俺用語事典Ver0.2

一部の読書系サイト管理者の間では既におセンチ、ギャフンおち、スタンド、リベンジなど、俺の猛毒が蔓延しているようだが、曖昧に使用している例も多く見られるので、この機会に正確な意味を把握していただきたく思う。

本来は重要人名辞典、特殊擬音事典、良く引用されるセリフ集などに分割すべきかもしれないが、当ヴァージョンではどれも「良く出てくる言葉」として同一に扱うことにした。
俺用語とは、
・映画・漫画の特定のシーンを想定してそのセリフなどを引用する
・既存の言葉を勝手に別の意味付けを行って使っている、別の漢字を当てている
・擬音をメインにする雰囲気を表すための造語
この三種に大きく大別出来る。
最初に関しては漫画では『JOJOの奇妙な冒険』をストーンオーシャン以前の全63巻を読破している者だけが楽しいセリフが満載なのだが、これはここには掲載しきれないので使用頻度の比較的高いものだけを抽出した。あと出現頻度が高いわりに原点がマイナーなものを極力フォローするようにした。一部、全く使用されていないものもあるがそれは別企画「俺部史」とリンクしてるネタである。

ハイパーリンクはなし。映像資料もなし。固有名詞に関する説明もあっさり目にしてある。レイアウトもベタなので次回には改善する予定。
また、おセンチ→オセンチズムなどの応用は今回のヴァージョンではフォローされていないので各自なんとなく意味をつかみ取って欲しい。
これを見ながら過去の読書日記やエッセイを見直すと「何か叫んでいる」とか思っていた箇所が「こんな意図か」と新たな発見があるかもしれないゾ。


EARTH SIEGE:DOS/Vのロボットゲーム。これをやるためにMacユーザーだった俺はDOS/Vマシンを購入した。初の家庭でできるバトルテック型のロボット操作シミュレーションゲームだった。
愛:地球人類にとって必要不可欠なもの。漫画『北斗の拳』ではラオウは拳で世界を征服しようとするわけだが、これ知らないが故に苦しみ、知ったが故にケンシロウに負けた。梶原一騎が原作の劇画はこれなしに成立しないことが多い。
AIとま:赤松健著の漫画『AI(あい)がとまらない!』のこと。パソコンおたくの主人公と彼が作った人工知能AIの電脳美少女サーティが繰り広げるラヴコメ。連載当時、パソコンが趣味であるとか、人工知能との恋愛であるとかその先見性に惚れ込んだ。これが少年マガジンに掲載されること自体が「サイバー」の象徴であった。
愛の確認動作:簡単に云うと、チューとか性交とか。愛の確認動作なぞ不要!とか大学生くらいまでは思っていたのだが、人を好きになるとそれがないと大変不安になることを後に思い知り、その重要性を唱えている。→プラトニック・ラヴ
あおい先生:漫画家・柊あおい。代表作『耳をすませば』『星の瞳のシルエット』
アキバ:秋葉原のこと
「味・おぼえていますか?」:アニメ映画『マクロス〜愛・おぼえていますか〜』が公開されたとき、ファミレス・スカイラークのCMとして使われた駄洒落。くだらないことを覚えているか問うときに使用。
アスカ:アニメ『エヴァンゲリオン』に登場する女の子。気が強い、元気な女の子として描かれているが実はトラウマ持ち。男の子にやたら厳しい女の子の代表として使用。→シンちゃん
アバッキオ:JOJO第5部の登場人物。彼のスタンド・ムーディブルースは過去の人間の動きを正確に再現するリプレイ機能がある。俺も脳内でこのリプレイを行うことが良くある。
アフロ:アフロヘアーのこと。もじゃもじゃ頭。長いこと俺ぐらいしか使ったことのない表現だったが、近年、漫画『すごいよマサルさん』のおかげでまた一般的になった。原宿あたりにもうようよしている。(例)子門真人、アンドロー・梅田、ユウキ・コスモ
「新手のスタンド使いか?!」:新たな登場人物の怪しい登場の仕方を指す。→新型か?!
