全景 北関東道の太田桐生インターチェンジ(現時点の終点)付近にあった、自動車電話基地局の鉄塔と見た場合はやけに大掛かりな、マイクロ回線中継局の鉄塔と見た場合はちょっと低いかな?と思われるこじんまりとした局舎の上に鉄塔、という典型的なスタイルの中継局です。(事業法に規定があるように容易に人が近づけない様に)フェンスで囲まれていましたが、『只上無線中継所』と書かれたプレートがありました。

 2段あるステージの上の方にだけレドームに収納された携帯(自動車)電話基地局用アンテナとエントランス回線(か、局間中継も兼ねているか)のパラボラが搭載されているので傍目で見ると何かアンバランスな気がします。前は下側のステージにもアンテナがあったのでしょうか…?

国道50号沿いから インターから降りて少し先に国道50号が走っています。その国道を跨いでいる歩道橋の向こうに見える鉄塔です。電信柱と重なってしまいましたが、ここから見ても何か背伸びしている鉄塔の様に見えてしまいます。歩道橋には局名となっている地名が書かれていました。

石標?って言うのですか? 局舎のフェンス脇にTTマークの石標がありました。TTの部分に着色してあります。同じ様なものがフェンス内部にもありました。こちらの方はTTの部分には着色なしでしたが、隣の面に「昭 57 2」とありました。


さった峠手前 立野やここで電電公社(…NTTの前身)時代のマークの入った石標を見かけましたが、先月静岡県のさった峠に行った際に左図の様なものを見かけました。自動車1台やっと通れるくらいの道幅の崖(海)側に2本、「でんわせん」と彫られた文字に思わず惹かれました。

 このでんわせんはかつて千歳にいたからこそ行けた支笏無線中継所の近くで見てからしばらくご無沙汰しておりました。まさかさった付近で再見できるとは…と思って写真に撮っておいたのですが1ヶ月以上ほったらかしになっていました。今日たまたま同じ様な石標を見かけてきたので、群馬県太田市と距離はえらく離れていますがここにおいて置きました。

さった:薩 + 土へんに垂


 ひとつ上のページにて、鉄塔のアンテナを携帯基地局メイン(極超短波帯)で見るかマイクロメイン(それ以上)で見るかで迷いましたので、石標を含めて(番外編)に入れました。


撮影:2008.04.20/2008.03.15
初稿:2008.04.20

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