社会保障制度と年金
政府の国民管理 政争の具  

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年金の混乱の責任nenkhbsk.htm
年金法の不備 行き過ぎの社保庁批判nenkrs/nenkhohb.htm
年金制度不備 消えた年金 私の見方と主張

社会保障制度と政府の国民管理 政争の具 
この視点も考慮に入れての議論が必要なのです 

そのため権力者支配につながる行政指導の社会保障でなく
国民が自発的に協力して成り立つ社会保障制度でなければなりません  
行政に責任転嫁すると行政が権力を集中して解決しようとします
すると現実的事実として行政の権力集中に協力していることになります

nenkrs/nenkkrk

記録漏れの原因 世論調査
社会保険庁職員の怠慢 26% 政府の監督不行き届き 26%
社会保険庁長官など幹部の怠慢24% 制度の不備14% 日経6/25

大切なのはこれから自分達は如何にすべきかです

国民皆年金として本来保険料徴収作業・納付管理が適正に行われ未納者に請求していれば
請求がない限り納付済みということになります
未届け3号も社会問題になりましたがこの学習効果もなかったのでしょう 
未届け3号nenkin/koku1gou.htm#81
このとき未納者の確定と漏れなく請求という発想があれば納付記録問題もその時点で解決の方向に向かっていたかもしれません  何故問題にされなかったのでしょう

裁定請求書の作成のみにしか関心を示さなかった理由は何であったのでしょうか
パンフレットなどの印刷物で説明責任を果たし その業者とのつながりに意味があったのかもしれない

発行部数の割りには読まれていない印刷物で説明責任を果たす手法
公的機関が発明した手数のかからない旨味のある周知手段のようです

厚法92条 (時効)第92条 時効 保険料 2年 保険給付を受ける権利 5年を経過 時効によって消滅する
(期間の計算)第93条  
年金の時効 jikou2.htm 

不信 未納 厚生年金 共済年金 共済年金の国庫負担率

年金記録漏れ問題は積年の結果であるので
現政権の責任追及でなく これからどうすべきかを質していくべきでしょう 
2007/5/24

何故このような記録漏れ(年金加入歴・記録漏れ)が起きたのでしょう

私は厚生労働省・社会保険庁は常々労働保険や厚生年金の保険料徴収には熱心ですがその対称である給付には関心が薄い感じはしていました

強制徴収(拠出)でありながら 
権利が発生して支給(給付)して欲しければ
請求者が請求書類全部そろえ 必要事項を漏れなく記載して請求したら支給する
支給漏れがあってもそれは請求者の責任であるという制度かのように感じていました 
原則 厳格な請求年金 申請主義

法律は強制加入の前提でありながら 
実際 現実的には強制加入徴収が無理であったらしく 
事業主や本人の加入意識を待っての任意加入が如くのようです

強制徴収が当然とおもわれている税金と 政策的な社会保障に使う保険料とは意識が異なり 
強制加入強制徴収では全体主義・社会主義国家の如くであり
自由と民主主義の国家であると自負すれば
国民の自覚を待っての加入を期待せざるをえなかったのでしょうか

そしていまこそ民主主義はルーズで身勝手で非効率であることも認識しなければならないでしょう
それでも自由主義 民主主義を選ぶということです

その欠点の解消のため 
勤労権 年金権保護
・年金受給等の権利が正当に行使される為の働きも期待され
年金制度に詳しい
社会保険労務士sharousi.htm 
が必要とされたのかと思えば 実際は そうでもなかったのでしょうか

年金制度という名目で本音は保険料徴収のみが目的だったのでしょう 
拠出の反対給付が必然的に要求されますが 
支給に不熱心であったというのは国民のための年金制度でなかったということなのでしょうか 
ユーホー的不思議な存在です 

介護という優しさのイメージを利用して利益を上げる実業家と発想は同じです
公務という正義清真なイメージを利用し 自分の手取り収入の増大を意図するのが公務員なのでしょうか

