利根川右岸の栗橋町の少し上流で利根川と渡良瀬川が合流しています。合流部付近に利根川上流河川事務所があり、東北新幹線車窓からもその大きな鉄塔を見ることができます。その合流部から4.5キロほど上流に進むと渡良瀬貯水池があり、開けた場所になります。

　左図は渡良瀬第一貯水池脇を流れる谷田川の堤防から貯水池方を見たものです。中央の建物は渡良瀬貯水池機場（国交省所管）、そのずっと向こうには少し雪化粧した北関東の山が見えています。

　その機場と堤防及び国道354号を挟んだ場所にある、利根川上流河川事務所渡良瀬遊水地出張所全景です。栗橋町にある事務所の出張所…ではありますが、結構大きな建物でした。

　マイクロ回線の空中線鉄塔（マスト）は新古河駅から、あるいは堤防に出た三国橋付近からも目立ってました。塔頂に３基のパラボラがあるため…でしょうか。


　塔頂付近を見るとマイクロ回線のアンテナが３基、てっぺんには栗橋で見たのと同じ様なキノコみたいな傘を有する銀色のものがありました。

　３方向に向かって指向、貯水池方に開口しているもの（右側）が口径が一番小さく、左側と中央（背中が見えているもの）のものの口径はほぼ同じ…ですが、帯域は不詳。レドームの色が白と灰色でした。

　この局の最寄り駅、東武日光線新古河駅は橋上駅になっていましたので線路方向の遠景を見ることができます。ここから１キロほど向こうにあるマイクロ局ですが、とても目立ってます。

　古河…とは川の対岸、茨城県の古河市（KDDI八俣送信所もあります）が真っ先に思い付きますが、北川辺町の新古河駅は向古河（むかいこが）という地名になっています。

　新古河駅のある北川辺町は騎西町、大利根町とともに加須市と合併し、3月23日に新しい加須市になります。コンコースに加須市合併の横断幕が掲げられていました。


撮影：2010.03.22　11時頃
初稿：2010.03.22

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