昨年の今頃(2001.12)、近隣の枯れていた鉄塔にアンテナがなりだした時に見かけたマイクロ中継局の鉄塔です。鉄塔名称はあぜ道から鉄塔を見た際に、鉄塔の根元に貼り付けてあった銘板から引用しています。銘板には局名のほか、搭載アンテナの種類も示してあり、IU-M117形とありました。開口径は2.4mと1.2mものだそうです。また2.4m径のものが4基、1.2m径のものが3基、あとIV-2021とか読み取れました(最後のは例の垂直系か?)。あれから1年経過しているのでオフセットだらけの鉄塔になっているのでしょうか…??

 この鉄塔がある由仁町三川は国道234号(苫小牧−岩見沢)と国道274号(札幌−道東方面)が交差する場所で、その交差点が三川交差点と言われています。国道234号と並走している室蘭本線三川駅も三川郵便局も近くにあります。街自体はそれほど賑やかではありませんが、トレーラがひっきりなしに東西南北方面に走ってました。そんな交通の要所らしき場所なので自ずとマイクロ回線も集まってくるのでしょうか?

鉄塔 この写真は2002.01.12の14時頃で、雪国特有の光景になっています。この頃は比較的おとなしい気候でしたが、かつてこの付近で地吹雪に見舞われ近隣のコンビニで待機していたこともあります。周りに何もないのと粉雪なのとで風が強いとそれはもう…

 アンテナは南北方向に向いたものだけの搭載でした。向かって右側が由仁中心部の方、左側が追分の方です。一番上のステージ(プラットホーム)にでかいのが載ってるのでなんかバランスが悪そうだ…と初めて見たときの第一印象。後方の丘陵が馬追丘陵で、その向こうが千歳・長沼方面です。

 電話局の鉄塔とかでは同じ方向に2ないし3つ向いて設置されているのを良く見ましたがこの鉄塔付近では1つだけでした。ダイバーシチは、なしですか?距離が近い(隣の追分までおおよそ8km)からとか、陸上部(しかも平坦地)だけだからとかでしょうか。その他降雪の影響とか、この様な一面雪な季節と牧草地に化ける季節とでは伝搬状況にお変わりないのでしょうか?なんか考え出すと限がなくなってきました。




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