Osaka Onsen Tour 大阪温泉ご案内


注:「大阪温泉ご案内」におけるすべての情報は1998年5月以前のものに基づき作成されています。 料金改定など時の流れで移りゆく情報は本ページに反映致しません。 ひとっ風呂浴びる前に各自で確認する事をお勧めします。

神戸市立有馬温泉会館

兵庫県神戸市北区有馬町833
営業時間:8時〜22時 定休日第一第三火曜日
入浴料:520円
風呂設備:浴槽3つ。 金泉の熱い風呂、ぬるい風呂。 銀泉(?)。
その他設備:有料、無料休憩室、喫茶、食堂など(いずれも17時までの営業)。 ジュースなど販売。
持参すべきもの:銭湯用具一式。 なくても買うことができる。
備考:専用の駐車場はなし。 付近一帯道狭く駐車はできない。 付近の有料駐車場の案内が外に小さく表示されている。 バイクは歩道になんとか止めることができるがせいぜい2〜3台。 それ以外は離れた道にとめるしかない。

以上1998年04月現在

明石大橋を渡り初めした帰り、阪神高速5号湾岸線とか中国自動車道とか行楽帰りで渋滞してたのをきらって、北神戸線で有馬に抜ける。 そのついでといっては申し訳ないが、ついに憧れの有馬温泉に浸かることができた。 ここはまた立ちより湯で有名な会館らしく、ツーリングマップル(バイク用地図)を始め各種日帰り温泉ガイドにも掲載されている。

さてその茶褐色の金泉(含鉄ナトリウム塩化物強塩泉)はめちゃくちゃ熱く、みんなぬるいほうに固まって入っており、熱い方には誰も入っていなかった。 誰かか「こりゃあ熱いやん」とか言いながら熱い浴槽をとんぼのようなものでかき回すと、沈殿していた茶褐色の鉄分が湯をことさら濃くそめながら、ぬるい浴槽へと流れ出る。 するとなぜか、ぬるいほうで入浴していたおっちゃん達が、その濃い茶褐色の湯を有り難そうに自分のところへかき集めていた。 その湯は頭からかぶると塩辛い味がして、2〜3分もつかるとへろへろのゆでだこ状態になった。 海水よりも濃い塩分が効くらしく、館内放送でも湯あたりに注意といっていた。 この湯は元湯からもらっているらしい。
かたや、明記されていなかったが、おそらく銀泉の浴槽は(会館前の飲用泉のみ銀泉と明記されている)、適度な温度でゆっくり浸かれてきもちい。 銀泉はラジウム炭酸泉とあるが、放射能をあびて健康のためという理屈がよく分からない。
客層はパパ30%お兄ちゃん20%子供20%おっちゃん30%。

なお、さすが日本3名泉の一つなのか、たまたま暖かい日であったのかどうかしらんが、バイクでの帰路も湯冷めせず、翌日お肌もつるつるで調子よかった(なんのや?)ことを記しておきます。


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