2005.8.28(日) |
演劇ユニットまるおはなの大正三部作完結編「花衣ふわり、お妾横丁の夏」は好評のうちに公演を終了いたしました。
四日間の公演のために一ヶ月半もの稽古期間というのは、数回のリハーサルで本番というのがいつものサイクルの私にとっては非常に長いものです。それだけの時間をかけて劇が熟成されていくのを視ていると、こういう物作りも大切にしたいとつくづく思います。
今回は私、本妻さんとお妾さんもいる「堀さん」という呉服屋の旦那の役だったのでした。なかなか情が深くて魅力的な人物でした。私は違いますけどね。
お妾さんとお別れするシーンで三味線を弾きながら泣いちまって何度稽古を止めちまったかわかりません。唄ってる最中にウルウルしちまって、もう最後まで弾けないの。
別に自分の人生にそういう経験があったからじゃなくて、そういうシチュエーションに弱いんですね、私。自分自身がお客様の目線になってしまって泣けちゃうんです。
で、これはヤバイと思って一生懸命違うことを考えてみたりするんですけどね。そんな時に限って、テレビで観た「本当の奥様が亡くなられてまもなく『北の国から』のロケで奥さんの末期ガンの宣告を聞く旦那さんを演じる地井武男さん」の姿を思い出しちゃったりして、もう涙が止まらなくなってしまうわけです(ああややこしい)。
稽古が進めば慣れるんじゃないかと思ってたら、そんなことなかったですね。そりゃ少しは慣れましたよ。でもね、初日の十日くらい前から今度は本妻さんと死んだ子供の代わりに里子を貰う話をするシーンでグッと来るようになってしまいましたね。目が合った時に本妻さん役の女優さん(原 千果子さん)が目にいっぱい涙を溜めてる時があるんですよね。あれは反則です。
当分の間はこの後遺症に悩まされそうです。
去年もそうでしたけれど、ホント、みんなよくこんな私の面倒をみてくれたものです。どうもありがとう。
このたびのクルーのサイト
・演劇ユニットまるおはなHP http://www.fan.hi-ho.ne.jp/fura/maruohana/
・演出家の安井ひろみさん(KEYWORD) http://yaps.jp/
2005.4.12(火) |
目白の椿山荘でメリルリンチ社の20周年記念のイベントで巨大な水墨画を描く前でセッションをするというお仕事をいたしました。クルーの一人、尺八の水川寿也さんは以前からよくご一緒する友人です。水墨画の小林東雲(とううん)さんとディジュリドゥのKNOB(ノブ)さんは新たな出会いでした。
水墨画の小林さんは巨大な壁に小さな丸を描かせて、それをもとに大きな水墨画を完成させてしまうのです。演奏しながら横目で見ていると、それこそあっという間に海や瀧、人と牛などを描いてゆきます。全てを30分で仕上げてしまうのですから驚きです。
KNOBさんはオーストラリアのアボリジニの伝統楽器、ディジュリドゥの奏者です。私、この楽器の日本人のプロがいたということも驚きましたが、「天然空洞木」という和名(?)をつけて紋付姿で演奏する彼の姿は不思議な感じがしました。しかもKNOBさん、ジャニーズ事務所出身だし…
「もしかしてまだ誰も知らなかった、南方発祥の日本の伝統芸能なのでは…」
「実は日本では2000年の歴史がありまして、宮内庁の方でも…」
「ヤタガラスが止まった杖というのは実は…」
こんなお話で楽屋がおおいに盛り上がり、終いには『デイジュリドゥ邦楽化計画』までとび出して、楽しく待ち時間を過ごしました。
このたびのクルーのサイト
・尺八の水川寿也さん http://www015.upp.so-net.ne.jp/mizukawa/
・水墨画の小林東雲さん http://homepage3.nifty.com/tohun/
・「天然空洞木」ディジュリドゥのKNOBさん http://www.knob-knob.com/
2005.3.13(日)
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2004.10.04(月)10月1日〜3日、静岡県の藤枝市の飽波神社の大祭に岡出山(おかでやま)という街の芸人として参加してきました。 飽波神社は仁徳天皇6年(316)、飽波郷(旧藤枝一円)の鎮護の神社として創建された、古い歴史と格式のある神社です。 10月第1土・日・月曜日が例祭日で、藤枝大祭として親しまれている3年に一度の大祭には、旧藤枝町各区から十数台の 山車(屋台)が繰り出し、手踊りや地踊りが奉納されます。 初日、二日目は夏のように暑くて汗ビッショリでした。そして三日目にはあいにくの雨。しかも土砂降りという最悪のコンディションでしたが、街の皆さんのおかげで屋台の居住性はとてもよかったです。扇風機までついてましたから。
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2004.7.27(火)
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2004.6.19(金)
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左は正面から、右は上から視たところ |
私、この芝居には俳優(!)として参加しております!
