臨時回線か? 中央線三鷹〜国分寺の区間でこの前(2009年12月6日に)高架線になりました。数年前から三鷹〜立川の区間で高架線工事がなされていますが、先ず下り線が高架、そしてこの前に前記の区間の上り線が高架になり、現在西国分寺〜立川の区間の間にある国立駅は高架駅になるべく上り線ホームの高架化工事真っ最中です。

 工事期間中の通信回線確保のためでしょうか、工事現場に左図の様な装置が設置されています。NEC PASOLINK50と書かれているのが見えました。50GHz帯のミリ波通信機器だと思います。レドーム設置のアンテナの焦点に直結された函、屋外設置の無線機器のためか函をぐるりと囲む様にシェードが設置されていました。

 アンテナ一体型の通信機器、これが設置されている場所がL字アングルと云うところが暫定設置という感じを醸し出していますが、一方でターンバックルでテンションが調整できる様に張られたステーが暫定って云ってもガッチリ設置してますよ、というのを主張している様でついつい見とれてしまいました。

 画面奥の方に紅白の鉄塔が写っています。こちらの鉄塔の塔頂にもパラボラアンテナが設置されているのが見えます。この鉄塔は鉄道情報システム(みどりの窓口のホストがあるそう)の空中線とのことです。


ホームから北側風景 上り線のホームは現在道床を造っているところですので、下り線のホームから駅北方の視界が開けています。そんな風景のなか、建物の上に設置された紅白の鉄塔が快晴の空に映えてました。

 塔頂に立川方面に開口した、レドームの設置されていないパラボラアンテナが設置されています。また携帯電話の基地局(空中線)も併設されている様で、下側のステージに太鼓の形に似たエントランス回線用のアンテナが国分寺方面に向かって開口していました。その他、線状アンテナも幾つか設置されているのが観察されました。



撮影:2009.12.23 12時前
初稿:2009.12.24


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