社会主義社会保障と自己責任
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/jiyuu/jiyuutou.htm
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakahsh/shahjiks.htm

  静岡県富士市西船津 特定社会保険労務士 川口徹 BACKホーム

社会保障と関連する理念や哲学 厚生労働省で検索
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/12/dl/1-02.pdf
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/12/dl/1-00.pdf

領主と農民の関係が
産業革命が始まると 自由と民主主義の
自由社会において産業革命が始まると生産手段の所有者(資本家階級)と無産者階級(労働者 兵士 農民)に分離

 少数エリートが支配権を握れば 共産主義国家 支配階級(国の権力者が資本家階級に該当する) 独裁者と服従・隷従国民となる

民主主義制度の下 民主主義的手続きが行われる場合 自由主義国家の資本主義社会となる 
自由の論理により正当化された資本の論理、契約の論理により やがて企業家と無産者階級の労働者に変貌していく 貧困の自由といわれた
資本主義社会 企業家が支配階級になっていく

資本家階級と無産者階級の格差拡大が政情不安を生み 社会不安となり 社会主義思想が顕在化していく
資本主義社会の市場の論理が景気変動を包摂し 不景気の到来が社会不安を増長する
ケインズとシュン」ペーターの経済思想 
相反する思考であっても動態的思考は 時期は変われば適用される社会的状況により適合するのである 
ケインズは1929年頃 そしてシュンぺーターは 現在2000年代なのである

アダムスミスには市場論と見えざる手 道徳感情論がある
これからは自由論の枠の中で 社会主義と社会保障論、自己責任論を思索し、考慮する必要があろう 川口 20190818

自立と連帯・効率と公正 格差 その他

社会保障包含の論理 排除の論理
shakhshou\shakhghj.htm
これからの社会保障 私の見解大きな政府shakhshou\ooknseih.htm
世代内の公平 所得の再分配

自助 公助 共助

共助の希薄化 都市化 環境 誰かがする 
他人への関心の希薄化 国などへの依存心 人を気遣う気風 
参加しやすい仕組み 行動規範

社会保障依存症も病気なのか 依存症患者が社会保障制度を破壊する
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/jiyuu/jiyuutou.htm

社会主義
源流は原始共同体 
近代の社会主義 18世紀以降の産業革命 市場原理の自由放任型の資本主義の反発
貧富の差 格差拡大 固定的・恒常的貧困 社会不安が顕在化
個人主義・個別化の対比語社会化
歴史的には社会主義は
個人主義的な自由主義やその経済的視点の資本主義などの対比概念として使用
社会主義思想 

対極は生産手段の公有平等・共産主義思想 暴力革命マルクス主義 唯物史観 剰余価値説
少数エリ-と支配・一党独裁のロシア共産主義  
中華人民共和国 ベトナム 市場原理の導入

社会民主主義 
自由主義と民主主義 イギリスドイツフランスイタリアスペインなどの社会民主主義政党
国際組織社会主義インターナショナル

社会保障と経済 近代資本主義shakhshou\shahokeiz.htm

社会的存在と個別的存在 独立自尊
助け合い部分と自己責任部分の区分け
意思責任
厳格さと曖昧さ
冷徹さと惻隠の情

リンク厚生労働省:政策レポート(戦後社会保障制度史)
年金制度の変遷
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/nenkin/nekhnsn.html

社会保障の財源
年金の財源http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/nenkzaign.htm
同一世代(高齢者同一世代内)の相互扶助方式「改革の要点」
shakahsh.htm#1
社会保障の財源 国庫負担金http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakahsh/shakhzg.htm
社会保障の財源 企業年金は積み立て方式http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakahsh/shazaign.htm

社会保障 支給金額 年間88兆円 内訳 年金 46兆円 医療 28兆円 2005年 
財源 税金と社会保険料

一般会計83兆円2008年

社会保障の財源
年金の財源 年金の一元化
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/hou.htm hou.htm

税金 社会保険料
保険料方式といっても多額の国庫負担金を投入している
受益(給付)と負担の関係が少なくなっている 

基礎年金 国庫負担金が3分の1から2分の1へ 
高齢者医療 介護保険(50%が公費負担)の財源は
(権利として主張できる)保険方式から 税方式へ比重が移行している

積立方式 保険料と給付が関連
賦課方式 保険料と給付が断絶 税と同じ性格になる
国民年金の賦課方式は国家の行うねずみ講年金です

税方式 所得税(公平性重視)か消費税(逆進的・労働意欲・広く負担)か
支援を必要としない高所得の高齢者 資力審査に多大な行政コスト

現在 少子高齢化のおける社会保障制度と税制
老齢年金 高齢者医者医療 高齢者介護等の社会保険等と税制
年金制度は
はじめに

経済的不平等の固定化
所得資産格差

1980年代後半からバブル期にかけて格差問題
相続資産の規模で格差が生まれる
資産への課税 資産移転への課税

生前贈与 遺産贈与などの私的個人間の所有権移転 これらの関係は
相続財産となれば 後世代の機会の平等を阻害する働きをします 
ここを議論すべきだと思いますが いかがでしょう
相続税が高ければ消費を促進すると思いますが 「美田は残さず」と諺にもあります

