自助と自立と社会保障  
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakhshou/shakahsh.htm

静岡県富士市西船津 社会保険労務士 川口徹
shakhshou/shakhoss.htm 
 
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自助と自律の社会保障社会は  
自由で民主的な 社会主義社会が期待でき 
個性と共生の 連帯社会となれるであろう 20200311

資本主義社会 自由重視 応能主義 格差社会  共生共存連帯と社会性に弱点
共産主義社会 
財産平等を重視 精神より物質重視 個性否定 画一化 非人間的

ディ―セントワーク 
ILOの定義
働き甲斐・生きがいのある仕事


社会福祉

個人的リスク 病気 怪我 出産 障害 死亡 老化 失業等での
貧困を予防 救済 生活の安定
所得移転 医療介護 社会的サービスを給付する制度 社会福祉
公衆衛生

経済的保障

財源 一般税収 ベバリッジ型 労使の保険料方式

社会保障と経済

 失業問題

救貧法 公的扶助

産業革命 により資本主義が定着 共済組合
ドイツで社会保険の仕組みが始まる 1883年疾病保険 1884年 労災保険 1889年年金保険
 ビスマルク 社会政策 社会保険制度を創設するが社会主義運動を弾圧 飴と鞭の政策

ベバリッジ報告書 1942年 イギリス

恐怖と欠乏からの自由 世界人権宣言 社会保障は人権の一つである

自助と自立

我が国の社会保障制度の基本的あり方
自助が基軸となり共助が補完する ラストが公助
特権意識 既得権益

わが国の社会保障給付は 子ども・若年層に対する支出水準が低い一方で 高齢者層に手厚い

少子化社会 少子高齢社会 
国の社会保障制度が行き詰まってくると 自分のことは自分で守ろうと意識が強まる 
民間の企業保険や年金へ移行することになるのだろうか 2011年1/19 定年退職者市場

不安な社会保障

若者から成人期への移行期に特有の諸問題 
福祉国家 社会保障制度 
多面的政策
持続的経済成長
豊富な労働力人口
高い婚姻率 安定した家族

社会的排除 排除の論理 包含の論理 社会的包摂

アンダークラスの問題
産業社会 労働市場の2極化 高技能群と低技能群に分離

パッシッブからアクティッブ
社会政策の与えられる客体から社会参加の主体へ 自助・自立

社会保障法・労働法の解釈
格差社会 公平 公正 民主制 自由と規制 歯止め
共同体 多元的共同体
大衆民主主義 大衆迎合主義と独裁政治の振り子的現象からの学習

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09年度政府予算52兆円
社会保障関係費 25兆円
年金等の特別会計80兆円
意思決定 運用管理 
年金未納問題 後期高齢者医療制度 介護の人材難 雇用の安全網 少子化

社会保障給付費は
8割は共助の分野の年金5割 3割が医療

社会保障の有るべき形(総論)の主張と現実の有るべき形を創る場合(各論)

個(個人)と 組織(集団)の関係
人間は社会の中で生きる 社会の中での自分の位置を確認する そして時代の変化応じて家族地域職場が変容
それに適応するがごとく個人の思考が変わっていく
狭き社会から広き社会に開放されると、束縛された個人が解放されて個人主義が認知されてきたのも
広き社会での生きる手段の選択肢が広がったせいであると思われる 
社会において助け合いがなければ豊かな社会生活は送ることができないという原理は これまでと変わらないのである
個と社会 川口を検索
これからの社会保障

社会保障の
有るべき形(総論)の主張と
現実の有るべき形を創る場合(各論)では
思考が大いに異なるようです
ポイントは「誰が汗を流すのか」の意識です
前者では自分以外の誰かが行い 自分は実行者のアドバイザー・指導者・批判者の立場に位置付けるようです
後者では自分が当事者と認識するので判断がシビアになります

前者では 助け合いの理念の 助けることが重視され・「自分は助けられる立場」で考えるようです 
弱い人には優しく接するので優しく善良で正義の人のようですが 
彼は何もにもしてくれないことが多くし なにもできない場合が多いようです

後者では 助けられることが強く意識され 「自分は自立を強く意識し 助ける立場」のことを考えるので
助ける場合の要件を厳しく限定するようですので 余裕はなくエゴイストのようにも見えますが 
助けられる立場にならないように普段から気をつける方が多いようです 
他人にも厳しいかもしれないが いざとなれば人を助ける余裕はあるようです

社会保障制度は後者の考え方でなければ成り立たないし 前者では万が一成り立っても持続はできないでしょう

しかるにマスメディア出てくる人たちは 
前者の人たちが庶民の味方と自称し正義の人の如く言動しています 
善良・正義を主張するのみの人が多くなれば社会は乱れていく気がします

