Last Update: May. 4, 1998
紅茶をいれるのって、難しいと思っていませんか...?
おいしい紅茶をいれるための5つのポイント(The Golden Rules)さえ押さえていれば、
誰でも簡単においしい紅茶をいれることができます。
- You should use high quality tea.
良質な茶葉を使う。
茶葉は、古くなると風味が落ちてきます。新鮮で、正しく保管されているものを使いましょう。
- Warm the tea pot.
ティーポットを温める。
紅茶を入れるのに適した湯温は95度以上と言われています。冷めたポットでは、沸騰した熱湯も冷めでしまいます。
お湯を冷めにくくするためにポットも温めておきましょう。
- Measure the tea into the pot.
茶葉を正確に量る。
カップ1杯分の茶葉の量は、通常2.5〜3.5gですが、茶葉の種類や、いただき方によって加減しなければなりません。
"一番おいしくいただくための茶葉の量" を正確に量りましょう。
- Add freshly boild water.
新鮮な水を沸騰させて使う。
紅茶を入れるのに適した水は、酸素をたくさん含んだ汲みたての新鮮な水を3分程度沸騰させたもの。
汲み置きの水や、沸かしすぎの水では、酸素が飛んでしまうため、ジャンピングが起きにくくなります。
- Wait a few minutes for the tea a brew.
茶葉を蒸らす。
ポットの中で紅茶をじっくり蒸らすと、茶葉から香りやおいしさが引き出されます。
蒸らす時間は、茶葉の種類や、いただき方によって違います。
BRAMAH Tea & Coffee Museum流の英国伝統ブレンド紅茶のいれ方です。
英国には "ミルクティー" という言葉はない!
・・・英国では、紅茶には必ずミルクを入れるそうです。
- 新鮮な水を使用し、沸騰したてのお湯を使用します。
- カップ及びティーポットを温めます。
- 紅茶の量は、ティースプーン山盛り一杯が一人分です。
- カップに常温の牛乳を 1 cm ほど入れておきます。
無調整牛乳を使いましょう。
- ポットに人数分の茶葉を入れ、沸騰したてのお湯を人数分入れ、かき混ぜてから蓋をする。
- しばらく蒸らします。蒸らす時間を正確にするために、タイマーを使いましょう。
蒸らす時間は、紅茶の種類や、グレード、飲み方などによって異なります。
アッサムは5〜6分、ダージリンは6分、セイロンは5分。
私は、砂時計を使っています。
- 時間が経過したら、蓋を開け、ティースプーンで葉を起こすようにかき混ぜてから、カップの縁近くまで紅茶を注ぐ。
- 紅茶を注ぐときは、必ずティーストレーナーを使いましょう。
- お好みで白砂糖をお使いください。
MARIAGE FRERESのフランス流紅茶芸術の紅茶のいれ方です。
フランス流紅茶芸術の真髄は、お茶の持つ本来の味・・・品質へのこだわりと美的、芸術的側面の探求だそうです。
紅茶までも芸術にしてしまう・・・フランスって、やっぱり芸術の国なんですね。
- ティーポットを温めます。フィルターを使うときはあらかじめセットしてポットと共に熱湯ですすぎます。
- 一人分はティースプーン一杯の茶葉を目安としてフィルターに入れます。そのまま数秒おいて、湯気でお茶の香りが漂ってくるのを待ちます。
- 茶葉が十分浸る量の熱湯をポットに入れます。
- 浸出を待ちます。
- ティーポットから茶葉をフィルターごと上げて、よくかき混ぜてからカップに注ぎます。
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