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望月太喜之丞 Website/ タキノ庵 <暮らしのツケ帳>   01.04.29更新


着物を着る>トイレの件とパンツの件


S.Cさんという方からいただいた、お問い合わせのメールがあんまりおかしかったので...


その1:ごてごてといろんなパーツをつけた女性@コンパートメントについて
 女性の場合も「大」もしくは「ジェットコースター」の時は難儀であります。その時はやはり、たけのこの皮を剥くように「入」の字になったツマを「むき、むき、むき」とすさまじいスピードで6回(すそよけ、じゅばん、着物)剥きあげて「あらよっと」担ぎます。この時、すそよけの中にその上のものをすべて包んで背負うのがポイント。柔らかい着物はトロンと途中(特に大事な瞬間に限って手が緩ん)で落ちてきてダイナミックでドラマティックでドメスティックな悲鳴をあげることになります。
 そして、そして、やはり女性も洋式に限ります。背中にふたがあると、おんぶしている着物が安定するし、どのトイレも床が磨き上げられているわけではないので、お引きずりはしたくありませんもの。というわけで、女性の場合、肝心なのは「竹の子剥き」と「大風呂敷しょい」であります。

その2:Tバック、これもok?
 個人差(はくパンツや着付けのタイプ)がありますが、私の場合、母から流れてきた着物の場合、おはしょりが長いのでウエスト位置で腰ひもを結び、すると、パンツのゴムにはご迷惑をおかけしないのですが、自分にあつらえた着物の場合、腰ひもの位置はいわば「腰」ですから、「グンゼのパンツ」では思いっきりパンツごと腰ひもしてしまい、ゴムが切れても安心!落ちません(って、そういう問題ではない、、、)。
 ですから、否応ナシにビキニタイプをはくことになって、そのわりに、デカいお尻ははみ出して、あら不思議、、いつのまにかTバック。(をいをい、先生がおっしゃっているTばっくっていうのはちょっと違うと思うぞ〜)しかし、やはり、もとあったゴムの位置に戻すのは結構上手くいかないもので、よもや脱いで着なおすわけには行かないので、手のひらできゅっきゅと入れ込んであげるしかありません。

 というわけで、女性の場合、についてのお答えでした。