私の主張 法化社会 法の支配 

TK-O 年金労務研究 富士市 社会保険労務士 川口徹

伝統的犯罪感から 市場の公正さ 市場法的観点に転換 経済法違反 事後的制裁 制裁システム
非日常的世界の犯罪と
経済活動に適用されるルールの実効性担保の刑事処罰

1 法の支配 ルール・オブ・ロウ 2 資本市場健全化の為に 3 公的企業の職員は 4 法令遵守   5  法化社会   
6 企業の社会的責任CSR 社会貢献   企業の社会的責任 csr.html http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shutyou/shutyou1.htm http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shutyou/st2005.htm#4 私の主張shutyou\shutyou.html  倫理rinri\rinri.htm shutyou/st2005.htm#23 shutyou/rinrikgy.htm http://www.waseda.jp/hougakubu/main/about/message.html

1 法の支配 
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/1503/hounosihai.html
http://www.wat.co.jp/law/sample.htm http://www.wat.co.jp/law/1-3b.htm

21世紀型のいわゆる
「法化社会」あるいは「事後規制型社会」を迎え、
法の支配が徹底される社会が到来しつつあります。
法の支配が徹底した社会は、ことさら法の実現を通して、
すべての市民に認められた権利の擁護と責任の履行がいっそう求められます。
早稲田大学法学部長のあいさつより

自由に自分で考え 自律する社会 それは事後規制型社会・結果責任 自己責任でもあるのです 
法の支配の法は法律(実体法)より大きな概念です 自然法まではいかないのかも 2006/5/30

人は、法に服従する前に、その法について判断を下す自由をもつべきであり、
自己が遵守するに値するものかどうかを尋ねる権利と義務とがある。
自然法は現代の民主政治においてなお機能するとも考えられている。 自然法の機能より 井上茂

一般論として
公正 法律の精神 明文の禁止規定に反しなければ遵法(コンプライアンス)なのか
ただ 批判する側・大企業経営者などもいまだ相当嘘を隠してているという疑惑がある故に五十歩百歩という感じのようです 
例外はあるが社会的責任なんて言うのもかぶりものかも

ルール・オブ・ロウ(法の支配) 法に反しなければいいのか ?  法とは何か? ア プリオリの世界か?
法は文言の解釈によりその意味を明らかにします その解釈は法の理念に従います 
その理念は文化が内包されています  裁判官の良心と表現されています 法は文言のみで判断してはいけないのです 国家 社会 思想
刑法は罪刑法定主義です これにより刑罰からの自由が保障されますが 法をこの視点で見る側は悪人的見方なのです 
この規定に反しなければ罰せられないということが重視される 人権尊重のため刑法ではそれが原理になっています

人として如何なる行為をなすべきかが大切であり 
法文から自己の行動規範を見出すことになるものだと思います 従って文言化されていない事象も法の支配を受けることになるのだと思います
法違反でないので刑はないけれど積極的に公権力によって保護されない事象もあってしかるべきだということです 
ホリ衛門・フジテレビ騒動 ライブドアは
民事法に信義則があります 商取り引きには取り引きの安全・外観も重視されますが
堀江もんの時間外取り引き行為に起因する効果は 法によって積極的に保護することになる判断を軽率にしてはなりません 
それは法の理念に反している疑いがあるからです 
資本主義社会の 商行為として 実体法に違反しなくても 公権力による保護の対象外にあるべきものでしょう

自由への行き過ぎた保護は
経済産業社会の大規模な混乱を覚悟しなければならない
この若者の元気さを賞賛している裏側の道義性の腐敗は
資本主義社会の企業人に対する不信感を増幅させることのなるでしょう 

企業は公害に関しては挙証責任の解決まで住民を苦しめたが 
法律として明記されていなければ自由であるという思考で 今回は企業間の争いが生じたが 
そのうち この悪人側の法の見方が普及して 国民を苦しめるようになるのでしょうか 
もっとも 国際的には法の網をくぐるのは常識のようですが 
これは文化の相違で 
日本国内の常識と国際間の常識は異なって当然だと思いますが いかかでしょう?

資本主義は優れた経済システムであるが 
自由主義社会における一つの機能であるに過ぎない 
自由は思想・表現の自由などいろいろあります
よく練った構想の想定の範囲内だとすれば 
法の悪用は 自明の理の如くです 時間外取り引きの存在目的の認識はあったはずでしょう 

若者の元気さを賞賛しても動機の汚さは正当化できませんが 
ただフランス革命も明治維新も正義の積み重ねではなかった 
薩摩藩の密貿易が革命の成功の要素であるが如くホリ衛門の評価も時の経過が必要でしょう  
株主権軽視(株主ではありません)の今までの会社経営に警鐘を鳴らしたとすれば
悪名という自己犠牲の下に立派に世のために尽くしたことになるかもしれません 

拡大的価値観の提示となればもっと功績が評価されるでしょう 
現代の高杉晋作か坂本竜馬か 目的成就すれば伊藤博文かも知れません 情報革命 IT革命shutyou/shutyou.html#11
時が経てばわかるでしょうが 
ゲーム感覚の延長の無機的人間・錬金術師かもしれません 
後からつける理屈・建前論の食虫植物2005/2/27