 

同一世代(高齢者同一世代内)の相互扶助方式「改革の要点」
私が不思議に思うのは相互扶助方式であります 異世代 後世代が介護費用を負担する相互扶助方式 賦課方式です 
順繰りの後世代相互(世代間)扶助方式ですが 同世代の相互(高齢者世代内)扶助方式も考えて良いのではないか 
現役世代から高齢世代にシフトして世代間の公平を図る

高齢者は長年の生活の中から貧富の差が広がっています(所得格差・資産格差が大きい)
高齢者の大幅な所得控除は逆進性が強い 年金課税 資産課税 高所得層への給付の見直し

65歳以上の高齢者世帯の貯蓄額2500万円 全現役世代平均の1.5倍 高齢者1人当たりの収入は現役世代と変わらない
しかし 高齢者世帯の
3割は100万円未満の金融資産 15%は年収100万円未満 (平成13年国民生活白書)

高齢者と若年層との世代間格差
年金が格差助長 高齢者の底上げ
日本の資本市場に深みが欠けるのは高齢者世代の金融資産保有率が高いからである 
彼らはリスクをとる必要もないし
 またそれが必ずしも彼らにとって望ましいわけではない 2002.0401日経

多数の豊かな高齢者が賦課方式によって
相対的に貧しい現役世代に年金・医療・介護について負担を強いる制度 
日経2000/06/28 鴇田(ときた)一ツ橋教授

高齢者の所得や資産の水準は個人による格差が大きいが 平均すれば現役世代と比べ必ずしも少なくない 日経2000/03/16
高齢者向けの優遇税制の大幅な見直し 高齢者にも負担 社会保険方式よりも消費税方式との提案あり
2000年の推計人口は 50歳以上が成年人口のほぼ半数を占める
負債を除いた日本の純金融資産でみれば50代以上は82%弱を保有する豊かな世代(国立社会保障人口問題研究所)

世代内の公平 日経2003/.6/1 小塩隆士 学芸大助教授
今までは世代間の公平が重視されていた。 賦課方式は 少子高齢社会では 世代間格差を拡大させた
公的年金は 最低限の所得保障 基礎年金のみに限定 世代内扶養へ 業種間年金制度 高齢者優遇税制
chousa

 

このように金融資産も多い高齢者が
なぜ現役世代の援助を受けるような仕組みになるのか  

このことは老親の財産(相続財産となる)への目減りを防ぐ一部の相続人(子)の潜在的策略としか考えられない
 
世代内格差の縮小  うんざりするほど耳にする抜本的対策 

給付水準<負担
全体の枠組みの議論 選択 実行
将来世帯の負担の限界 世代内扶助

参考 リバースモーゲージ 
不動産を担保に生活資金を借り入れ 死亡後に不動産を処分することで返済する

年金改革の論点http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shnkk.htm#59

要介護者のいない低所得者の保険料負担は社会保障制度の不正義の部分であり 疑問と不信感を持たせます
富裕者も多い高齢者の同世代の人への助け合いはないのでしょうか
世代間の公平と世代内の公平 世代間の相互扶助と世代内の相互扶助 扶助と公平

それよりも子の養育費教育費の現在の公的扶助から 社会的責任による費用の全額負担が論理的です 
若い世代は資産の蓄積がない 高齢者は自己責任による資産蓄積の期間が長い

現在年金保険で使われている世代間扶養の意味は

一 社会的世代間扶養(家族間の世代間扶養でない) 
 現役世代の拠出金を原資として年金の給付金を決めると言う意味です  従って給付金が現役世代の 人口構成の影響を受けます
 人口から中立的な制度でなければ世代間の公平性 財政の安定性は期待できないでしょう

経済的強者と弱者 高齢同世代の(高齢者同一の世代内)の所得再分配・助け合い

低所得者と所得再分

年金保険制度には所得再分配という理念がありますが 
高齢同世代の高額所得者と低所得者間(高齢者の同一世代内)の所得再分配・助け合い・・・ 
それはどこに行ったのでしょうか

同世代どうしで解決したらどうでしょう 同世代の助け合いはしない? 話がとんでもない方向にそれている 大蔵省・・?? 
助け合いという言葉には注意を要します 累進消費税 所得税(累進税率 勤労意欲の減退 助けたくない?)

