違和感も多少あったり…


 この図の撮影は2002.03.17(13:30)とちょっと前になります。撮影時は雨模様、例年だとまだ雪だと思う気候の中、浜厚真から国道235号方面に抜ける際に通過する石油備蓄基地の中にあったちょっと異様な建造物です。見た時はレーダーアンテナかと思いましたが、地べたに…しかも道路面とほぼ同じ高さからMW級のマイクロ波を放射するはずないし…けどなんかそのテのものだな…?と疑問には思っていました。

 北海道新聞社(DOSHIN)ホームページを見ていたらこの写真(道新フォトライブラリー → 景観 → 3ページ目)が掲載してあり(アングルもほぼ同じ…)これが苫小牧衛星情報センターというのがわかりました。レドームの中とか送受アンテナの緒元は未だ不詳ですが…なんでも内閣衛星情報センターの関連施設とかで、道理で見やすい看板とかなかったわけですね。稼動しているのかも不明です。

 周囲に調和させるために緑色にしてあるのかわかりませんが、場所さえ許せば夕張の方に設置することにより特産品のアピールも兼ねられるのではないかと思えるほど「メロン」に似ています。後方に見える送電線は海岸沿いにある北海道電力苫東厚真火力発電所からの187kVクラスのものです。


ひとつもどります