苦悩する地裁の判断 
時間外取り引きと新株引き換え権の因果関係を考えれば
一体的に判断・処理すべきでしょう 攻撃 防御 正当防衛 過剰防衛 

裁判官の全人格的判断で決定の是非を国民に明示すべきでしょう
さもなくば法律家・学者も裁判官も要らない コンピュ--ターに判断させるのが経済的 効率的ですよ 

会社は誰の者か 役員 従業員 株主  役員のもの 役員と従業員のものから 株主のものへと意識の復活・債権者意識から所有者意識 会社設立時は株主 従業員を雇用すれば従業員の生活を保障する義務が生じます2005/3/11

東京証券取引所の立会い外取り引きの目的外使用で大量のニッポン放送株を取得した行為は法の精神に反する 日経 2005/3/12

大樹小機より(私もほぼ同じような考えなので引用させてもらいました)
金融弁護士と金融庁に任せておくと 今やっていることはみな適法とされる

米国は不公正取引を網羅的に捕まえる包括規定が大活躍するため、やましい行為に対する抑止力が働く 
日本にもある包括規定を活用すれば こうした行為はたった今違法だ

「適法だが問題だから法改正」との見解は
害されている被害やそこなわれている価値の回復や救済は行わないことを意味する 
司法が勇断を示さない限り 日本の資本市場、企業社会の劣化はとどまるところを知らないだろう 
しかしこのたびの東京地裁決定も適法だが改正は必要を繰り返し トストネット取り引きを不問に付したのだ(盤側)2005/3/15
東京地裁の商事OOの裁判官は優秀だとの先入観を植え付けていますが 20年程前 官僚は優秀だとか経済人は一流だとかいわれていましたがこの15年でそれが嘘であったと証明されましたが

今度は裁判官が大正時代の法律家の如く明確であるが非常識は判断をしていると暴露していくのでしょうか 
それとも地裁のレベルだから仕方がないのでしょうか 
法といっても刑事法と民事法とは役割・効果が異なります 
商事法は罪刑法定主義に近いのでしょうか 条文上明確でなければ適法で保護されるのでしょうか
労働法違反などの場合は
その前に憲法や民法からも違法とされておるもの(裁判によって明確になる)を労働法に条文化することによって明確にして争いを避ける役割をします2005/3/15

企業団体の自由な活動

事後的に適正で効果的制裁 制裁システム

法の趣旨 目的 評価 適正な制裁

経済社会 市場法 証券取引法 違反

経済社会のルールの実効性を担保 市場法的観点 経済社会の制裁システム

旧来の刑事司法 犯罪 適切な事実認定 科刑

7 議会制民主主義
立憲民主主義 多様な世界観や価値観
私の領域と公の領域 企業と国家 個人と国家
私的領域での自由
公的領域・空間共通する社会全体の利益の実現 公平な決定
共通空間 共通価値の多寡が規制や社会保障を目指すか行動の自由と機会 選択肢の保障 個人責任
2005/4/27

市場経済と法

人間の幸福は富の追求だけではかなえられないが 社会は経済的条件の充足なしに安定を維持できない 人間に営利は必要である

営利には維持・存続するため 蓄積するため 他人に配分するための営利がある

非営利法人でも維持・存続し 将来に備えるための営利は必要だ

人間の自由と平等を基盤とする創意の尊重が必要

民法を中心とする市民社会の法

公正な取り引き秩序 市場の秩序を維持するための市場法

個人の営利活動が富の蓄積それ自体を自己目的化しがちである

市場で形成された価格の歪曲が人間に不幸をもたらし市民社会に敵対する危険を常に内包する

マルクス 市場が人間を支配する

人間性と資本の一体の条件と課題

2005/4/8  上村達男 早稲田大学教授安藤忠雄  日経 やさしい経済学より 

2 資本市場健全化の為に

市場の秩序を乱すルール違反に重罪

制度の濫用 法の目的

3 官と民

BACKホーム

4 法令遵守

法令遵守と大合唱 しかしこれはばれなければ良いという前提なのか ばれるまでしらを切る 経済法商法など

労働法基準法などの法令違反は当たり前すぎて話題にしない 話題にならないから基準法違反は当然で 
遵法者は変わり者でそのうち倒産といわれるのが現実です 性善説とか信頼していたといえば免責されます 

社会的責任 法令遵守と嘯いている企業家には労働基準法など労働法遵守をチェックしてみるのがいいでしょう

/rinri\rinri.htm

憲法は最高法規であって人権保障を最大課題にしています しかるに現実は企業保護を最重視しています 企業は法人になっていますので人権とは法人であって自然人ではなかったのかと錯覚を起こします 2006/2/5

5 法化社会  

事前規制社会から事後制裁・救済型社会

透明 公正 自己責任 自由 競争・事業活動

事後制裁 
行政処分 課徴金(独禁法違反) 業務停止 営業停止 指名停止
司法    損害賠償請求 個人処罰 法人処罰

法律の内容が合理的でないと 行政の恣意的裁量行政がはびこる

6 企業の社会的責任 csr.html CSR 社会貢献

企業の法令遵守コンプライアンス

BACK主張1 

静岡SR経営労務センター 労働保険事務組合 会員
静岡県富士市 社会保険労務士  川口徹 

BACKホーム

7    8 官と民 9 官と民  10 官と民 21  2 2  官と民
7   8 官と民 10 官と民 2  
21   http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shutyou/shutyou1.htm#14  BACK主張1 22 官と民