国道から見上げて見ました 過日京都に行った際、前に見そびれた大岩のマイクロを見に行こうと思い立ち記憶を頼りに竹田駅に降り立ちました。この日、地図を持って行くのを忘れてしまいとにかく城南宮を背に東の方を見れば見つかるだろう…との行き当たりばったりでなんとかここで見たアングルで目標視認しました。あとはそっち方面に向かって歩くだけです。

 左図は竹田駅から国道24号に出て少し歩いて(…一駅分歩いてます)行く時に目に入ってしまった、京都国道事務所伏見国道出張所に設置してあったマイクロです。東方に向かって歩いていましたので開口面(指向方向)から写すとモロ逆光になるので下から見上げる様に見てみました。

 おわんの焦点裏側(給電部)はちょうどポールの影になって見えませんが、そこから引き出されているフレキシブル導波管は(アンテナの設置位置が低いこともあり)良く見えました。中空な構造のもののため、なだらかな曲線をもって布線されていました。


後姿 国道事務所の少し先に歩道橋があったのでそこから見てみたのが左図、このページタイトルの所以になっています。事務所棟は2階建て、また付近の建物も高層建築物がないのでアンテナ自体は地上3階程度の高さで相手局方に向かってます。

 マイクロのアンテナには直接関係はありませんが、事務所のほとりを琵琶湖疎水が流れています。歩道橋後方には琵琶湖疎水を利用する墨染水力発電所があります。京都のインクラインって蹴上にあるのが有名ですが、この付近にも伏見インクラインがあったそうです。


給電線 フレキシブル導波管の固定状況も良く見ることができました。


撮影:2007.10.21 09時半頃
初稿:2007.12.08

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