鉄塔 東海道線を下り富士川を渡ると富士川駅、次は新蒲原駅になり静岡市清水区になります。左図は新蒲原駅にほど近い位置にある蒲原電話交換所の鉄塔です。駅の前を通っている県道396号(東海道)の歩道橋の上からの遠景です(…直線距離で0.5キロ程度です)。


表札 


パラボラ 鉄塔塔頂のステージには2基のパラボラが設置されていました。大小2基、手前のレドームに少ししわがありました。それぞれの取り付け角度が異なる様です。一つは6キロほど西にある浜石岳との回線用かと思います。

 画面右端の方に自動車電話基地局の空中線が設置されているのが見えます。2セクタ分しかないのですが、この付近は国道1号(富士由比バイパス、東海道)や東海道線が東西に走っています(街並みも東西に延びている)のでカバー可能なのでしょうか。

レドームに収納されたアンテナ…八木宇田? 鉄塔には塔頂のステージにマストが設置されており、そのマストの中間辺りに左図の様なレドームに収納されたアンテナが設置されていました(上図のフレームアウト寸前の位置に見えている)。同じ種類のアンテナが垂直と水平それぞれの位置に固定されています(指向方向は同じ、北側)。アンテナ自体が小さいのと、それに接続されている(たぶん)同軸ケーブルがぶっといことからマイクロ波帯のシステムの様に思えますが、はて何でしょうか?V・Hのペアというのもテレビとかではないのではないかと思えます…【注】

 これらのアンテナへ/からのケーブルはバインド線でマストに固定されています。その脇をマスト最上部にある避雷針からのアース線が走っています。アース線はこれまた太い撚り線(被覆なし)で、所々マストと同電位になる様にボンディングされているのが観察されました。


東名高速高架下付近から 左図は交換局を横目に蒲原城址方へ向かう道路から鉄塔を見たものです。この背後に東名高速の高架が走っています(蒲原TN清水IC側口付近)。画面奥の左右に一直線に走っている高架橋が国道1号富士由比BPです。この辺りから由比を過ぎ興津にかけては山が海に迫っている地形となっており、車窓風景が良い区間であります。


蒲原宿の石碑 電話交換所のある蒲原は東海道五十三次の蒲原宿として栄えていたとのことです。新蒲原駅から電話交換所の真ん中くらいの場所に左図の様な石碑があります。

撮影 2009.07.12 10時頃
初稿 2009.07.20
追記 2009.08.24 【注】このアンテナも携帯電話基地局のものだそうです。


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