アレ:非常に便利な言葉。下ネタよりは、危ない言葉をあらわすのに使用。(例)あの人ってアレだよねぇ〜。
暗黒時代:俺にとっての暗黒時代は無敵生命体状態からただの人間へと転落してしまった高校3年間であった。しかも男子校。体力・体格がモノを云う世界は俺にとってけしてすごしやすいモノではなかった。その他色々つらく悲しいことが続き、孤独で偏屈な高校生ができあがっていった。俺の文章中でもこの3年間についてはほとんど触れられることがないはず。
アンミラ:喫茶・軽食のチェーン店「アンナ・ミラーズ」のこと。胸を強調したかわいらしい制服で有名だが、店員の素体が良くないと制服は台無しだし、客も制服目当てのオタクが多い。食べ物は大味で値段が高い。まぁ、うまくいけば目と心の保養をしながらコーヒーがガブガブ飲める店になるのでたまに利用する。これならアキバのPiaキャロ・レストランに行った方が百倍楽しいので最近利用率は減っている。類似品にPiaキャロ・レストラン、不二家ブロンズパロット、馬車道などがある。
アンパン:(1)デンジブルーの好物。MADテープにより、「愛ってなんだ?」「アンパンだ」などという会話が刷り込まれているため、無意味に話を逸らすのに使われる。(2)漫画『CHI・GU・HA・GU』の主人公。ぶっきらぼうだけど実は優しいとかゆー、ゲーム『トゥハート』の主人公・藤田浩之に見られるようなギャルゲーの主人公タイプの王道を行っていた。
アンパンマン:一時期俺の女性の好みのタイプであると誤解されていた。丸顔の女性。(男性は含まず)(例)山口智子ってアンパンマンじゃん
イイ:好感が持てる、気持ちよくなれる、という意味。物事の善し悪しには関係ない、主観的なもの。善し悪しを云うときには「よい」と発音している。→良い
云う:俺は「言う」ではなく「云う」と表記している。深い意味はなく、「〜という」とかもついうっかり「〜と云う」などと変換している場合もあるが、それは単なるミスである。
イカス:今時使ってるヤツはいねぇ!という語を俺は好んで使う癖がある。格好良いとか、COOLとかに相当する。
碇ゲンドウ:アニメ『エヴァンゲリオン』に登場する偉そうな司令官にして、怖そうな父親の代表。偉そうにしたり、問題ないと断言したり、計画通りだと断言したり、威圧的にするときはこの人を真似している。携帯電話に「わたしだ」と云って応答したりするのもこの人のマネ。=ゲンドウ
イカン:口癖だな。カタカナ表記。語源はアニメ『トップをねらえ!』あたりだと思う。力みすぎて「イガン!」と濁ることもある。
池上遼一:漫画家。人のツボをつくのがうまいアングルとかをバシバシ出してくる。
いちゃつきてー症候群:持病。デートしたい症候群よりは簡単に代替手段で納めることができる。ただし、治まるまでに数日かかるのが普通。フワフワ系なモノを投与しつづけることで効果がある。一部のオセンチ系なものも効果があるが、間違うと病状の悪化を招くので注意が必要。
遺伝子DNA:単にDNAと表記すればいいのに、なぜか「遺伝子DNA」と表記されることが世間でも多く、その不自然さが好きで使用。わざとわってんのよ、ワザと。似たような例に「人工知能AI」「Xネブラ星雲」などがある。
犬:俺の好きな動物。猫派ではなくだんぜん犬派である。漫画『動物のお医者さん』に入れ込んでいたときはそれを「犬の医者」と呼んでいた。
一揆:「一気」の俺的表記。誤字ではない。勢いとアナーキズムさを誇張した表現。(例)一揆読み
一般民間人:オタクではない人、の意。俺はオタクを自称しているので、自分とは違う大多数の人々、という感じで使用する。世間一般、普通、みんな、ひとさま
イヤンな感じ:アニメ『エヴァンゲリオン』で鈴原トウジが使用していた。「イヤな感じ」よりもソフトでおちゃらけた感じが気に入っている。
イルカ:クジラと同じくらい俺的に重要な動物。知能が高いほ乳類のくせに猿とは形態も生活環境も違うところがSFマインドをくすぐる。これが出てくるSFはすべて読まねばならない。
