雨降山方 左図は中央道談合坂SAの北方にある雨降山(あふりやま)方を見たものです。山頂にマイクロ中継局が見えてます。

 談合坂SA上りからは山梨放送上野原局の鉄塔も望めますが、こちらの中継局はちょっと遠くにあります。SAから直線で4キロほど離れていますが、山頂に置局してありますので目立ちます。国土地理院の地形図(1/2.5万:上野原)を見ると山の名前は記載されていませんが、標高(1,177m)と電波塔の記号は記されています。


拡大して見ました 270mmの望遠で見て見ました。右側の鉄塔には2段のリングに複数の開口(カセグレン?)アンテナが、左側の鉄塔も1段しかありませんが塔頂に大きな尖ったレドームつきの開口アンテナが観察されます。送電線もありますが、2局の間にもう1局ありそうにも見えます。

 上記の地形図には電波塔の記号は2つしか記載されていませんが、山梨県の山(山と渓谷社・刊)によると『大きな電波塔が建つ雨降山』との記載があります。北都留三山のひとつ権現山の縦走コースのほぼ中央にあります。

 談合坂SA(上り)のある野田尻(SAの標高約400m)から最短距離で行く経路もある様ですが、山梨県の山のガイドだと大月から上野原の約10キロの縦走コースになってます。最短距離のルートでも高低差約700m(直線距離は地図上で4キロですが、曲がりくねった道なので実際はもっとあることでしょう)、定期保守や障害復旧作業時の入局の大変さがひしひしと伝わって来る様です…。


撮影:2009.10.18 10時前
初稿:2009.10.19


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