0401[四月壱日]
 さて、恒例の丘の上のエイプリルフール。何が恒例か、世の中が高齢化といった感じでボンヤリ過ぎてしまう訳ですが、去年にくらべると身体の調子は幾らかよさそうなので何よりといったところ。花粉の飛散量が例年より多いとされておりますが、花粉症もそれほど酷くないのでこれまた何より。
0404[シショウあり]
 記号なんてのは対象が明示されていれば何でもイイと思いつつも、同一の専門領域にいるのでもなく、指導を受けたのでもない人間が目上の人を師匠と呼ぶのは如何なものかと。最近の某ライブで客がそれを連発していると興醒してしまいます。ダレダオマエハという感じですね。もうひとつイヤなのが××師と記すラクゴ関連のブログ。嗚呼、ダレダオマエハって。
0411[世界構築の罠]
 大道具的な仕掛けのない舞台を観たのですが、最近は落語を観る方が多く、演者の仕草だけで場面を脳内に想定して舞台に重ねるのを自然に感じていることもありまして、余計な背景のない方がよいような気がします。ただし脳内の展開は解釈上の産物であることを意識して措かないと、想像と現実を重ねた存在を観たものとして評価してしまう場合があるので危険ですね。脳研究では直接身体に働く味覚ですら事前情報で操作できると証明されている訳でワタシ/アナタの観たものが十全なそれではないということ。
0420[点呼する実演]
 週末は久し振りにライブに往ってきました。マア、新譜連動のライブは三年振りですからね。座って観られるので楽でした。初めて来た人が多かったのか熱心に舞台を観ている人がいるのには好感が持てましたね。馴れている客の方が振る舞いが悪かったような気がします。自分も随分長いこと通っていますが、ああいう人たちと同じ種類にされたくないものだと思ったりしますね。
0424[ドラマとか]
 今季ドラマは「臨場」と「白い春」が何となくイイかなと思います。両方のドラマでそれぞれ脇をかためている伊藤裕子と遠藤憲一が一緒の「湯けむりスナイパー」はまた毛色が違う感じですね。ネットシネマの劇場版である林海象監督『THE CODE〜暗号』でなかなか好演しているという稲森いずみのやつはいまひとつ、その他もハマるようなものはなさそうですね。いずれも好みの問題なので完成度や客観的な優劣とは違います。マア、そんな感想。