左図は鳩山カントリークラブ(ないしは鳩山高校)方面から鳩山町役場方面に向かって行く下り坂の前方に見える風景の一コマで、3基ほどアンテナが見えています。右側のものは鉄塔に搭載され、地上マイクロ中継回線のものらしく見た目水平方向を向いていますが、中央・左側のものは上方に向かって開口しています。気象衛星通信所とのことです。鳩山町役場の前を通り、信号を折れてアンテナの見える方に行って見ましたが途中車1台通るのがやっと…という道を経てなんとか正面玄関まで行って見ましたが、カセグレン(左側のでかいの2つ)はさっぱり見えませんでした。
隣接しているゴルフ場の方から来ると素直な普通の道が通ってます。鉄塔のアンテナが間近に見える頃合にため池が左手側に見えまして、その先に「この先、行き止まり 気象衛星通信所」という標識があり、門柱がありました。気象庁の敷地で立ち入り禁止旨の注意書きがありますが、当施設の見学は平日午前9時〜午後5時可能旨の記載もありました。本日は日曜日でしたのでここで引き返すしかありませんが、平日であればもしかしたら間近でカセグレンアンテナが見れるかも知れません。
左図は鳩山郵便局方から同施設に向かって進む際に(こっちの経路の方が素直に行けます)ちょこっと見えるカセグレン2基です。田んぼの向こうに点在する家の更に向こうにアンテナが見える…というのはなんかワクワクしてきます。このカセグレンの対向局が約36,000kmの彼方にある気象衛星ひまわりということで、更に興味が沸いてきます。
気象衛星センターのページ(下記リンク先)にこの衛星通信所の紹介があり、その中にこの地に設置した理由として雑音の少ない埼玉県鳩山町に建設…とありました。確かに周囲を低いながらも山(樹木)に囲まれ、また郊外ゆえ人工雑音が少なそうな感じもします。