あなたも製本屋さん/手製の製本機を使った製本

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材料はみんな東急ハンズで買ってきました。だいたい合計3000円くらいかかりました。

  • シナ合板(5mm×910mm×300mm)
    →730円(カット代金も含めて1000円以内です)

    シナの合板は230mm×300mmと250mm×300mmを2枚ずつカットしてもらいました。
  • クランプ>450円×4個
  • ゴム板(2mm×100mm×100mm)>1枚200円位

これがいただいたバラの譜面で左上は見開きB4、右が見開きA3です。

ここではA3でご説明します。

まず譜面をていねいに谷折りします。譜が書いてある方が内側ですよ。

ヘラなどを使って折り目をこすります。

最初に小さいほうの板で二つ折りにした譜面を折目の方を下にして挟み、机の上でトントンと綺麗にそろえます。納得がいくまで何度でもやり直しましょう。

この「小さい板」というのがミソなんです。

揃ったら板の上の方からはみ出ている、折り目とは反対の方を2ヶ所クリップで止めます。

慎重に挟みます。

板から出して、机の上で背(折目の方)を糊付けしていきます。

下に何か、いらない紙を引くのをお忘れなく。

背の糊付けが終わったら反対側を裏側同士、糊付けするのです。

このときユメユメ譜が書いてあるほうに糊を塗らないこと。

糊付けが両方とも終わったら大きいほうの板で挟みます。

このあと4ヶ所、クランプで締めていきます。

ベニヤの板に直接クランプをあてて締めてしまうと、板がすぐにダメになってしまうので、私は2ミリ厚のゴム板を2センチ角位に切って当てることにしました。こうすれば板は長持ちするでしょ?

で、乾かします。

一晩くらい寝かしておくのがいいんでしょうけど、2時間も置いておけば大丈夫みたいです。

これで出来上がり。

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