マイクロ中継局 長野県と新潟県の県境(国道18号沿い)付近に長範山(山頂標高768m)があり、その山頂付近に無線中継局がありました。左図は国道18号信濃大橋から見える(いちばん見やすい)位置にあった、オフセットアンテナ搭載のものです。大きなオフセット、北の方に開口しています。国道18号に沿って回線が有る様です。

 一番上のステージに小さなアンテナ(カセグレン?)がこの位置から3つほど見えます。このアンテナがエントランス回線用とすれば、この開口方向に自動車電話(携帯電話)基地局があると思われます。またステージの間にレドームに収納されたアンテナが見えましたので、この局も携帯電話の基地局として機能している様です。


県境付近 国道18号は新潟県境において信濃大橋(橋長902m、高さ50m)で通過します。左図はその信濃大橋上にある県境標識付近から長範山方面を見たものです。上図のマイクロ中継局は山頂より右側、山頂よりちょっと左側に別のマイクロ中継局の塔頂付近がちらりと見えています。

 画面右側下に見える急流の川が関川で下流の上越市にあるNHKやBSNの中波送信所付近を潤して日本海に注いでいます。トラスのある橋が旧国道18号、その先の線路は信越本線、この橋の左側に見える母屋風の建物が道の歴史館関川の関所です。

 信濃大橋は長野方/新潟方ともに渡りきったところに駐車場があります。橋上通過中は流れる風景を愛でて、渡りきったところにある駐車場に停まって改めて妙高山とかをゆっくり見ることができます。また一般国道ですから歩道がありますので往復1.8キロの、地上高50mの風景も楽しめます。





撮影 2008.05.17 12時頃
初稿 2008.06.16

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