甍の波のむこう 国道出張所のマイクロを見たあとも国道24号に沿って歩いていきます。この先、京阪本線をオーバーパスするちょっときつい上り坂になります。そこを渡り切ってわき道に逸れ、そのまま東進するとJR奈良線の踏み切りに至ります。竹田駅から2キロ弱歩いています…ほぼ通勤時に歩く距離です。ここで見たアングルで目標視認しましたが、いざ歩くと結構距離があります。踏み切りを渡るとまた上り坂、と。

 左図はその踏み切りを渡って伏見北堀公園に至る手前にあった歩道橋から目標をロックオンしたものです。望遠で見てますので手前にあるテレビの(八木宇田)アンテナがびっしり詰まった様に見えてます。この付近は宅地でした。鉄塔の足元まで見えたのであと少しで到達か、と思ったのですが…


市街地方 そのまま回れ右をすると市街地が良く見えます。左図はレドームに収納された垂直アンテナ(携帯電話基地局アンテナ)の向こうに見える、マイクロ中継局のアンテナ群です。右側の鉄塔の真ん中あたりに大きな開口アンテナ(カセグレン?)がこっちの方を向いてそうですが、対向局が上のものかも知れません(同じ形状してますという安直な考えから)。

 で、歩道橋から再び宅地内の道をそっちと思う方向に歩きますが、何時まで経っても宅地ばっかで、そのうち京都タワーを含む、市街地全部が見える所に出てしまいました。左図撮影時刻から30分経過してたどり着いたのはJR藤森駅でした。大岩ゴルフセンターないしは大岩神社への案内看板があればよかったのですが(見落としたかも知れません)。さずがに今来た道を戻るのも億劫でしたのでそのまま奈良線に乗って六地蔵駅へ進みました(琵琶湖疏水記念館のある蹴上へ行くため)。

撮影:2007.10.21 10時頃


… 電車で移動 …


別アングル 電車で2駅目の六地蔵駅に来ました。折角ですので駅付近を散策してみました。momo近鉄と言う屋上に駐車場のある大型店があったのでその屋上に出てみました。そこで山の方を見ると先に見たのと同じ様な小型のパラボラがたくさん搭載されている鉄塔があり、京都にはこのテのものが多いなぁ…と思った次第です。JRの電車2駅だとかなり遠くまで来た感じがしましたので。

 ところが後で地図を確認すると何のことはない、JR藤森から伏見桃山稜を半周大回りして六地蔵まで至っただけで大岩無中を反対側から見ているだけでした。

対向局 左図は奈良線六地蔵駅の近くにあったビルの屋上に設置してあった携帯電話基地局です。移相器の箱(白い四角いもの)が沢山設置されていますが、その中に開口面アンテナが大岩無線中継所方に向かって設置されていました。ちょっと見難いので「これ」と図の中に書き込んでしまいました。この基地局のエントランス回線はちょうどmomo近鉄の建物直上を飛び越えて設定されているものと思われます。

撮影:2007.10.21 11時半頃


初稿:2007.12.09
訂正:2014.06.08(冗字削除、疎水→疏水訂正、国道24号丹下付近の記述訂正)
※冒頭にある「国道出張所」、なくなってました。

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