Stylus社 GamePenシリーズ

 館長のオフ友達で、当館の良き理解者でもある「ぢうん氏」が、アメリカに行った際に大量に買い付けてきてくれました。

 これらはStylus社が、他のゲームや玩具のライセンスを買って、ボールペンに無理矢理くっつけてシリーズ化してるらしい
 のですが、無理矢理と言えども、一貫したこだわりを持ってラインナップを増やしていく姿勢には大変感心させられます。

 本来なら実際に使用している様子も写真に撮ってお見せしたいのですが、勿体なくてパッケージが開けられません!!
 そんな訳で、パッケージの表と裏及び推察される遊び方を一挙に紹介しちゃいます。


 

 12002 [ Barrel of Monkeys ] GAME PEN

 樽に詰まったサルを、繋がったたままで何匹吊り上げられるか
 競うゲームです。

 以下のペンでも同じですが、BRANDと記載のある通り、有名な
 玩具などのライセンスを取得して、それらを忠実にリサイズした
 (もしくは「して貰った」)物を統一のペン軸に取り付けて商品化
 しています。

 試しに「Barrel of Monkeys」で検索すると、本家本元の玩具が
 多数HITします。

 

 12004 [ Lite‐Brite ] PEN

 本体に収納されている何色ものピンを自由に配置し、文字や
 ドット絵を作って光らせる遊具、らしいです。
 6×11マスしかありませんが、それで足りるんでしょうか?
 本家はもっと盤面が広くて、ピンも多めに付属してるみたい。

 http://www.sfpg.com/animation/instruc.html
  ↑ Webで遊ぶ事も出来ます。

 

 12006 [ TINKERTOY ] PEN

 古くから親しまれている知育組立玩具(ミニ版)。
 基本的には円形と棒状のパーツで構成されており、現在では
 複数のメーカーから発売されているみたいです。
 
 このペンではちょっと部品点数が少ないような気もしますが、
 想像力さえあれば、それなりに遊べるのかな?
 

 

 12007 [ Etch A Sketch ] GAME PEN

 アメリカで絶大な人気を誇るお絵かき玩具。
 誕生日やクリスマスプレゼントの定番で、各家庭に一台は
 必ずあるとか。
 Etch A Sketchクラブなる集まりも存在するそうです。

 「Etch A Sketch」でイメージ検索してみて。
 信じられないほど力作の数々が見られるから・・・

 

 12008 [ Boggle ] GAME PEN

 こちらもアメリカで大人気の由緒あるゲーム。
 アルファベットが書かれたサイコロを、4×4桝にランダムに
 並べ、時間内にいくつ単語を探し出せるかを競うというもの。
 他人も見つけた単語は除き、文字数が多くなるほど得点が
 高い、って感じのルールです。

 写真では分かりにくいですが、ちゃんと砂時計も収納されて
 います。

 

 12010 [ LINCOLN LOGS ] PEN

 母体は結構大きなログハウスを組み立てる積み木的な玩具
 ですが、これは極小のパーツを組み合わせて、こじんまりと
 したログハウスが一軒完成します。

 建物のタイプが1種類しか無さげなのが残念。

 

 12011 [ Yahtzee ] GAME PEN

 5個のサイコロを振って役を作る古典的なゲームです。
 サイコロ・得点表・壷・記入するペンと必要な物は全て揃って
 いるので、豪華なゲーム盤を買わなくてもこれで充分の様な
 気がします。

 

 12012 [ Mystic ] PEN

 強いて言えば「占いペン」とか「おみくじペン」って感じかな?
 青い液体の中に20面体の玉が封入されていて、願い事を
 念じながらシャカシャカ振ると答えが浮かび上がります。
 「Absolutely not」とか「Don't know」って具合ね。

 これも元はキーホルダーか何かの玩具みたいですね。

 

 12013 NERF [ Dart Blaster Pen ]

 NERFってのは会社名で、ピンポン玉やスポンジ弾を豪快に
 飛ばす空気銃系の玩具を色々作ってるみたい。
 他にもそれ自体を投げて遊ぶ玩具とか、もっと際どい商品も
 扱ってるようですね。
 
 こういうのは実際に遊んで見ないと何とも言えないんだけど、
 パッケージングのごちゃごちゃ感とか好みだなぁ。

 