国民も また社会保険労務士も
社会保障制度(年金制度)の健全な発達の協力者としての位置付けは 
社会保障制度(年金制度)の運用上では されていなかったのです

そのため現場の社会保険事務所も国民の声とか社会保険労務士の声としての意見を聞かなかったのでしょう 

私は意見を求められたことはありません 指導される立場で意見を聞かされたことはあります 公務員の内部構造の上命下服社会が外部に対して官尊民卑に投影されていくのでしょうか そのため国民は面従腹背的行動・発言になっていったのでしょうか

とにかく裁定請求を提出すればいいという考えだったのでしょう それに銀行などの金融機関を利用したということでしょう
口座開設のみに興味がある金融機関では 年金制度の健全な発展に興味はないでしょう

ところがいわゆる記録漏れがあまりにひどいではないかということで
国会で取り上げられたのでしょう (野党は政局にしたい意味もあるでしょう)

実際厚生年金の加入期間については
本人に事業所名住所在籍年月日等記入してもらい 
社会保険事務所で調査しているので社会保険事務所に記録が無いから認めないということではないので
実害はずっと少ないはずです  
領収書が無いから納付を認めないといわれたとしても
不服申立制度を利用して審査請求可能なので 現制度を利用して妥当な解決が出来ます  
やたら不必要に紛議するのはまた別の意図があるのかもしれません

納付者と 未納付者との見分けをどのようにするのか 
時間をじっくりかけられる裁判官がするわけではないのです

混乱に乗じた悪意の未払い者の請求のみでなく
未払いだのに支払ったという記憶違いの人の請求も拒否もしなければならないのです

脱退手当金nkminou.htm#46 
脱退手当金のように納付はあったがその後返還を受けたものもあるのです 女性の場合が多い

年金の制度設計の積年の不備が集合した結果を 現在公表され その怒りを 国民との接点にいる現在の窓口担当者に向けられのは いじめになると思われるので気をつけた方がいいでしょう

年金制度を否定しないのであれば 年金制度に対しても進化を期待し
不必要に過去の不備にこだわりすぎないで これからどのようにすべきかを論じ合った方がいいと思います
 

社会保障制度の維持発展には相互の理解と協調の意識が必要で 対立的相互作用での発展には向かないと思われます

もともと年金制度も高邁なる精神の下で制度設計されたものではないのです 
体制維持者たちの為の社会不安政治不安解消を目的としていますので政治体制を維持できればそれ以上積極的になりません 

民主主義・国民主権の浸透に応じて制度が進化しているのです

 

社会保障番号制度

社会保障カード(社会保障番号制度の導入) 

年金 介護 医療の個人情報の一元的管理 給付と負担の明確化 2006 
重複診療

個人情報保護 納税への活用
税・社会保障の一体設計

社会保障カードの対象範囲 年金 介護 医療に限る 
各制度の個人情報を統一して管理する社会保障番号の導入は先送りする 2007/12/4

年金制度改革の停滞

記録問題が政争に利用されているため年金制度改革が遅れる様相です

公務員優遇是正 年金の一元化

基礎年金の財源 国民の負担率 2分の1

パート労働者の年金加入 

加入期間の短縮

保険料の納入率

社会保障国民会議 民主党参加拒否

年金制度と少子高齢化社会

 

組織と業務の不備 事実の確認 争点の検証 業務の監視
迷子の年金を捜せ
権利者不明・迷子の年金記録
さまよう年金記録問題nenkkrk.htm
年金履歴 照会票
記録漏れnenkkrk.htm#81
消えた年金 横領nenkkrk.htm#101 
社会保障番号制度
年金等・社会保険の判例審査hanresin.html#1 障害基礎年金の不支給決定 名古屋地裁nkminou.htm#123

宙に浮いた年金記録

私の見方と主張

一 不服申立huhukumt.htm#11 不服申立・審査請求huhukumt.htm

年金の請求手続き をします
nenkin2\tetuduki.htm 年金履歴
年金労務相談
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/nenkin2/soudann.html

