目的集団排除の論理・自然集団包含の論理 2
私の主張 
富士市 TK-O 年金労務研究の川口徹
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shutyou/haijyhoug.htm
BACK主張1 

知的社会www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shutyou/titekiski.htm 
 
社会保障
包含の論理 排除の論理http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakhshou/shakhghj.htm

www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shutyou/jiyuu.htm 

政治家と企業家の精神構造の違い 
正義・心と効率・利益 優先順位に違い
政治と経済とは思考・目的 手段が異なる 
経済的視点で政治家を批判するマスコミは 的外れで安易な発想で害悪であろう

政治の目的は社会的正義であろう 経済は利益と生活の豊かさであろう 目標はほぼ同じで平和で豊かな社会であろう

政治家 
包含の論理 カオスの世界

経済 企業家 
選択排除の論理 

目的集団・排除の論理(企業など)と 自然存在集団・包含の論理(国家等)

個人の自由から 私企業の自由 それが経済を活発化させ 人々の生活を向上させます

私的集団は必要な人やものを選択します 排除の論理・選択の論理が可能です

個人の自由な生活 企業の自由な経済活動 競争と選別から それぞれが存在目的を追求します

貧困 政治的不安定 教育 相続による不平等が生じます 競争 闘争 猜疑心

市場主義   教育 医療 就職からの排除 ⇒  不平等社会 


国家は必要な人だけを構成員として選択できません 
全ての人を構成員として国民の権利(個人の市民権・教育・医療・保育)を保障します 
包含の論理
です 

国に対する権利は個人個人平等を原則とします 共生 信頼 安心 歴史的経験的原理です

地域住民の自治も包含の論理で思考しなければなりません ゲマインシャフト(精神集団)

会社においても株主平等の原則があります しかしこれは株式平等の原則で株主が平等という意味でありません 
この違いは大切です ゲゼルシャフト(利益集団)

国家は集団としての合理性により発展してきたが
国民国家は人間としての権利保護が目的です 
そのため個人私企業の自由な活動に合理的規制をします 近未来にはグローバル化して世界国家もありえます 
自由と規制のバランスをとります 両方の主張を止揚(いいとこどり)します 正反合 第3の道

しかし国の機関をつかさどるのが個人であり企業の影響を受けやすいことを考慮し 注意深い監視をしなければなりません 

http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/sikou/sikou.html
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/sikou/sizenks.html
www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/sikou/junask.html


運用管理者責任に対する不信

集団と個の利害の不一致

集団の組織 統治を司る主体は 
個々人の生活上の利害調節(コーディネーター)・規制 スケールメリットによる利益享受のためにあり、
個々の人たちの生活向上を目的とします 

しかし組織も成長発展してくると
独自の存立目的を持ち 自己目的のために 個の利益に反する事も生じます 

いわゆる思惟的補助手段・思考の手段として、
組織に法的あるいは社会的人格権を与えると
独立の権利〔組織の自己維持や自己拡大〕
を主張するようになります 

組織から離脱の自由 雇用の流動化

営利を目的とする会社でも社会の一員として社会活動をすることが期待されている
(最高裁大法廷70年6月)この判決は不評です


そして組織に支配力ある個人
一般の人たちと違った発想で組織の力を利用して 一般の人たちに支配者として現れ 
自己保身の手段として一般の人たちの権利を侵犯し利用する事が生じます (戦前・戦中の行政官僚と軍部 戦後は官僚と特定企業 企業の政治献金 圧力団体 90年代の日本経済崩落の課程での金融既得権益の保護)

国会と内閣によってコントロールされる機関である官僚組織としての各省庁が実態は優位の官僚内閣であった 
少なくとも選挙で主権在民を主張すべきでしょう

最初は人々の有益な組織が侵害者に変身するわけです (権利を守る規制が侵害する規制になる)

組織を利用した独断的・利己的行為 あるいは価値の押し付けが恐ろしい
このような事がないように何時も直接監視しなければなりません  参考例 ○○事業の破綻  信頼は悪の素になりかねないのです 

神奈川 新潟 警察局長 県警本部長の不祥事 職務を遂行しない職務給 マージャン手当 組織内の社会通念 常識???周囲の人も見て見ぬふり こっそりしてたわけであるまいに 
セイフティーネット悪用・モラルハザードの実践者は警察キャリアの代名詞

国家と言う単位での所得再分配や規制に限界 集権的な行政国家の転機

国民が政府の活動を如何に民主的にコントロールするかが重要 
情報公開 住民参加 合意形成の選挙制度

社会活動 包含の論理の合理性
集団として発展進歩 知恵の伝達

国家・行政の役割

社会から排除 行政国家が救済 生活保障

社会的排除の原因 
経済活動から排除された人々 障害者 
社会的弱者 働き場所からの排除

比較優位の論理

相対優位 特殊能力の開発 発見

レアな能力発見 社会組織の活動 組織としての合理性 効率化 社会的合理性と効率化 社会全体の利益

社会保障制度も 
個々人の生活向上を目的としていますが 

個人より国の繁栄 社会の安定などという標語の基に
個人個人が特定の人の道具とされ 
個人個人が下部構造の構成員としての評価に成り下がる事が生じます 個人が矮小化されるのです 

