平成十六年 睦月 二日/2, JAN, 2004

Subject: フランスカモメの黙示録

T : 毎朝、自分の部屋の窓からあんな景色を見ることができるなんて、私の夢です。しかも雪!

C : Takinojoさんの晩年でのパリ暮らしの時、貸して上げます(私はイスラエルまたはBombayで過ごす予定です)

T :「男と女」のラストでは雪が降っています。主人公が降り始めた雪の中、駅前に車を止めてホームに駆け上がるんで

C : ロマンチックすぎて、私むきの映画ではなさそうですが、でもいい映画だと言われると見たくなるので、どこかで上映されたらいくつもり(ビデオという手もありますが、15年前からテレビなしの生活をして(テレビ反対派です)、かといって友達の所に行くと”テレビつけませんか?”といつも聞くので.....欲求不満かな

T : ウィーン・フィルのニュー・イヤーコンサート(生放送)を見おわったところです.....

C : いいですね、子供の時のお正月の雰囲気を思い出させます、父は音楽が好きで、元旦の日は(日本で)神社で”お参り”して弓を買いにいって、午後は家で音楽を聞くという記憶があります。(週末、朝なんか私と母が遅いので父は8:00過ぎていたと段々と音楽のボリュームを上げて私達を起こしていました)

今は大体元旦は仕事をして、今日なんかもそうです(でも人が休んでいる時に仕事をするのが好きですけれど)さっき帰ってきました。

T : 耳が顔から離れてるって? 目が顔から離れてる人よりはマシです!

C : そうですね、一瞬想像して笑いました

年賀状を貰う側として、たしかに個性的な方が面白いですね、webのグレティーングカードを送るよりも......

パリは昔から似顔絵を書く人はいますが、最近増えて外国人も、とくにアジア系だと目立つのですけれど、今なんか日本分文化会館のしまっている時、韓国人の画家さんがいつも5、6人います

”岩の上からカモメとカモ達が2004をむかえ、あなたによいお年を”

黙示録の予言のようです。
フランス語だとそういう意味がまったくないのです

Bonne journeé

Camille