国民年金第3号被保険者
届忘れ未納3号kokune3.htm#81 nenkin/koku1gou.htm#81
無年金障害者munenkin.htm 未届け3号 無年金障害者munenkin.htm#4 未届け3号munenkin.htm#81

年金未納nkminou.htm#46
脱退手当金itijikin.htm#3
脱退手当金の期間
脱退一時金 脱退手当金itijikin.htm

年金等の時効
(時効)第92条kshou.htm#h92 (期間の計算)第93条
年金の5年の時効jikou.htm 年金の5年の時効jikou2.htm#21-1
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/jikou2.htm 時効jikou2.htm についても
社会保険事務所の対応に原因があれば今まででも時効を適用しない扱いはなされていると思います
記録漏れの可能性の趣旨の通知 社会保険事務所で確認要請

もらい忘れと年金時効特例法jikoutk.htm jikoutk.htm
年金のもらい忘れ・記録の訂正soudann.html#5 これらに気配りしていなかったことが不思議です

遡及しない事後重症請求jigohon.htm#1 jigohon.htm  おもしろ年金omosrnk.html

厚生年金未届け・未加入ksmknyu.htm  
厚生年金適用事業所の被保険者でありながら厚生年金受給者になれない人たち
35年勤めても国民年金のみ そのため配偶者もサラリーマンの妻でありながら3号になれない
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/ksmknyu.htm#1

社保未加入shmknyu.htm
私は有限会社に勤めています 従業員は私だけです 勤めて25年になりますnksskm.htm#112
無年金高齢者mnkk.htm

自治労www.jichiro.gr.jp/seimei/070611.htm
新しい機構に変わったとき 国民が 引き続きよろしくお願いしますという気になるか 
これからは結構です もういいですという気になるか 一読してみるといいでしょう

http://www.jichiro.gr.jp/seimei/070601.htm

遺族年金と保険料納付要件
http://www.nenkin.go.jp/ 社会保険庁

遺族年金pe-ji.htm

 

宙に浮いた年金記録年金記録漏れ

厚生年金未加入事業所 63000事業所
国民年金保険料納付率65.5% 2006年度

年金の記録漏れ 対象者がわからない年金記録5000万件を再調査 
2007/5/24の新聞で報道されています

年金記録不備 権利者の確認 同一性の検証は放置されていたので
年金の受給額が減ったり 受け取る権利を失っている人も生じていることでしょう 
障害年金 遺族年金なども納付要件が必要ですので記録漏れがあれば正当な支給はされなかったはずです

年金を請求する場合に裁定請求書を作成しますが その際 作成記載の注意事項の説明をみます
これからの年金労務相談soudann.html
年金相談に必要な手順と事項
これらの手順は通常に行われているはずですし そうであれば取得漏れは非常にすくないはずです
年金歴は生活歴の投影です 
生活歴を本人が言えば年金の納付記録は捜しやすいでしょう
2007/12/17年金特別便発送 
宙に浮いた年金記録約5000万件 未統合記録の存在 記録の不備は自らチェック 自己責任 照会票作成

私の見方と主張

年金手帳・領収書は証明に使われるわけですので 紛失した人は他の方法で納付の証明に労力を使うのは仕方ないでしょうが 
しかし 公的年金は皆年金で強制加入ですので
一般国民は払わなければならない ・・・だから・・払っているはずであるという認識があります 

社会保険側は 強制加入なのに 未納の場合 何故納付まで請求しなかったか その過程の説明が必要でしょう

公害訴訟 医療過誤訴訟などで挙証責任の転換などとして論じられています 
同様な考え方でいいでしょう 
しかし本人の請求のみで支給しろというのは年金制度の否定です 

本人の請求のみで支給してもよいというのが
年金保険料の支払者である国民の意思であれば支給すべきでしょうが 
悪質な未納者に年金を支給することにより
自分の年金受給額が少なくなると言うことを覚悟しなければなりません

その負担が自分に帰ってくることにより 年金制度は信頼を失い 崩壊するかもしれないのです
それでも多くの国民の意思でそのような年金制度が支持されているのであろうかどうかの議論になります

