大展望台直上 左図は東京タワー大展望台の上に設置されているグリッドパラボラ、レドームつきパラボラです。塔全体では大展望台と特別展望台の間(150〜200m付近に集中して)各方面を指向したパラボラアンテナが多数設置されていましたが、グリッドパラボラアンテナは大展望台直上のこれしか見当たりませんでした。


導波管・上から フットタウン屋上から階段で大展望台まで昇れるとのことでチケットを求めてくてくと昇ってみました、600段ほど。いつぞやの土合駅下り線ホームまでの階段(486段)の時とは逆ですが、徐々に高い位置からの眺望になっていく楽しみからそれほど苦にならず展望台までたどり着くことができました。

 階段の途中では電波塔であることが改めてわかる伝送路、左図の様な導波管を見ることができました。300m付近にあるVHF(アナログ放送)送信アンテナはフットタウン内にある送信機より階段脇を上に向かって走る同軸ケーブルで給電されています。左図の導波管はどのアンテナの給電線か、不詳です…


導波管・下から 左図は階段から見えた導波管を下側から見たものです。塔に設置されている(導波管帯域の)アンテナに比べ構造物とほぼ一体化しているのであまり目立ちません。この導波管も塔と同じ色で塗装されていたら傍目では気づかないと思います。また階段を上下するとその脇をぶっとい同軸ケーブルらしきもの・フレキシブル導波管らしきもの(ところどころ局名がマークされていたり、局名:FPU〇号機と記載されたタグがくくりつけられていたりします)が走っているのが観察されました。

 同じ太いケーブルでもライトアップ(照明用)の電力ケーブルというものがありました。もちろん管やケーブルだけでなく、金網越しの風景を見ながらの階段の上下は結構楽しいと思います(…この日は穏やかな天候だったのも大きいですが)。


撮影 2008.12.21 14時〜15時頃
初稿 2009.01.25

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