慣れぬこととてセリフや身体の動きがままならず、若い皆さんに助けられながら、唄って踊って演技のできる… というか、したこともある(!)囃子方目指してがんばっています。あれ? そういえば昨年の夏の「節季候」の時にもそんなことをいっていたような… 踊りの稽古があった日の翌日なんか、筋肉痛でヒィヒィいってますけど。
2004.6.17(水)
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2004.5.12(水)
横浜の仕事場から帰宅途中、私の愛車「サブちゃん(95年式 SAAB900)」のエンジンルームから突然異音が! 何日か前から変な音がするなとは思っていたんですけど、東名高速から首都高にはいってちょっと走ったら急にバリバリバリ…なんていいだすもんですから驚きましたねー。 エンジンは普通に回っているみたいなので、なにか引きずってるのかなと思いましたよ。速度を落としてならだましだまし行けるかな、なんて甘い考えも計器盤の警告灯が一斉に点滅し始めたら素っ飛んでしまいました。慌てて安全地帯に車を止めてボンネットを開けてみると、発電機やら冷却水のポンプを回すベルトが切れてしまったらしく、あるべきところにないんですね。車体の下をのぞいてみると切れてしまったベルトが車体の下にぶら下がってます。 これでは処置なし、ということでJAFに電話して修理工場までレッカー移動していただくことにしたんです。で、私、こういう高速道路の上なんかで車が止まってしまってレッカー移動されるときは運転してた人はどうするんだろうか、ということに初めて気づきまして、JAFのレッカー車が来るまでそのことをずっと心配してたんです。 同乗者も二人いたので全員レッカー車に乗せてもらうことは無理でしょう、というところまではすぐに理解できるのですが、乗れない人はどうするのだろう、と思ったのですね。 ま、答えは簡単なことで、私達はサブちゃんに乗ったまま修理工場まで運ばれていったのでした。サブちゃんの前輪はぐいっと持ち上げられ、座席に座っている私達にとっては急な坂道で停車したような感じです。 「ここ、車の流れが速いんで、様子をみて急に発進しますから、ココロの準備をしといてくださーい」なんて、氷川きよし似の隊員さんに言われて、気分はまるでジェットコースターに乗る直前みたいでした。 走り出したら、今度は旅客機が滑走路をゴトゴト移動してる時のような乗り心地でした。目の位置が高くなったので、眺めは観光バスに乗ってるみたいでした。 無事に麻布の修理工場に到着。帰りに麻布の「更科」でお蕎麦をいただいて帰りました。 |
2004.5.7(金)
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2004.3.13(土)
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2004.3.12(金)
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2004.2.29(日)
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2004.2.27(土)
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2004.2.9(月)
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2004.1.21(水)
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2003.11.11(火)
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2003.9.21〜30
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2003.8.16■日本民俗芸能協会主催公演 太喜之丞は日本民俗芸能協会主催の公演「民俗芸能の展開」にて、花柳園喜輔さんの作品「節季候(せきぞろ)、はしる」に出演いたしました。 私、太鼓を打つことは本業なので何ともないのですが、振りあり、謡いあり、演技までするという、大役(?)で大汗をかきました。今度から歌って踊って演技のできる囃子方として売り出そうと思いますが、いかがでしょう。←ウソです。
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2003.6.18■広島「絡み合うアジアの絃」 広島のライブハウスOtis!主催のライブ「絡み合うアジアの絃(いと)」は6月18日、好評のうちに終えることができました。 津軽三味線、筝、シタール、ドシュプール、イギルというアジア文化のごった煮みたいな状態の中で演奏をしてきました。私もいろんなクルーと共演してきましたが、こういうチームは初めてです。 翌19日は広島工業大学付属中学高等学校の観賞会に同じメンバーで出演、終演後は楽しく交流会をいたしました。(写真) 広島工大付属中学高等学校 www.cc.it-hiroshima.ac.jp/tsuru/tsuru109/tsuru_109_08.pdf
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2003.3.16
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2003.2.8〜27
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2003.1.10〜16
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2002.11.21〜28
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