耐雷保護装置 圏央鶴ヶ島インターから新所沢変電所に向かって行くと左手に携帯電話の基地局が見えてきます。鉄塔登頂には垂直型のアンテナが幾つか設置されていましたが、道路直ぐ脇にあるものですから地上設備も見ることができました。地上設備と言ってもコンテナがでん、でんと置いてあるだけでしかも設備規則(*)より公衆が容易にそれに触れることができないように設置されているものですから、遠巻きに見るだけです。ええ、遠巻きに…

 小さな箱には「耐雷保護装置」とありましたが、中にはトランスなんかが収容されているのでしょうか?けど基地局全体の電源トランスにしては(コンテナの大きさに比べて)小振りだと思います。設置方法は青梅のと同じ並びですね、大きいのと小さいの。

給電線 道路側から見えるコンテナの、給電線です。大きく2種類(太いのと細いの)に分類できるようです。損失カバーするために800MHz帯のよか1.5GHz(または2GHz)帯の方を太くしているのでしょうか?塔頂にあるアンテナと1対1で対応するのであればこのケーブルの本数分のアンテナが設置されているわけですね…また奥の方のコンテナからもケーブルが幾本も出てますのでかなりの数のアンテナがひしめき合っていると思われます。

 アンテナの、縁の下の力持ちということで給電線を見てみました(…にしても、本数の多さに圧倒されました)。

撮影:2003.05.02 お昼前
作成:2003.07.27
(*)事業用電気通信設備規則第14条の2


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