高所得の高齢者 富裕な高齢者もたくさんいます 
この富裕層の高齢者は同世代の相互扶助として介護費用の負担をする気はないのでしょうか 
同世代の富は同世代の人達の働きの結果ではないのですか 

世代間の所得再分配よりも高齢者同一世代内の所得再分配を重視すべきとも思われます

しかし現在では無理でしょう なぜならば共通の不安ではないからです 
若者なら将来に対する共通の不安はありますが富裕な高齢者は経済的不安はないから扶助の相互性はないのです  
富裕な高齢者はその富を楽しむのは当然のことだということです   

機会の平等と結果の平等

社会保障制度
自己責任・自助努力では解決できない場合の相互扶助制度であるのに
自己責任・自助努力で解決しているものまで世代間の助け合いに含めるのは高齢者に対する偏見の世論つくりである

不必要に若者に負担を感じさせる世論は社会悪ですし 
公的機関の不適切で不必要な介入になります

立ち上げは国家だとしても 将来は地域住民の自発的相互扶助精神の醸成による介護にしなければならないと思います

介護保険の負担が多くなれば私有財産との関連も考慮しなければなりません 
社会的責任が強調されれば自由も制限されなければならなくなります 

子の扶養と親の公的介護

子の育児・扶養は親の責任・私的責任(公的扶助) 
親の介護は社会的責任(介護保険) この発想の違いはなぜか 

高齢者の福祉が社会保険であり 育児が公的扶助で成り立ち、社会保険でない 
この二者の相違もかんがえなければなりません 


次世代現役の子供の育成が親・個人の責任で成り立っています 
これを抽象的に世代間として捉えれば矛盾は感じないかもしれませんが 
具体的個人から捉えれば 育児に携わる人と 育児を負担しない人との間の不公平があります

今までは 子が直接老親の面倒を見ていた 
これからは老齢年金を介して親の面倒を見るのであるから納得と言う方が多いけれど 
子が多額の保険料を納付しても ほんの小額の年金しか受給できない親も生じます 
多数決で決めますか 多数決は不条理です → 育児の社会性

自由 自己責任 社会化 社会的責任 この程度とか バランスが議論されることになるのでしょうか

責任の社会化が
個人を責任から開放し それはさらに責任の分散を生じ 責任の所在があいまいになり 
無責任社会へ
との恐れもあるのです

出産・育児 生まれる権利・生む権利を考えよう 

はじめに

参考 介護保険

生活保護は税金のみ

       
子育て 児童手当 小学校卒業まで
3歳未満
3歳以上
企業と税金
病気 健康保険 医療費の7割
70歳以上9割等
出産一時金 埋葬料
7から8%
国保 税金も投入
失業 雇用保険 5割〜8割 90から360日 2% 税金も投入
  生活保護 最低限度の保障  
  厚生年金 給料比例  
  介護保険 9割支給 65歳以上は全国平均4000円

http://www.mhlw.go.jp/ 

経済 暮らしと安全保障 格差 民主国家

戦後レジームからの脱却 自立と共生

北欧諸国 オランダ和蘭 アイルランド カナダ デンマーク スウェ-デン フィンランド

国民所得の7割 重い税 社会保険料負担

1993年 GDP 日本世界3位 2006年日本世界18位

労働市場の規制緩和 市場開放 税制改革 創造力の育成

分別 自立心 環境への対応力 助け合いの精神

人間の幸福は富の追求shutyou/2007.htm

1  社会的連帯の理念
2 人的資源の効率的活用
3 老後のリスクと不安
個人の努力により 失業 疾病などのリスクを少なくする
高齢社会の年金nenkin2\shaho.htm
社会保障私見nenkin2\shakaiho.htm 8 私の年金感 社会保障制度 
手続きnenkin2tetuduki.htm ※ 老齢年金請求 手続き 2 障害年金  3 遺族年金 4 共済年金 5部分年金
話題nenkin2wadai.htm

https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/12/dl/1-00.pdf

法定福利厚生社会保障給付費http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakahsh/shahskyh.htm
社会保障とはhttp://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakahsh/shakahs.htm
年金介護医療http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakahsh/shakahs2.htm
社会保障とは3http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakahsh/shakahs3.htm
社会保障制度と年金制度改正に向けて shakhshou\shakaiho3.htm
社会保障法http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakahsh/shakahsh.htm
社会保障shakhshou\shakahsh.htm
社会保障2 人的資源の効率的活用shakhshou\shakaho.htm
社会保障法の悪用http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakahsh/shkhakyo.htm
社会保障の生活破壊
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakahsh/shahshki.htm

経済的強者と弱者
高齢同世代の(高齢者同一の世代内)の所得再分配・助け合い#11-3
低所得者と所得再分
個(個人)と 組織(集団)の関係
個即全 全即個 個人の創造力

社会保障法 あるべき形http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shakahsh/shakahsh.htm
shahskyh.htm 社会保障給付費

社会保障制度関連法http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shahosho.htm
社会保障法・労働法の解釈・読み方
http://bekkoame.ne.jp/~tk-o/kaishaku.htm

社会保障と政府shakhshou\seihushkh.htm
社会保障の財源
shakhshou\shakho.htm
社会保障社会的連帯の理念shakhshou\shakhrent.htm
司法の役割と行政の役割
shakhshou\sihogyose.htm 
社会保障社会的連帯の理念
平等と個人
 shakhshou\sisou.htm
社会保障 5つの安心プラン shakhshou\shakahs5.htm 
社会保障の財源shakhshou\shakho2.htm  

BACKホーム