川口徹の主張 2010
自己保身へ 価値の多様性と価値の押し付け
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/kati/katityk2.htm
富士市 TK-O 年金労務研究の川口徹

 


人の意識と行動

人の意識hitoiskiko.htm
自己保身の手段

無批判的な男たちの協調性http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/shutyou/jiyu4.htm
自由と自己責任2http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/kati/jiyu3.htm
地域社会・会社社会http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/kati/tiikishki.htm

恐ろしいのは 価値の強制 民主主義の押し付け 
それぞれの世界観 生活習慣 その土地に根ざした生活方法 生活基盤 伝統 知識 慣習 共感 情緒

繰り返す不正・過ち 
神戸製鋼不正の構造 品質データ改ざん 信頼を損ねる
日産でも完成車検査の不正発覚
もともと高い品質目標を掲げている 多少数値が違っていても実用には問題がない それがゆえに品質データを偽っていた
品質偽装の理由 コスト削減・手抜き 納期 品質を多少犠牲にしても間に合わせる 捨てるのはもったいない
品質基準は建前であるのである 実用上問題がなければ構わない 現場の勝手な裁量
品質管理 検査部門 人手 予算不足 経営幹部とも距離が遠い 周囲の圧力 会社全体が丸く収まる意識 品質偽装 内部告発

ドイツ企業
情報システム 検査部門を合理化 共通化 パッケージソフト 同じソフトを使うことでデータを共通化 品質管理や技術水準の不透明性を取り除く
数値化 データを共有 透明性の確保 信頼への道

方法論と価値論
観念の世界と現存 

自己の生活を守る行動

組織に支配力ある個人
一般の人たちと違った発想で組織の力を利用して 一般の人たちに支配者として現れ 
自己保身の手段・自己の生活を守る行動として

一般の人たちの権利を侵犯し利用する事が生じます
 
(〇戦前・戦中の行政官僚と軍部 〇戦後は官僚と特定企業 企業の政治献金 圧力団体 
〇90年代の日本経済崩落の課程での金融既得権益の保護)

最初は人々の有益な組織が侵害者に変身するわけです (権利を守る規制が侵害する規制になる)
理想や社会のアイデンティティーを具現するためであった組織の構成員が 
時の経過とともに既得権を享受する人達の集団になっている 
既得権による安定高収入がゆえに集まる集団になるのです

 

 

私企業の公的機関への上乗せ請求 
人件費の水増し請求 ピンはね利益 
自衛隊 財務事務所 公務員の視察費 研修費 物品購入費 会議費で遊興娯楽費の裏金作り 

癒着の構造が大きな組織で 生産部門でない官僚公務員・ホワイトカラーの収入アップ・バブルの内容です 

バブルの要因には腐敗の発想が根深くあるのですから景気もなかなか回復しないでしょう 
追う人追われる人が仲間なのですから 
弁解と決意表明は上手い人たち そろそろ15年まだ持ちますかね??

だのに進む市町村合併 スケールメリットは 表の部分 
組織の無機的合理性は人心を荒廃させる
と思いますがいかがでしょう 2003/5/9

公務員 県職員 自治体職員 組織ぐるみ
出るわ出るわの裏金問題 
違法の意識がないので裏金問題の発覚しないところが悪質の気もします
物品の架空発注で公金支出
部署間で融通

公金意識の欠如
長崎 鳥取 

静岡 96年公費不正支出 
北海道 95年 空出張
大阪 岐阜 
談合事件の和歌山 福島県知事 佐藤えいさくという人もいましたね

すなわち人間の最初の行動動機は 正義とか善とか公益で動かない 
自己の生活を守る行動です 

警察官内部でも 内部監察にきた警察局長や県警本部長が
マージャンをしていておかしいことにノンキャリア警察官が気がついていて
告発すれば自己の生活が脅かされるから黙認するわけです 

 

西武鉄道 三菱自動車などの不祥事(2004年) 囲い込み症候群(同志社大学 大田肇教授 組織論)
組織の規範が個人を縛り付ける 倫理違反さえ起こす 終身雇用などの雇用形態 

会社人間 組織への忠誠心 
成長の原動力でもあるが 状況が不安定だと組織に頼り 保身に走ることにもなる

永続する強い組織
外部の声を組織内に伝える 広報活動
環境の変化に対応した自己改革 自浄能力 2005/1/17

職場が流動化しているとか 倫理的行動を取った人が次に移った職場で高い評価を受けるとかの社会的ベース次第です

国家と言う単位での所得再分配や規制に限界 集権的な行政国家の転機

国民が政府の活動を如何に民主的にコントロールするかが重要 
情報公開 住民参加 合意形成の選挙制度

社会保障制度も 
個々人の生活向上を目的としていますが 
個人より国の繁栄 社会の安定などという標語の基に
個人個人が特定の人の道具とされ 
個人個人が下部構造の構成員としての評価に成り下がる事が生じます 個人が矮小化されるのです 

それを避けるために 
制度も個人個人の権利擁護のため 
わかりやすいもの
透明性の高いもの、
反論しやすいものにしなければなりません 発言の自由を尊重

それが自由主義社会の社会保障制度なのです 
わかりにくい年金保険・社会保障制度は危険ですし 
歴史的に認知されていません 21世紀は個の時代です

 