制度だって成長します 人間の意識も成長します 
非難する人が正義の人であって 非難される人が悪人の如く様相を呈していますが 
仕事をすれば非難されることが多く 仕事をしなければ非難される事実が生じないのです 
仕事をしない人が強気で非難する側にたつことが多いようです (大人と若者・親と子の関係も類似します) 
見ざる言わざる聴かざるに追い込んで行くことになる 
正義は攻撃に強いが防御は弱い 気弱な人 良心的人など凹む(へこむ)でしょう 
(減点主義 消極的 弁解釈明先行型 本音と建前 隠蔽 その典型が公務員でしょう) 
批評家はそのままでは実践者にはなれないし実践者にしてはいけないのです 
責任ある立場にはなれないのです
ほどほどってことになるのでしょうか それとも進歩発展のパターンなのでしょうか
メディアから一方的に偽善的無責任評論が正義の代弁の如くはびこるのも考えものです

批判側が本流になってはいけないし 本流と認知してはいけないと思います 
本流になるには批判を受ける側・提案者・実行者にかわらなければならないのです 
批判の受け側になってない間は まだ本流になってはいけないのです 
まだ民主的に責任能力ある実践者として評価精査されてないからです

記録漏れ
原因 転職 転居 結婚  
nenkin/soudann.html
証明 領収書などの証拠書類 
本人の記憶申告と照合 本人の申出により確認 救済
nenkin2/soudann.html

権利者不明・迷子の年金記録

納付記録がほんとにないのだろうか 
http://www.sia.go.jp/top/kaikaku/kiroku/jirei.htm
納付記録がないのに 入金があるということがあるのだろうか 入金があれば納付記録があるはずです
納付記録はあり 納付当事者の確定作業ではないのか 
納入の記録は 受け取り機関と納付者が保存します

転職 転居 結婚
 名前の誤記 の場合は本人がその事情を説明すれば納付記録を見つけることができます 

福祉年金基礎年金 

福祉の財源は税で賄う

消費税 租税方式 皆年金 生存権 賦課方式 確定給付型

公的年金保険を中心に私の考え 
自己責任の原則 個人単位
個人の合理的思考と行動 
パレートの効率性国家は個人の集合体
人の利己的意識 

自己責任の原則  個人単位

国民年金基金1号被保険者年金) 社会保険方式 強制 保険者は国  積立方式 確定拠出型

厚生年金 給付と負担を明確にし 一般の税財源を投入しない 
社会保険方式 強制 (所得比例年金) 保険者 民間選択 積立方式 確定拠出型

考え方の原則はあっても 具体的妥当性を考慮すれば明快に区分できないでしょう

最近発表され年金制度改革に関する民主党案2003/10/3(政権公約マニフェスト)も上記の私の提案と類似しています

現在話題になっている確定拠出型は 理論的主張より 過去の運用の失敗をカモフラージュする便法に使われています 

企業年金危機から逃げて確定拠出型年金の下に隠れようとしているのです  適格年金も節税対策として捉えていたので 利回りや積立金には配慮はなかったわけです

掛け金建て 納付した年金保険料が年金給付の形で必ず返ってくる

少子化の原因

出産率 結婚観 起因をどこにするか晩婚化 非婚でなく

子供を産み育てる負担 経済的負担を意識 育児の為仕事をやめた後の不安

育児休業と年金

長命は不幸な偶発的な保険事故と画一的に捉えれば問題があります 

基礎年金が社会保険方式なら 配偶者への遺族年金を考慮したいものです 

生活保護〔生存権の保障〕の意味ならば税方式を採用すべきでしょう

1999、0903

 

はじめに

公的年金保険を中心に私の考え 公的年金保険を中心に私の考え

公的年金保険を中心に私の考え

国民年金は 保険税として徴収されていますが 社会保険方式の範疇として社会保険料に含めて考察します

労働紛争・労働条件の不利益変更

shutyou/shutyou

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  富士市 社会保険労務士 川口徹