賃金の考察
賃金格差 格差社会BACKホーム
富士市 社会保険労務士 川口 徹

経済成長は国民を豊かにしたのか
ケインズの予想を
はるかに超えるほど豊かになったのに国民はさらに何を求めているのか
経済成長は自由の名のもと 
経済社会の格差を拡大してきたようである 強欲資本主義

思いやり助け合いの社会から
 経済成長は お金信仰が幸福を与えると確信させたようである 
そして対応の難しい人間関係・人間愛から
自己のわがままな支配欲の通用するペット愛を求めていったようである 
人間の扱いやすいペットが
支配欲も優しさも充足させ自己満足を与えてくれた 
半面人間の相互不信が 
気が付かないうちに格差社会を拡大していったことに不感症だったようである
経済成長が進んで
全体での豊かな社会の中での
個別での格差社会は社会不安の根源となっていくようすである
20180421

労働需要構造の変化
1980年代以降 情報通信技術の急速な進歩 安価な技術が一般に浸透 
大量の情報を迅速に処理することが可能になる 
ソフトウエア等の操作技術に習熟した人たち 
高技能人材 
パソコンとネットワークを活用 技能差 仕事の仕方を変える工夫 作業行程改善・能率の飛躍的向上

製造業の生産工程の海外移転 
低技能労働者の需要を弱める

かくして高技能人材の需要拡大と低技能労働者供給余剰上による賃金格差が生じる

賃金格差2 tinkak2.htm
新しい賃金体系
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/tinnginn.htm

育児支援2ikjisien2.htm
看護支援
ikjsienn.htm
暗黙知 形式知
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/koufuku/titekiski2.htm

働き方

育児支援 1

育児する権利  育児権

社会保険労務士 川口 徹 再雇用制度の勤務 在宅ワーカー BACKホーム

就業形態の選択

一般労働者との賃金格差が生じる根拠

@時間帯、時間幅、労働時間などで個別的雇用管理
A拘束性の弱い雇用管理(残業義務・程度、休日出勤 配置転換義務 転勤など)
B単純・補助業務や、臨時的労働に偏っている
C就業調整がおこなわれる
  収入が一定額を超えないように就業調整(バートタイム労働者の31.6%)しますので
  事業主は、交代制勤務や年末の繁忙期に人手確保に苦慮することになります

非課税限度額による所得の逆転現象について、税法では 配偶者特別控除の導入により解消されていますが、非課税限度額103万円を いまだ企業で配偶者手当支給制限の基準とするため、現実には、なお103万円を境として逆転現象があります

非正規雇用

同一価値労働同一賃金 一物一価
改正パートタイム労働法 2008/4/1

正社員並パート 一般パート 均衡 役割柔軟性 納得できる合理的理由

103万円非課税限度額

130万円(社会保険の被扶養者認定の限度額)

103万円を超え 所得税の課税対象になっても 
142万円未満までなら配偶者特別控除があるので夫婦の合計手取額は減らない
 しかし妻の収入が103万円を越すと家族・扶養手当(平均月額18713円)を支給しない企業がある

  一方で高度な職業能力を持つ短時間労働者
 
時間的制約を抱えながら 能力を活かした働き方を求めて それにふさわしいさまざまな職務に就けるよう短時間労働形態が広がっていくようにもなるのでしょう。

日本労働研究機構 花見会長 2002/8/3 非正社員なかに高度な専門性を持つ人材が生まれ重要な戦力になってきた

 勤務の明確化 時間賃金の考え方 多様な働き方 成果に見合った公正な処遇