今日のお言葉の解説
行くぞ〜、9番!


待ちに待った筋少のニューアルバムですが、その一曲目、
冬の風鈴〜序文〜』の最期のフレーズがこれです。
もぉ、聞いたときふきだしちゃいました。
なにがうれしいのかって?
まぁ、わかる人にだけわかりゃいいってアレですな。
その昔、沢田研二が物理のセンセで原爆作っちゃうってー、アングラもいいとこな危険思想映画、
太陽を盗んだ男』ってー傑作がありまして、その名演技は一部で永遠の伝説となっており、我が友人知人の数人はこの映画を見て物理教師になっとります。
で、そこにでてくる沢田を追いつめる刑事役が菅原文太なんすけど、これがまた渋すぎ!
で、ラスト近く文太が沢田をビルの屋上に追いつめます。
が沢田に逆転され、自分の手錠で縛られたあげくに自分の拳銃で撃たれます。
ああ、死んだ、死んだ、で沢田はへろへろ状態で階下に降りようとしますが、そこへ、
13日の金曜日よろしく、血まみれの文太が襲いかかります。瀕死の文太にできる攻撃は、
沢田もろとも屋上からダイブする事。そのときの大迫力の文太が沢田の耳元でささやくのが、
「・・・行くぞ、9番!」なわけです。
なぜ『9番』なのかって?私が6マニアのように彼が9マニアだったせいではなく、
沢田が世界で9番目の原爆保有国って扱いだったからコードネームが「9番」だったのだ。
あー、なつかしい。
ちなみに私の友人もこの台詞に入れ込んでおり、ラジオ投稿のペンネームは『九番行く造』くんでした。