善良・正義を主張・要求する人でなく 
善良・正義を評価される立場になる人が多くなる方が良いのではないかと思います

人には寛大さ 物にはクリアランス 遊びが必要ともいわれます 
フレキシビルという語も使われています
何時・何処で・どのように使うか 

お互いに支えあう 弱い立場いある人を社会全体として助ける 
しかし自称弱い人が多いのは問題である 2008/6/24

ベバリッジ報告 1942年
1950年 男性 58歳 女性61.5歳

年金医療介護 現役世代と 財政再建

生活保護 制度の簡潔さ 高額医療費 世代間不公平

経済成長 技術進歩の恩恵 平均生涯所得 成長成果の世代間分配

財源をめぐる議論 年金・医療・介護・少子化対策

国民の合意

自己利益重視 共同の利益 自己利益と共通の利益

負担と給付との関係 透明性 相応のサービス 医療の効率化

決定権限 当事者能力 当事者と観客


社会保障費
社会保障国民会議
年金医療少子化対策 国民の安心と安全
2006/6/20

給付抑制路線 国民負担増

医療介護サービスの拡充 
医療機関の地域連合 人材の計画的育成 診療報酬体系の見直し

高額療養費制度 低所得者対策の共通化

簡素で効率 公平で透明

短時間勤務・子育て勤務 環境の整備

国民年金未納 3人に1人 パート労働者の厚生年金適用拡大

基礎年金の最低保障額

給付と負担

社会保障費
年金 医療 介護 生活保護

社会保障給付費 2006年度 90兆円 2007年度 93兆6千億円 2011年度106兆円 25年度141兆円

社会保障にかかる経費 社会保障費
年金 医療 介護にかかる経費

1  社会的連帯の理念

社会保障制度はこの世に生を受けた人間が安心して一生を送れるように 
病気 失業 障害 等のリスクを最小限にとどめる安全ネットの役割 
そして年金などが所得保障として考えられたものです 
社会的連帯の理念
に根ざしています

最近の定義の例としては、社会保障制度審議会が、
社会保障とは「国民の生活の安定が損なわれた場合に、国民に健やかで安心できる生活を保障することを目的として、
公的責任で生活を支える給付を行うもの」と定義している。

その発端は救貧法・生活保護・生活救済・ヒュウーマニズム人間愛からです 
救貧 防貧対策  社会扶助方式
それに加えて 生産現場のの人達の相互扶助の精神からです   社会保険方式

社会保障制度はこの基本理念の異なった二つを包含して存在しています

社会保障制度は庶民愚弄型の一面もあります  政・官・資尊民卑 

私の子供時代は 庶民の職業は 魚屋 八百屋 床屋 鍛冶屋 菓子屋 呉服屋 と”屋”がつきました 

今では 政治屋 経営屋と庶民の職業の屋がつくと卑下して使われています 偉いのは経営者 政治家というらしい 
また政治家でも程度が落ちるとあの人は政治屋でなく商人みたいだという使い方をします

この思想が社会保障制度にもあります 
すなわち庶民はお金等の使い方が下手だから政府が使い方を指導するとか管理するということです 
官が民を指導する これが強制拠出・申請給付です 
大きな政府志向になります  玉石混交 石を取り除かねばなりません

地方自治体の首長も 官出身が多く 組織票で選挙が形骸化しています  
間違いました 形骸化していました ニュウ ミレ二アム
過去形ですと思いましたが!!???? そともともいえないとの見解もたくさんあるようです
2006/2/9

課税最低限(控除の合計額) 現行所得税の課税最低限 標準世帯382万円

現在では 
社会保障制度

現役期の人の能力の最大発揮・活用のためのセイフティーネットとしての意味が加えられます 
すなわち人的資源の効率的活用で全体のレベルアップを目指し その成果を国民に還元を目的とします

はじめに

「改革の要点1」
2 人的資源の効率的活用

労働保険は労働者の保護を目的としますと記述されていますが 労働者の保護のみを目的としてるわけではありません

人の労働能力の最大発揮・活用を言外に含んでいるわけですし かつ期待されているわけです 

従って労働者の権利を主張し 
自分を守る事は
第一段階として 国(企業ではありません)のためになるということです
 

万が一の労働能力喪失の場合にも可能な限り手厚く保護する事は 現役労働者に心強い安心を与えるためです
正当な権利を主張することは
国家が健全であることの証明にもなります 国は企業より上位概念です

安心と安全を保障することにより
更なる個人の能力を発揮してもらい社会全体のレベルアップを志向するということでしょう

情報や知識は現場現場に広く分散 身近な人が活用することにより経済効果が上がる

いったん開始された所得再分配政策は民主的な過程を通してスリム化されることはないだろう  F・ハイエク

個人の能力開発 
労働市場のミスマッチの解消 
育児や介護と仕事の両立
病気など不測の事態に遭遇した場合の公的安全ネット

日経社説より1999.12.11
今は一部の相当の能力の持ち主でない限り 
選択の喜びを享受しぬくい過渡期にある
生涯のどの段階でも無理なく学べる教育制度が定着するなどの
慣行の変化や仕組み制度の整備が必要だ

租税 児童手当3歳未満 17、5万円の給付 保育サービス〔入学前まで〕550万円 高校まで1000万円 国立大学800万円

老齢年金 年間200万円 老人医療 76万円 2015年には3人の現役世代で1人の高齢者を支えます

 

3 老後のリスクと不安

老後のリスクと不安
社会保障制度が取り除く  しかし社会保障制度は不公平感も醸成する

支払う保険料と受け取る保険金が等しければ社会保険制度は要らない 等しくなければ不公平? 

