関越道を下って赤城高原SA付近は山岳地域通過の高速道の様相を呈してきます。SA通過後昭和IC付近で紅白の送電線鉄塔の下を通過して沼田ICに至ります。

　左図は沼田IC手前の片品川橋梁です。画面奥の方が昭和IC方、画面奥のカーブ区間を抜けて来ると正面方にどっしりした感じのする鉄塔が視界に入ってきます。道路を通過しているとあまり気になりませんが、橋長1,034m、橋高89mの大きな構造物である片品川橋梁を渡り切ると沼田ICとなります。

　沼田ICを出たＴ字路（国道120号線交点）の右方に目標物が見えました。鉄塔は建物の上に設置されています。

　左図は国道側と反対方から見たものです。鉄塔高の割に基部の幅が広いので遠くから見ると上記に書いた様にどっしり感がある様に思えます。

　塔頂のリングに３方向に開口したレドームつきカセグレン…でしょうか、その他垂直設置の八木宇田型が２基実装されていました。導波器は折り返し型でした。

　建物は国道120号線沿いにあります。左図の様な案内標識があります。沼田総合管理所とありますが、Dams Integrated Operation and Maintenance：ダムの統合管理と保守…とあることから、沼田周辺（利根川水系）のダム…インター手前で渡る片品川上流の薗原ダムや利根川上流の八木沢ダム等の管理・保守を行っている場所であり、それらのダム及び下流方にある他の管理事務所との通信回線が設定されている様です。



撮影：2012.12.02　12時頃
初稿：2013.03.10


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