■耐震診断 補強について 耐震診断かぁ。。。できればやりたいけど、この地域は今まで大きな地震はないし、何百年に一度あるかないかの確率だし、大きな地震はこないだろう。。。と思っている人は少なくないと思います。 五島に住んでいる私の周りでは、今まで一度も大地震は五島にはないので大丈夫、という人は多いです。 「大きな地震がないなら耐震診断・補強は必要ない」かも知れません。 考え方はいろんな保険と同じなんでしょうが、この先何十年も住む家なら、耐震補強が先か、リフォームが先か、優先順位を考えていただきたいと思います。 私的には150万ぐらいかけて、耐震補強工事を優先することをお勧めします。安全な建物に補強してから他のリフォームは考えたいですね。 (耐震補強費150万は一般的な目安です) ★ 木造住宅の耐震改修の費用 ★ 支援制度(一覧) 建物の寿命は一般的に木造30〜40年、鉄骨造50年、RC造60年と言われますが漠然としたもので、個別に建物の寿命は違います。 メンテナンスを全くしなければ寿命は短いですし、木造の場合はシロアリ被害、腐朽、地盤沈下等がなければ100年でも200年でも木は生きています。 耐震診断時には上記の項目を検査しますし、新耐震基準で強度を確認して補強設計します。 ・どの程度の補強をするのか? 大地震で全く無傷で被害のない建物を造るわけではありません。多少の被害は受けると思います。耐震補強をするねらいは、建物を倒壊しにくくする補強をして、建物の倒壊による圧死を防止するのが目的です。 診断の程度も簡易なものから精密に行なう診断まであります。床、壁、天井、外壁までめくって調査するのか?既存図面を信用するのか?実際にはいろんなケースが考えられます。 ★ 参考資料
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