努力や責任に応じて負担を調節  応能負担の見直し

個人の努力
個人の努力により 失業 疾病などのリスクを少なくする

社会保険制度は
不安を取り除くが
実際の恩恵を蒙る人は可能な限り少なくしなければならない 
従って
リスク予防を重点政策にしなければなりません 

また若い時の障害と
老後のリスクは
自己責任の範囲に差があります 自己責任の範囲と枠外を考えねばなりません

キーワード 社会保障制度と税制  負担と受益の公平 自助と公助のバランス

健康維持活動 生活習慣病の予防

児童福祉 教育 職業訓練と続く連続的な人的資本の強化

各人が生活保障能力を強化する

社会保障 全世代型に
幼児教育・保育の無償化の拡大 大学などの高等教育も低所得世帯に限り無償化 全世代型へ

認可保育所・幼稚園 こども園の利用料
3〜5歳児は全世帯  無料 0歳児から2歳児 住民税非課税世帯に限り無償 2019年10月から実施
人づくり革命

リカレント教育
高齢者を初めて採用した企業の助成制度

 

ミレ二アル世代 1981年〜96年生まれ
M世代の特色
金融危機 失業の増加 格差拡大 気候問題の深刻化等厳しい環境で育つ
消費行動 職業観 社会的価値感が大きく異なる 
デジタルネイティブ世代 情報を簡単瞬時に入手可能

物より経験 所有より借用 
交流サイト 経験の共有 SNS等の第3者評価を重視 
仕事の充実感や大義を重視 
社会や環境への貢献 非財産的価値を重視 日経大機小機2016・9・29


社会保障改革索引
社会保障
1 :社会的連帯の理念http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakhshou/shakhrent.htm#1
2 人的資源の効率的活用http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakhshou/shakoss.htm
社会保障制度の歴史http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakaiho4.htm
年金改革の目的とその社会shakaiho.htm#n1

3 老後のリスクと不安
個人の努力により 失業 疾病などのリスクを少なくする


http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shahoshou.htm

健康保険の歴史kenkhrek.html#1
労働保険roudhou\rodhkhou.htm 労働保険事務HelloWork/roudouho.htm
事業所を新たに設置・労働保険の加入手続きと保険料の申告・納付が必要HelloWork/roudouho.htm#23
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shahoshou.htm
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善を 語るものは多く 行うものは少なし
他人はあてには出来ない あてにすること自体がおかしいと理解すべきなのでしょうか

社会保障 年金 介護 医療shakhshou\shakahs2.htm

社会保険と社会保障 社会保障と社会扶助
http://www.pref.shizuoka.jp/governor/talk/sanmi02/index.htm

同世代の連帯感・相互扶助と世代間扶養という不条理・将来世代への負担先送りの狡さ(ずるさ)
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/nenkin2/shahsghjy.htm

社会保障制度と年金制度改正に向けてshakhshou\shakaiho3.htm shakhshou\shakaiho3.htm
seiji

社会保障の基本概念
http://www.mhlw.go.jp/shingi/0112/s1214-3d.html
福祉・老齢福祉年金・生活保護
hukusi\hukusi.htm

社会保障shahoshou\shahosho.htm

個と組織shutyou\shutyou4.htm 個即全 全即個 個人の創造力
明治7年 1874年じゅつ救規則 欧米の公的扶助と共済制度を参考昭和14年船員保険

社会保障の有るべき形(総論)の主張と現実の有るべき形を創る場合(各論)

社会保障制度http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shahosho.htm
社会保障法・労働法の解釈・読み方http://bekkoame.ne.jp/~tk-o/kaishaku.htm


C:国民を幸せにする社会保障shakhshou\shakho.htm

社会保障包含の論理 排除の論理

http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakhshou/shakhghj.htm  
これからの社会保障 私の見解大きな政府shakhshou\ooknseih.htmshazaign.htm
社会保障と政府shakhshou\seihushkh.htm
社会保障と経済shakhshou\shahokeiz.htm
社会保障制度関連shakhshou\shahosho.htm

社会保障の財源
shazaign.htm
財源http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakhshou/shakhszg.htm
司法の役割と行政の役割
shakhshou\sihogyose.htm 
平等と個人
 shakhshou\sisou.htm

社会保障の形成  
社会保障法の体系  
社会保障法における受給権  
社会保障給付と損害賠償との調整  
手続的保障と権利救済  社会保障の財政
社会手当   社会福祉サービス