インド:何があっても許される、という不思議な先入観のある国。パキスタンの敵。
インド人:不思議な雰囲気の人は俺にとっては「インド人」扱いである。「外人」の様に差別的な意味を含んでいない。
ウェイトレスさん:大好き。しかしそれは抽象としてであって、実体としては接客態度がなっていない人もいるわけで、そういう人は嫌い。
ウォルドー:ハインラインの小説「ウォルドウ」が原点。遠隔操作用のマジックハンドを指す言葉として一般化している。俺はジャンボーグAやマツモト14号の様に操縦者の動きをトレースして動くタイプのロボットをウォルドーと呼んでいる。操縦者が搭乗するタイプでなくても良い。
うぐぅ:殺人的破壊力エロゲー『Kanon』に登場する女の子、月宮あゆの口癖。困って閉口するときに使用。ときに、あゆそのものを指すのにも使う。
宇宙人:地球人類以外のすべての宇宙生命体を指す。映画『アンドロメダ…』に登場するのは細菌型宇宙人である。→地球人類
宇都宮:俺の故郷。名物は「吊り天井」。
宇東:「うとう」と読む。俺の母校・栃木県立宇都宮東高等学校のこと。栃木県の高校の略称はなかなか癖があっておもしろい。校章はひらがなの「う」と「ひ」をつなげた竜の様なマークで、一時期サンライズに優秀なアニメーターを大量に排出していた。おかげでOAV「ガンダム0083」の第一話で爆破されるガスタンクには無意味に宇東の校章がマーキングされていたりする。
ウナギ:俺が食べるにあたって唯一好きな魚。黒くてくねくねしたものをみると無条件にウナギと云ってしまう。単語として異常に反応してしまうという意味では「6」と同じ。
映画のエヴァのラストシーン:『まごころを、君に』のラストシーン、首なし十字架になった量産型エヴァが突き刺さる海、血の虹、巨大綾波の崩れた顔、終着の浜辺、まさにJ・G・バラードの小説のシュールリアリズムを具現化した世界描写である。これを見たとき、「バラード読んでて良かった!」と勝利を確信したと同時に、普通の人にはどういうふうに映っているのか、という余計な心配もした。読者おいてけぼりのぶっ飛んだシュールなラストシーンは「ぎゃふん」とはいわずに「映画のエヴァのラストシーンのようだ」と表現する。TV版エヴァの最終回は「ぎゃふんオチ」で正しい。→バラード的
エヴァ:アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のこと。それまでの富野アニメに見られたシリアスで意味深なテーマ性などを再編成しただけのように思っているのだが、それ故に、エヴァ以降はエヴァ以前の作品を引用することが絶対的に減ってしまった。ガンダムやイデオンではなくエヴァで説明すれば見ている人も多いのでそれで済んでしまうのである。だが、所詮ブームになったとはいえ、根本的な解釈の違いなどもあるし、また見ていない人にはどうしようもないのだが、俺の主義は「わかるヤツにだけわかれば良い」なのでついつい多用してしまう。
エクスプローラー:探求、探検を行う者。Windowsを使っている人にはなじみ深い言葉かもしれないが、俺はMac使いなのでエクスプローラーはあまりつかわず、マイコンピュータからパカパカ開いていく派。俺としてはある新しい分野の趣味に走っているときはエクスプローラーになっていると表現する。セクシー・エクスプローラー時代というのは大学卒業間際から社会人初期にかけて、世の中に色んな性癖が存在することを理解しようとか云って色んなタイプのエロ雑誌や官能小説を漁った頃を指し、ゾクフー・エクスプローラー時代とは90年代半ばに、世の中には色々な風俗産業があるが、それを知識ではなく肌で体感してみ隊!そうしなければ人生の真実に近づけない!とか云って歓楽街から伝言ダイヤルまで冒険していた頃を指す。古本探しのことは古本エクスプロールと表現する。今は……そう、ラヴ・エクスプローラーかな?
