朝日村 長野県塩尻市の西隣、朝日村に東電の新信濃変電所があります。前回同様、塩尻ICから国道19号に、続いて朝日村方に進みます。今回は少し経路を変えて見ました。左図は朝日村の標識(松本市との境にあるもの)。

変電所正面玄関付近 前回はこの付近で降雪があり、とんぼ帰りでしたが今回は晴れでした(前回も手前まではそうでしたが…)。

東屋 左図は変電所前にある東屋です。若干道路より高い位置にあり、変電所構内を俯瞰して見ることができます(が、手前の設備が大型のものばっかなので俯瞰と言うよりも鉄構を正面に見る感じです)。

 ここから主題のマイクロ鉄塔、ほぼ見上げる様になります。ここからアンテナの向きが…とか開口アンテナ以外に線状アンテナ有無とかを見ましたが、3段リングに開口アンテナが各方位に向いている…程度でした(線条は確認できませんでした…)。午前中の時間帯は東屋からマイクロ鉄塔を見上げるとちょうど逆光になってしまいます。


前回の続き 上図のマイクロ鉄塔のある方が入力側、左図が出力側(安曇幹線側)です。左後方に紅白のマイクロ鉄塔が写ってます。前回はこの構図が最後の写真で、思い起こせばこの構図で構えてる短い時間なのに手前の畑が白くなっていく程度の降りだったんですね…


マイクロ鉄塔1 東屋(変電所正面)方から位置を変えて鉄塔を見て見ました。中段リングと下段リングにそれぞれ同型式の様な尖ったレドームに覆われた開口アンテナ(たぶんカセグレン)がありますが、上がグレー、下が白のレドームになっています。新坂戸(変)などでもレドームの色の違いがありましたが、この色分けは何か意味があるのでしょうか…?

マイクロ鉄塔2 上図と反対方から見ると下段に平らなレドームの開口アンテナがあります。ここからも開口アンテナ以外のアンテナは観察できませんでした。開口アンテナ…ということは導波管給電かと思われますが、その給電線がケーブルダクトにガイドされ上下に走っています。その近くに垂直梯子…アンテナの保守にはこの梯子を使うのかと思うと…是非ご安全に、です(鉄塔高がある割にはフレームが細い様に見えます。軽量化のため保守用通路も階段状でなく梯子状なものになったのでしょうか?)。

マイクロ鉄塔3 上の朝日村標識付近から変電所全体を見たものです。マイクロ鉄塔の高さもさることながら、左側(500kV出力方)に進むにつれ鉄構(電力設備)が、いわゆる豪快なものになっていく様子が見て取れます。


マイクロ鉄塔4 左図は変電所から離れて塩尻市にある郷原工業団地の近くにある高台から見たものです。4.5キロほど離れてますが、紅白のマイクロ鉄塔と500kVの電力設備が目立ってます。また後方に山を控えている光景もお気に入り、です。


線輪 マイクロ帯域からずっと下がって、kHzオーダーの周波数を使用している電力線搬送施設の結合装置(フィルタか保安装置)のコイル(排流コイルか、ライントラップ)でしょうか?鉄構から吊り下げられて設置されているもので、どう見てもコイルです。電力設備のものだから…コイル…避雷用のもの?と思ってましたが、これが観察できる変電所とそうでない変電所があったものですので気にはなってました。左図は上の方にある東屋から見たものです。



撮影:2013.03.24 10時〜11時頃
初稿:2013.05.01


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