簡易型 左図は八高線東福生駅の改札にあった、扉のない簡易Suica改札機です。入出札時にカードをかざすだけです。この時(…ってもう1年8ヶ月近く前ですが)は券売機の磁気切符で出入りしましたので、カードをかざすとどうなるかはわかりません。タッチする部分の上のLEDが光ったり、その上の窓に何らかの文字が出るのでしょうか?

撮影 2004.10.17 16時37分頃

自販機 左図は東京駅東北新幹線ホームにあった自販機です。「1」の部分に質問器(電波により信号を送り、応答器の起動を行うもの)のループアンテナ(*絶対利得が-30dB以下のもの)が実装されて、かざした応答器と13.56MHzの短波帯で通信を行っています、瞬間的に。ここで言う応答器がSuicaになります。

 応答器(カード)は電源を有していないので、質問器から照射される電波を電力として利用し、この電力で質問器から送られて来る送信指示信号及び付属データを受信、解析し返信データとして質問器に送信して缶コーヒーなんかを販売してくれます。なお、改札通過や物品の売買でお金が絡む動作をすることから、応答器は質問器の送信電波から送信指示信号を判別して返信する方式で、受動的な動作をすること(応答器は自発的に信号を発信しないこと)と定められています。また送信指示信号内に含まれる個別番号を認識して、かつこれが一致しないと返信できない様になっています。

 「2」の部分にDoCoMoとマークされたアンテナが見えました。Suicaの関係か、在庫管理(品切れ通知)かは判りませんが、携帯電話回線でデータ通信をしているみたいです。帯域は不詳です(PDCかFOMAかわかりません…)。

撮影 2006.01.18 15時33分頃

よく見るタイプ 左図は東京モノレール大井競馬場前駅の自動改札機です。東京モノレールもSuicaが使えるので浜松町駅での乗り換えが結構便利です。赤いシール、こういった駄洒落、好きです。上2つの写真、1年以上前のやら半年近く前のやらを無理やり引っ張ってきたのは、左図のカットを掲載するため…です。
撮影 2006.06.03 14時42分頃

初稿:2006.06.07

* ARIB STD-T60(1.0版)ワイヤレスカードシステム 3.2.8 空中線


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