エクスペリエンス:経験、体験。語源はやはりJOJO第5部だろうか。学生時代まで俺はどちらかというと頭で色々先まで考えてしまって行動できないタイプであったが、卒業後はそれではイカン、と経験主義者に転身してしまった。主観的な真実は体感にある、と俺は思っている。
えげれす:イギリスのこと。
SE:俺の職業。システムエンジニア。聞こえは良いが、仕事は大変なことで有名。「スキャナーにいきがいはない」をもじって「SEにいきがいはねぇ!」とか良く云っている。
エックス:JAPAN、ボンバーの枕言葉。仮面もあり。
エロゲー:18禁のパソコンゲームのこと。ギャルゲーの中の1カテゴリーである。
オーケン:大槻ケンヂのこと。
オートバイ:小説『青の炎』で主人公のひねた高校生が「自転車だって英語ではバイクだぜ」と云っているが、俺も思春期にまったく同じことを思っていたので内燃機関で動く二輪車で多段変速式のものをオートバイと呼ぶ。こっちの方が無骨で格好つけていない感じがして俺は好き。ちなみに無段変速式ってのはスクーターのこと。
大槻ケンヂ:ロッカー。エッセイ、小説なども書く。しかし、同じ様な経歴の町田康の方とはえらい差がついてしまったようで悲しい。星雲賞受賞者と芥川賞受賞者じゃねぇ。
岡村靖幸:ロッカー。その自意識の過剰さ、向上心の強さに惹かれて大学卒業間際に熱烈なFanとなる。が、女にふられたショックで雲隠れ。数年後に川村真琴をプロデュース。その後自らも復活したが、ブラウン管に再登場したときただのデブになっていて、彼のセクシーさに惹かれていたFanは皆ぶっとんだ。「妻になってよ」というとてもロックとは思えないセンスの歌を発表したりしているが、「部屋にこもってファミコンやってビデオばかり見ていたら彼女なんてできっこないだろ」というようなオタク諸君に是非聞かせてやりたいような歌詞の歌をたくさん作っている。彼がピエール・瀧につれられてテレクラ体験したあとに発表した「ハレンチ」は涙なしには聞けない歌だったりする。
おセンチ:愛しさとせつなさと心強さとを感じさせる表現媒体を「おセンチである」と云う。冗談みたいだが本当である。やるせなさであるとか、寂寥感であるとかも含まれるが、負の感情表現だけで救いのないものはおセンチではないのだ。LOVEが絡んでいる場合は「せつなさ」と絡めて積極的に「おセンチ」扱いする。→せつなさ
オタク:俺はオタクを自覚している。一般にオタクはオタクを自称しないそうだが、例外も居るというわけである。しかしながらオタキング・岡田斗司夫とは異なる視点でオタクという者を見つめていると思う。→一般民間人
お茶の水:日大理工学部駿河台校舎のことを指す場合が多い。
オネ:タクティクスの不条理オセンチエロゲー『ONE』のこと。目が見えない娘、口がきけない娘、知恵遅れぎみな娘、トラウマ持ちの娘、などが登場するというので話題になったが蓋をあけてみれば滂沱必至の感動系シナリオだったというもの。『Kanon』と同じスタッフが作った。
××お姉さん:働く女性を俺はこう表現する。男の場合はお兄さんである。(例)スターバックスお姉さん
おフランス:なんかカタカナで表記されていて上品ぶっている表現を指す。英語でもドイツ語でも良い。官能小説でやたらとカタカナで表現されているとき「おフランス風」と表現する。
漢:漢字の「漢」と書いてオトコと読む。「強敵」と書いてトモと呼ぶ。漫画『北斗の拳』あたりが原点か。男らしい男、の意味。
男なら:俺の性別が男であるため、「当然でしょう」的な使い方をする。この表現を使っている事柄にについて女子でそれをデフォルトにしている方がいても全然問題ない。(例)男なら買うだろ!
