庵原消防署 駿河湾に山が迫っている由比町の消防署屋上に搭載されているアンテナ群です。マストにはブラウンアンテナ八木宇田アンテナなどV・UHF帯の線状アンテナがいくつも設置されていました。消防署などの屋上では陸上通信用のアンテナを結構見かけ、また対衛星通信用のパラボラアンテナも見かけることもありますが、ここではパラボラアンテナの反射板が良く見る円形でなく上下辺がやや曲線状ではありますが正面から見ると長方形のものが設置されていました。


斜め横から 横から見てみました。反射板は正面から見ると円形ではありませんでしたが、ホーン(放射器)が焦点になるように反射鏡は円形パラボラと同様に放物面(…と言うのでしょうか、なだらかな曲面)となっていました。

 放射器は送受信機(コンバータ)一体型でしょうか、これ(ODU)のおしりから3本ほどケーブルが引き出されているのが観察されましたが、同軸ケーブルの様です。ODUの側面にたてのスジが見えます。放熱のためのフィンでしょうか。またケーブル引き出し部は屋外設置の装置ですから、防水処理はきっとしっかりなされているのでしょう。

 反射鏡には自治体名とマークがあり、アンテナにアクセントをつけていました。また上辺部には鳥よけでしょうか、針状のものが設置されていました(ODU側はなぜか無防備ですが…)

由比駅 庵原消防署は庵原郡由比町にあります。ここから東海道(県道396号)に沿って2キロほど歩くとJR由比駅に着きます。左図は由比駅の駅名標(自立形)で、庵原郡由比町と記載されています。

 この庵原郡由比町は11月1日から静岡市(清水区)に編入合併されるとのことです。CQ誌(2008年10月号)を捲っていたらこの旨記載されていました。左側に「かんばら」とあります。隣町の蒲原も以前は庵原郡蒲原町でしたが、静岡市と合併し現在に至ります。地図を見ていると蒲原と清水の間に由比町があり、蒲原が飛び地の様に見えていましたが、この合併で富士川右岸から安倍川を越えて大崩海岸までが静岡市になります(新幹線や東名高速で考えれば富士川鉄橋(橋梁)から(新)日本坂トンネルまでがひとつの市となります)

 また庵原郡のもうひとつの自治体、富士川町(東名高速富士川SAのある町)は富士市に編入合併(同じく11月1日)されますので、「庵原郡(JCG18003)」が消滅します。



撮影 2008.02.11 13時〜15時頃
初稿 2008.09.22


 この他、静岡県では志太郡大井川町がNDBのある焼津市、志太郡岡部町が藤枝市にそれぞれ合併編入されますので「志太郡(JGC18007)」も消滅します。大井川町の合併編入は由比、富士川町と同じく11月1日ですが、岡部町は2ヵ月後の1月1日ですので、志太郡はこの日まであり続けます。


訂正・追補 2009.03.13
 東海道新幹線富士川橋梁付近は右岸も富士市です。橋梁通過後東海道線を直角交差で跨ぎ、その後入る蒲原TNの中で静岡市になります。東海道線では富士川駅の(下り方)約0.5キロ先で静岡市へ、富士川河口にもっとも近い国道1号(富士由比BP)の新富士川橋では(下りで)渡りきると静岡市です。東名高速では富士川SAの少し先、蒲原TNの少し手前で市境を通過します。

 この先、新幹線・東海道線・国道1号線・東名高速はつかず離れずの距離で静岡市内を通過し、国道1号線以外は大崩海岸付近の(新)日本坂TN内で、国道1号は旧岡部町境(現・焼津市境)の宇津ノ谷TN内で焼津市に入ります。


ひとつもどります