それを避けるために 
制度も個人個人の権利擁護のため 
わかりやすいもの
透明性の高いもの、
反論しやすいものにしなければなりません 発言の自由を尊重

それが自由主義社会の社会保障制度なのです 
わかりにくい年金保険・社会保障制度は危険ですし 
歴史的に認知されていません 21世紀は個の時代です

はじめに

行政の積極的介入

社会保障制度は 
人間としてふさわしい生活を求めての行政の積極的介入でしょうが
介入は自由の規制
を意味します 
多数派価値観の強制を意味します 
行政は人間の量的把握をします マイナーの価値観の持ち主にとっては不正義な制度です 

従って方向性を示す範囲か 
規制や負担は可能な限り少なくしなければなりませんし
あるいは個々人の自由を守るための規制として 国民の充分な理解を求めなければなりません
 (国家には基本的な仕事だけを任せる) 

参考のため 
公務員は共済年金です 厚生年金より有利です 
排除の論理の実践者です しかも相互扶助方式助け合いの理解を国民に求めます 不思議な精神構造です  自由人としてでなく組織の機関としての発言でしょう

しかしいかなる思想も 
人として生きるための手段
ですから
現在の社会保障制度が自分たちの幸福に繋がると思えば協力します 
情報公開と国民への説明責任が大切なのです

社会国家・福祉国家 
国民の福祉と社会的な平等を実現するには、経済的な自由などを規制する事は憲法は認めており 
国が積極的な役割を果たした方がいいと考えた結果 何をもたらしたか 
官僚主義 裁量行政 つまり行政がでしゃばることを許し 強い政府 大きな政府をつくってしまった 
行政がうしろに退き 市場原理が働く自己責任 自己実現の経済社会に変えていく必要がある 日経1999. 7 30より

 

日経2000/02/08より
仕事をする官も政も 他人のカネ(税金)を使って他人(国民)のための仕事をしながら 
実は自分の利益を追求しようとする人間に過ぎない (成蹊大某教授 経済思想史)

 

個人に保障されている自由思想には
善 徳などの倫理観は願望として期待されていますが内在していません 

IT革命時代には 大切なのは知識でなく 倫理観であり 
それを育むのは 学校教育か家庭教育か 社会教育か 政治の問題として話題に上がっています

行動の行き過ぎに歯止めをかけるのは やはり自由を保障されている個々人です 無関心は悪ということになります

 

倫理で(企業)選別の時代にと 高 巌早稲田大教授 2000/05/15の日経に見出しがありました 

三菱自動車リコール事件 ブルータスおまえもか?信頼は裏切りを生むのでしょうか それともお互いさんでしょうか

はじめに

 

生きる意味を理解 如何に生きるか
元気な高齢者gennki.htm
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shutyou/ikiru.htm#42

しかし 生きる意味を理解しなければなりません 人はどのような生き方を望んでいるか 
それは人の数だけあるでしょうが 
共通するところは少なくとも生きて良かったと思う より良き生を送る生き方でしょう (教養教育 リベラルアーツ)

人間はまず 衣食住の充足 自由 自己実現 社会に貢献(即自己存在の主張・アピール) と前者を充足しながら次の充足を求めていきます  

判断の視点も 
自己 家族 地域社会 自然の中の人間 国家 世界のなかの自分の位置 グローバルな視点  
視点の置き場所を変え 前者を包摂しながら価値判断評価を変えていきます

現在では生きる手段の一つとして 社会保障制度が 最大多数の最大幸福の近道だとの認識があります

制度は手段であって目的ではありません 個々の国民に生存の安心を充足した社会保障制度でなければなりません

生きる価値の根源は国民1人1人の心の中にあると考えるのが出発点です

衣食住がある程度安定すれば 
如何に生きるべきか 
個々人の生き方の自己決定権を保障するための社会保障制度だとも考えられます いわゆるセイフティーネットです  
そのため政治に関心を持とう

ここに現代的意義の社会保障制度の萌芽があります それには大きな政府・小さな政府の選択もしなければなりません

自由にも限界があります 自己決定の範囲にも限界があります それを議論して決めましょう

自由はベターですが 徳 真 善 美を必ず保障するものであるとは 私は思っていません

自由と自己責任 精神の緊張が続くと
そのうち思考疲労を起こします 思考停止を自ら求めます 
問題が起きるのはこのときです 要注意です

 

BACK主張1 

静岡SR経営労務センター 労働保険事務組合 会員
静岡県富士市 社会保険労務士  川口徹 

社会保障
包含の論理 排除の論理http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakhshou/shakhghj.htm

                              http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shutyou/haijyhoug.htm
行政の積極的介入
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/nenkin2/shakaiho.htm#25
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shutyou/ningekaih.htm
shutyou\reityou.html

http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/keizai/keizai4.htm
官の論理 民の論理www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shutyou/shutyou3.htm
自由論
www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shutyou/jiyuurn.htm
正義も怖い
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/kmyunet/seigi.htm
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shutyou.html
www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shutyou/jiyuisi.htm
http://www.h2.dion.ne.jp/~hiroseto/HIROSHIMA/PEACE/NOWAR/SH020701.html