送信所全景 前に居た千歳市近郊には中波帯の送信所がいくつかありました。夜間だとここ関東ででも強力に入感するNHK札幌第一、同二、北海道放送、札幌テレビ放送の中波放送局(これら4局はすべて江別市に設置されていました)、NDBの千歳、札幌そして長沼…と中波送信局てんこもりでした。NDB札幌のT型以外は支線式の自立柱形式で広々とした光景の中に200m〜50m高の鉄塔が目立ってました。この局は千歳飛行場(航空自衛隊千歳基地)の滑走路の北側延長線上にあります。NDBと書いてしまいましたが、周波数帳には新千歳ILS/コンパスロケータと出てます。

 この局と反対側にある無指向性無線標識千歳局は結構宅地に隣接していましたが、こっちはこんな感じの中にぽつんとありました。ここのページではなんか雪国特有の気候の中の図版でしたが、先に訪れた(回った)際には天候に恵まれました。…と気候の話で今回も終わってしまいそうです…。

 この局の送信周波数は376.5kHz、電波型式A2Aでワールドワイドタイプの受信機(SONY ICF-SW100など)で(あっちでは)聴けてました。夜間だと遠距離到達するものと思いますが、まだ聞いたことはありません。もっとも鉄筋の建物の中でインバーター式の蛍光灯やらスイッチング電源(携帯電話の充電器やらパソコンやら…)に囲まれている環境では望みはかなり薄いですが…。でも聞けたらなんか嬉しくなると思います、たぶん。

 ここ長沼局に限らず何百キロも離れている場所からの送信波(放送)とかが手元のラジオ(受信機)で再生されるのは理屈(やら数式)上ではそうなるものらしいですが、いまだに驚嘆してしまいます。殊に距離感がつかめる一度でも訪ねた場所からのものなら尚更です。


送信所建物 上の写真の左手の方に壁みたいなのが見えますが、地吹雪が道路で発生しない様にする防風壁(名称不詳)です。局の門はこの壁に沿って走っている道に面しています。この日は右手方面(長沼町中心部)から来て、左図を撮ってみて千歳方面に向かうべく南方面に左折して上の写真を撮影しました。なお局の道をずっと左方面に進んで行くとそのうち国道274号に合流して北広島市街地に到達します。この合流部近くに千歳川を渡る橋があります。

 鉄塔基台部は敷地の奥の方でしたので良く見えませんでした。その代わり局舎の上にディスコーンアンテナがぽつりと設置されてました(左図では見難いですが門扉の中央部の上あたりに写ってます)。

 門の前から鉄塔を見上げて幾枚か写真を撮ったのですが鉄塔全てがフレームに入らないか逆光気味になったものばかりでした。もうレンタカーの返却時間(+帰路便)が迫っていたのでそう長居もできず千歳市方面に最短距離で戻るべく南下して千歳市長都方面に進みました。その途中、名残惜しく諦め悪く振り返って見たのが上にある写真です。



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