5月に京都方面に行った際に栗東市にも行ってみました。東海道線で草津まで行き、草津線に乗り換えて1つめの手原駅にて下車、南口から南下して行くと(旧)東海道と交差します。そこからもう少し南下した所に左図の電話局があります(市役所のとなり)。局舎の上に銀色の鉄塔と少し前の(大きめの)電信電話交換局を彷彿させる構え、2段あるステージに以前は中継回線用のカセグレンアンテナとか載っていたのでしょうか?
今も方々を向いたオフセットアンテナがたくさん実装されていて賑やかな感じはします。あの数だけこの付近に携帯電話基地局があるんだな…と思いつつ見上げてました。
アンテナのなりぐあいは上段のステージの方でしたのでこちらを見て見ました。右端にあるでかいオフセットアンテナとその他の(小さめの)オフセットアンテナは回線の種別が(というか、事業者が)異なるのでしょうか?例えば右端のものは電話回線の局間中継回線、ポールに設置されているのは(携帯)基地局エントランス回線…とか。
左端にポツンと離れて孤高に設置されているアンテナ、背面からしか見えてませんが鏡面の背後から給電線が出ているのでカセグレンアンテナの様にも見えます。携帯のエントランス…でしょうか?
電話局の鉄塔を見た後、郵便局の方に向かって進むと名神高速の栗東インター(の料金所)に行き着きます。
左図は料金所(バリア)の本線側に設置されているETC第2アンテナです(第1アンテナは料金所建屋方にあります)。ETCゲートが2つ並んで設置されていますが隣の車線のものと干渉が起きない、非常に鋭いビーム幅を有するアンテナだそうです。またレーン周辺も電波吸収材とかを設置して不必要な反射等で生じる通信障害を防止しているとか。
左図は料金所一般道路側に設置してあったものです。第1アンテナではなく、お知らせアンテナかも知れませんが、5.8GHz帯のアンテナです。なんかボルト類むき出しの無骨な感じがしますが、手作りの感じもしたりして妙に親近感が湧きます(もちろん道路上の構造物ですからそれ相応の規格の下、設置されていると思います)。