カエル星人について
 
 生き物は何でも好きな私は、最近まで生餌を食べるヤツらを飼育できると思わなかった。昆虫を愛でることが多かったため、そんな可哀想なことできない、と確信していた。しかし、変われば変わるもので、まるで、しとやかなお嬢様が母となり、子供のためとなるとなりふりかまわぬ行動に出るのと同じかもしれない(変な例え)。
 
 最初はタイミング良くカエルになれずに自然に帰せなかったトノサマガエルから始まった。次いで庭いじりしていて掘り起こしてしまった冬眠中のアマガエル。彼らの飼育で自信を得た私は子供のころからの願望、カエルやトカゲと一緒に暮らす生活を送るようになった。ちなみにH.N.のコブとは、私の母がそのアマガエルにつけた名前である。子分のコブという意味だ。
 
 カエルを飼うには、まず餌の昆虫を種々雑多そろえなくてはならない。生餌には完全栄養食品はないのだ。ということで、色々な餌昆虫兼ペットが増えた。
 
 毎日、コオロギやハエやゴキブリが犠牲になっていく。彼らだとて一つ一つ命のともし火を持っている。その命を糧にカエルたちは生きていく。そして忘れてはならないことは、一方のカエルも非常に多くの生き物の命を支えていることだ。オタマジャクシの時代からカエルまで、なんと数多くの生き物に命を捧げていることか。微生物はともかく、昆虫、魚、両生爬虫類、鳥、哺乳類、そして人も。
 
 カエルほど多くの命を奪い、そして育んでいるものは滅多にいまい。すなわち、カエルこそ地球における生命エネルギーの偉大なる中間管理職なのだ!
 
 この事実に気がつき心に留めて彼らと生活していくと、まるでゴータマ・シッダルダのごとく悟りの境地に至っていく。マトリックスのネオのように、生命エネルギーの流転がいきなり見えてくる。このような悟りをカエルから学んだ私は「カエル星人」となり、多くの人々にカエルの素晴らしさを説き、悟りに至る道を開こうとしている。
 
 やがて私はさらに悟りを深め、60歳にてカエル聖人(50歳としていましたが、定年年齢が引き上げられたので10歳アップしました)、80歳にてカエル仙人となっていく(生きていれば)予定だが、今はただのカエル星人である。                             
続く(?)
自称→カエル星人 (理由は下記参照)
ハンドル・ネーム→コブ (最初に飼ったアマガエルの名前から)
愛称→チビスケ (全てのサイズが小さいのでダンナにそう呼ばれる)
住まい→岐阜県瑞浪市の田んぼの中 (窓のすぐ下に田んぼ、庭の向こうも田んぼ、裏にも田んぼ・・・)
食べ物→吉野家の牛丼大好き (2年間海外にいるときに実感)、ざる蕎麦
番組→映画、自然ドキュメンタリー (アニマルプラネット、ディスカバリー、ナショナルジオグラフィックなど)
友人→うちのダンナ (トトロのようなうちのダンナは空気のような存在だ)
タイプ→物事に動じない人、打たれ強い人 (私はとても弱い、そして動じやすいから)
→三菱COLT Version-R (オモチャ、まさにオモチャ)
特技→子供服が着れること、何でも感動すること (涙がよく出て恥ずかしい)
苦手→多くの演歌、多くの民放ドラマ、寒さ、整理整頓 (根がぐうたら)
弱いもの→カエル、ヒナ、ヒヨコ、ドナドナ、ハチ公、盲導犬サーブ (メロメロ)
お気に入りの一枚→ピンク・フロイド「狂気」SACD (大感動、レコード時代から技術の進歩を感じます)
継読中コミックス→バガボンド、頭文字D、とりぱん、プーネコ、PLUTO (のめりこむ漫画が少なくなってきた)
職業→勤務獣医師 (過去色々な仕事に就いたけどね)
 
ちょっと言い訳→両生爬虫類や妙な昆虫が家に居ますが、決して問題ある性格ではありません(少なくとも自分ではそう思うし、最低限表向きは普通人)。生き物全般が好きなんですが、同居するに最も相性が良いのが彼らなんだと思います。鳥類は大好きでしょうがないけれど、あまりにも情が移りすぎるのがいけないです。愛する文鳥を失った時、それはそれは打ちひしがれました。
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