日経2000/02/08より
仕事をする官も政も 他人のカネ(税金)を使って他人(国民)のための仕事をしながら 
実は自分の利益を追求しようとする人間に過ぎない (成蹊大某教授 経済思想史)

 

個人に保障されている自由思想には
善 徳などの倫理観は願望として期待されていますが内在していません 

IT革命時代には 大切なのは知識でなく 倫理観であり 
それを育むのは 学校教育か家庭教育か 社会教育か 政治の問題として話題に上がっています

行動の行き過ぎに歯止めをかけるのは やはり自由を保障されている個々人です 無関心は悪ということになります

 

倫理で(企業)選別の時代にと 高 巌早稲田大教授 2000/05/15の日経に見出しがありました 

三菱自動車リコール事件 ブルータスおまえもか?信頼は裏切りを生むのでしょうか それともお互いさんでしょうか

1 営利と法

市場経済と法

人間の幸福は富の追求だけではかなえられないが 社会は経済的条件の充足なしに安定を維持できない 人間に営利は必要である

営利には維持・存続するため 蓄積するため 他人に配分するための営利がある

非営利法人でも維持・存続し 将来に備えるための営利は必要だ

人間の自由と平等を基盤とする創意の尊重が必要

民法を中心とする市民社会の法

公正な取り引き秩序 市場の秩序を維持するための市場法

個人の営利活動が富の蓄積それ自体を自己目的化しがちである

市場で形成された価格の歪曲が人間に不幸をもたらし市民社会に敵対する危険を常に内包する

マルクス 市場が人間を支配する

人間性と資本の一体の条件と課題

2005/4/8  上村達男 早稲田大学教授安藤忠雄  日経 やさしい経済学より 

2 営利追求するから事故が起きるのか   

阪急 阪神電鉄は事故が起きない

大きな人身事故がおきてもが起きても破産しない不思議

運転士の自慢は運転技術であるが それが速度制限厳守の安全運転の持続でなく スピードを伴うスリルある運転に問題があったようなきがする

 

3 官と民公的企業の職員は

4 市場と国家   4 資本主義の規範
倫理なき自由経済 倫理感と規律 監視体制

5 法人税と国籍

法人の国籍離脱の自由 税金次第で国籍離脱を行使する法人を国内法で保護する必要があるのか

金融関係所轄のT大臣も税金対策として外国へ住所を移していたそうですがこのようなご都合主義の人(国内法人)も日本国民として権利義務があるとの扱いになるのでしょう 国民(国内法人)としての共通項は何でしょう

6  
7   
8 官と民 
10 官と民
21  

 


価値の多様化katityk.htm  

多様性と異質性
ダイナイズム イノベーション
そして大切なのは価値の多様化とその認容です 
通用する社会的能力

価値の多様化と認容 
そして大切なのは価値の多様化とその認容です 通用する社会的能力

価値の多様化は大勢の人に高い能力評価と自信を与えることも出来ます 
自信はその人に輝きを与えます そのことは活性化の源となります
 

多様性こそ種の生存の条件

ただし経営者の言葉だとその中身は 
与える地位もない賃金もない 感謝状にしますか 単なる言葉だけにしますか 安くつきます のようなところもあるのではないかとも思います 2000/10/13

多様性が都市の本質 活力の源泉  
ジェイン・ジェイコブス 思想家
高速道路が地域社会を分断し 大公園は非行者のたまり場 猥雑な下町こそ都市の生命

キーワードは「多様性」
ハイエクは 社会を意のままに設計し組織できるとする知識人の思い上がり設計主義に由来すると主張
20世紀は革命 専制 恐慌 戦争の悲惨を人類がやっと生き延びた「生と死」の時代 人類を束縛する隷従への道 ハイエク

20世紀後半は束縛から解放する「隷従からの道」自由の復権
個人の微細な自発的協力
普通の人々の 日々の生活の積み重ねが人間の文明を形つくる
香西 泰2006/6/5日経経済教室より

 

多様な働きの整合帰納法的思考


静岡県富士市 社会保険労務士  川口徹 
2002年2月
いざなぎ景気1965年11月 〜70年7月

組織を利用 独断的・利己的 価値の押し付け


組織を利用 独断的・利己的 価値の押し付け

自己保身の手段
自己保身の手段 自己の生活を守る行動hitoiskiko.htm#501

賃金の安定と省力するエネルギーkoykigy.htm#1-1
雇用の流動化
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/HelloWork/koyou.htm#1-1


静岡県富士市 社会保険労務士  川口徹 
2002年2月
いざなぎ景気1965年11月 〜70年7月

1 営利と法と民

2 営利追求するから事故が起きるのか
 営利追求するから事故が起きないのか

3 公的企業の職員は

3  公的企業の職員は

4   4 資本主義の規範
4 資本主義の規範

倫理なき自由経済 倫理感と規律 監視体制

5    法人税と国籍

22 官と民

6   7   8 官と民   10 官と民
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