 12014 [ OFFICIAL SUPER SOAKER ] PEN

 シリーズ中これだけが何故か完全ブリスターパック包装?
 あ、なるほど、水鉄砲なのね。コレ。
 「SUPER SOAKER」は商標で、もの凄い勢いで水を噴出する
 お馴染みのやつです。

 上のNERF同様、筆記時は真っ直ぐに伸ばして使用します。

 

 12018 [ SCRABBLE ] GAME PEN

 アメリカで昔から遊ばれている、手駒と盤上の枠で英単語を
 作って得点を競い合うボードゲーム。
 盤面をパカっと広げて使用します。

 通常のゲーム盤は大きいので、駒も麻雀牌くらいあるみたい
 だけど、これは一駒がかなり小さいのではないでしょうか?
 ま、開けてないから分からないんだけど・・・

 

 12020 [ Play‐Doh FUN FACTORY PEN ]

 わははは、Play‐Dohって粘土だよね。
 どうやら添付の粘土を本体内に装填し、様々な形状の穴から
 ニュルニュルと押し出して遊ぶ物らしいです。

 何もこんな物までボールペンにつけなくても・・・
 って思ったら、本家Play‐Dohにはノコギリ型の押し出し機とか
 トンカチ型ローラーとか、色々な周辺機器が存在するようね。

 

 12021 [ TROUBLE GAME ] GAME PEN

 側面を思いっきり左右に展開して使います。
 広げた盤面で何をするのかと言うと・・・、良く分かりません。
 サイコロ振って陣地を目指す対戦型ゲームかな?

 「TROUBLE GAME」のゲーム盤はサイコロアクションが特徴
 らしくて、どれも中央のドームを押してサイコロを振る仕組み
 になっているようです。
 Pop-O-Maticとか言うみたい。

 

 12024 [ BATTLE SHIP ] GAME PEN

 おぉ、潜水艦ゲームだ!
 ちゃんと表裏2面分あって2人で向かい合って対戦出来ます。
 これさえあれば紙にマス目書く必要はありません。

 このペンでマス目書くのはかえって大変そうだけど・・・

 

 12027  [ MONOPOLY Pinball Game Pen ]

 題材はモノポリーなんだけど、内容はピンボールね。何で?

 ちなみにGAME PENシリーズにはもう一つモノポリーが有って
 そちらはサイコロ・トークンなどが入った普通のゲーム盤なの
 ですが、付属物は取り出せないとか・・・
 多分、今までの流れから言って、実際に遊べないような物を
 ボールペン化する事は無いと思うんだけど、どうなのかな?

 

 13004 MICRO GAME PENs [ CHESS ]

 チェスだね。デザインが渋くて好き。
 これも盤面をパカっと広げて小さな駒で遊びます。
 説明書きによると、駒の裏に小さな磁石が仕込んで有って、
 盤面にくっつくみたいですね。

 品番が13000番台になって、これはMICRO GAME PENと言う
 シリーズみたい。
 MICRO GAME PENでは他にもバックギャモンやチェッカー、
 ドミノにポーカーと定番ゲームが続きます。

 

 08600? MICRO [ RC Creatures PEN ]

 これは毛色がちょっと違うけど、RC(リモコン)ペンの一つ。
 赤外線操作でミニリモコンカーを走らせて遊べます。
 このタイプにはRacer PENとCreatures PENの2種類あり、
 写真はハムスターですが、車や他の小動物もあるようです。



おまけ

 ROCKET PEN

 こちらも上のシリーズと一緒にぢうん氏が
 買って来てくれたもの。
 発射台のボタンを押すとロケット型ペンが
 勢い良く飛び出すとのこと。
 
 やはりこれも、ブリスターパック開けるのが
 もったいないので実際には試してません。

 ちなみにボールペンは下端(羽根の方)に
 付いてるみたいね。

 今回このページを作成するにあたって海外のGAME PENを検索したところ、今までに見た事も無かった斬新なボールペンが
 色々見られて、大変勉強になりました。
 実のところStylus社のGAME PENシリーズは、ここに載ってない物が他にもまだまだ存在します。
 基本的に、入手した実物以外の写真は載せないつもりですが、ネットで見かけたそれらは、どれも魅力的な物ばかりでした。
 全部揃えられたら嬉しいですね。

 ぢうんさんのご協力に感謝致します。