東京都羽村市 携帯電話の基地局です。基地局のアンテナは都心部ではビルの屋上などに設置されているのが多く観察されますが、高層建造物のない郊外地域においては独立鉄塔に設置されている場合が多いです。左図は羽村市で撮影したものです。撮影点は5階建て建物の屋上からです。ここから空気が澄んでいる冬には雪化粧した富士山がきれいに見えます。この撮影は7月初旬でしたので肉眼でかろうじて見える程度でした。

 携帯電話基地局です。送受アンテナは目測40m程度の高さに3つ設置されているのが観察されます。その他のアンテナはない様子でした。800MHz帯のものであるとは確認してますが、1.5GHz帯が併設されているか否かはわかりません。鉄塔の基台を柵越しに見るとコンテナ(無線装置収容函)が2つ設置されています。敷地にはあとひとつコンテナを設置できるようにコンクリが打ってあるのでそのうち増設でもするのでしょうか?また、歩道からは鉄塔に貼り付けてある銘板が見えるのですがメモするのを忘れてしまいました。この銘板には局名とアンテナの型式、設置年月、そして設置会社名が記載されています。これを撮影した当時はそれをしげしげ眺めてる雰囲気ではないので毎朝、毎夕そそくさと通りすぎて行ってました…

 この基地局(無線中継局、と言うこともある)が開設される前までは羽村駅近くにあるビジネスホテル室内では9,600bpsデータ通信に困難を極めた(なんせ窓際で使わないといけない程度の弱さでした)のですが、今では強電界となり、机の上でも移動機の位置を気にせず使えます。その当時は松下P203を使っていました。最近ではデータ通信と言えばPHS利用が多いですが草の根ネットにつなぐ時などに利用してます。ちなみに羽村ってPHSは32Kでした(2000.07現在)。

 ここの文章は以前掲載したものに変更を加えたものです。

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