賑わいのある鉄塔 静岡県東部の大きな街、沼津市で見た電話局の鉄塔です。東海道の中核都市だけあってマイクロ回線も集中している様です。よくよく見ると携帯電話基地局向けエントランス回線用の小さなアンテナが方々向いているのが観察されます。基幹回線用の大形のオフセットやカセグレンアンテナに負けじとびっしり…という感じです。各ステージの間にレドームに収納された自動車電話基地局の垂直アンテナも観察されますが、開口アンテナの数量に押され気味の様です。


おわんは1つだけの鉄塔 こちらの鉄塔は逆に開口アンテナが押され気味、レドームに収納された垂直アンテナが目立つ鉄塔です。沼津駅に程近い場所にあります。上図と左図はともに石橋プラザの立体駐車場(屋上)から見たもので、上図は国道1号(バイパス)方、左図は沼津駅方です。繁華街に近い方が携帯電話基地局の設置向き…ということでこちら側に集中的に設置されているのでしょうか?鉄塔の雰囲気からするともう少しパラボラアンテナが搭載されてしかるべき…と思いますが、以前は相応に設置されていたのでしょうか。


撮影:2007.10.28 14時頃


沼津市の富士市側 沼津から国道1号(バイパス)を下って(西行き)行くにつれ右手方に富士山が良く見えます。沼津市の西隣、富士市との境付近(植田交差点右折先)からの富士山です。ふじさんの『ふ』です。


撮影:2007.10.28 15時半頃



 蛇足ですが、タイトルのぬまづの『ぬ』、上記のふじさんの『ふ』は無線局運用規則第14条にある和文通話表(別表第5号)からもってきました。海上移動業務、航空移動業務などの無線電話通信で複雑な語辞等を送信する場合に使用しなければならない旨規定されています。アマチュア業務でも使用するので比較的身近に感じますが、最近使用していないのですっかり忘れてます。複雑な語辞等…とは、主に名前(QRA)と住所(QTH)を伝える際に使いますが、ある苗字を送話する際には『はがきのは、新聞のし、つるかめのつに濁点、明治のめ』となります(もっとも会話が始まると普通に喋ります)。


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