた写真です。この中で昆虫でないムシが一人だけいます
ヒゲナガカワトビケラ Stenopsyche marmorata Navas シマトビケラ上科ヒゲナガカワトビケラ科(長野県西野川 9月)最大のトビケラ。糸を出して流れの中に小石で(いい加減な)巣を作っている。大きくなってくるとなかなか不気味で指をかまれることもある。
ニンギョウトビケラ Goera japonica エグリトビケラ上科エグリトビケラ科ニンギョウトビケラ属(岐阜県白川 5月)蓑虫のように砂粒で巣(可携巣という)を作っている。良く見ると、両脇に大きな粒が並んでくっつけてある。これが人形のように見えることが名前の由来。
 
 可携巣の形状は種で特異的なため、検索の一手段となる。
ヒラタドロムシ Mataeopsephus japonicus コウチュウ目(鞘翅目)ヒラタドロムシ科ヒラタドロムシ属(岐阜県白川 5月)1cm程度の幼虫時の姿。成虫になれば小さな甲虫となる。写真は左下が頭部で、最初見たときは一体何者か分からなかった。
クロモンナガレアブ Suragina caerulescens ハエ目(双翅目)ナガレアブ科ナガレアブ属(長野県奈川 9月)幼虫時の姿で、いうなればウジ。1.5cm程の大きさで、流水中での生活に適応している。これも蛹を経て成虫となれば、羽を持った姿になるのだろう。
ゴマダラチビゲンゴロウ Neonectes natrix コウチュウ目(鞘翅目)ゲンゴロウ科ケシゲンゴロウ亜科ゴマダラチビゲンゴロウ属(長野県西野川 9月)この仲間の名前には、やたらチビ付いている。ケシというのは芥子粒からか。確かに小さく、5mmに満たない。選択基準は分からないが、日本産水生昆虫検索図説の表表紙に堂々と載っている。
ナミウズムシ Dudesia japonica 扁形動物門渦虫綱三岐陽目プラナリア科(岐阜県高原川 5月)2〜3cmの黒い姿で理科の実験を思い出す人も多いはずだ。
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。