オラオラ:JOJO用語。スタンド・スタープラチナが相手を拳で連打するときのかけ声。転じて相手をボコボコにするときの表現。
オラタン:SEGAの対戦ロボットゲーム『電脳戦機バーチャロン』の続編、『バーチャロン オラトリオ・タングラム』のこと。今俺がやるアーケードゲームはこれだけ。ドリームキャストに移植され、ドリキャスはこれ専用マッシーンになっている。ネットワーク対戦が可能。→バーチャロン
俺的:あくまで俺個人の意見として、の意。あるいは俺固有の表現として、の意。非常に多用される。
女の子:自分と同世代の女子に対して使用する言葉だったが、俺ももうイイ年なので、俺より年下の女子を指していると思って欲しい。
「女の子の気持ちはどうなるの?」:漫画「CHI・GU・HA・GU」中でのヒロインみるくの台詞。相手の男子がつれない態度を取った場合に女子側が使用する。
怪獣足形カード:ゾクフー・エクスプローラー時代に集めた飲み屋のお姉さんの名詞のこと。ウルトラ怪獣のソフビ人形には怪獣の足形を記した札が付いていた。それになぞらえたもの。
学園:(1)このページ「私立東鳩学園分校No.6」のこと。(2)有名イメージクラブ「聖コスプレ学園」のこと。(3)ギャルゲーをプレイ中、主人公が通っている学校のこと。
Kanon:精神破壊系エロゲー。詳細は別途。
下半身:俺の動力源が内蔵された重要な部品。Bパーツ。
カワニシ:俺の優秀な後輩。サイバードッグ1号。→サイバードッグ
神田カルチェラタン闘争:学生運動華やかなりし頃、神田方面で繰り広げられていた激しい闘争のこと。日大理工学部も神田にあったので少なからず荷担していたと思われる。学生運動を代表する表現として使用。
勘弁してくれ:色々な意味で、精神的にダメージを受けた時に使用。誉め言葉として使用するすることの方が多い。
偽装亡命者キリル:同名小説、同名ドラマの主人公キリルの立場のことを指す。転じて本来の自分を偽ってなんらかの振る舞いをしているときに使用。(例)一般民間人を装った俺はまさに偽装亡命者キリル状態
吉六会:大学時代の弓道部同期・もてない系(?)6人の定例会。うち一名は田舎に戻って結婚しているので今では実質4人集まれば良い方か。GW、お盆、年末、年明けくらいに年4回くらいお互いの近況を話ながらうまいものでも喰おう、あるいはスキー、ビーチ、フィッシングなど一般民間人的な趣味の世界を堪能するために集結する。
逆転世界:クリストファー・プリーストの同名小説から。俺的に「大どんでんがえし」のような意味で使用。ギャフンおちの代表作でもある。→ギャフンおち
「却下だ!」:語源はおそらく漫画『究極超人あ〜る』の鳥坂センパイ。他人の意見・提案を否定するのに使用。禁則事項発令時にも使用。
ギャフン!:激しく閉口している様。ただし、怒っても失望してもいない。たいていは物語のラストが無理な着地点に行き着いているときに使用される。それが客観的に許されない場合はギャフンですませてはいけない。もともとは平野耕太が読み切り漫画でどう考えても締め切りに間に合わずに「ギャフン!」とかで落としている漫画の方が時間的に余裕がある時に描いた作品よりもおもしろかったことに起因する。→ギャフンおち
ギャフンおち:俺用語としてもっとも広まった表現ではないか。物語の最後があっと驚く大どんでん返しの場合に使う俺的表現。単なる尻切れとんぼとか、誰が見ても破綻しているオチは正式には「ギャフンおち」として認定していない。あくまでも「そりゃねーだろ?」と言わせつつも整合性はとれていることが最低条件である。俺はあまりミステリを読まないのだが、ミステリの世界ではどんなに意外なオチがきてもギャフンの領域にはいかないのではないかと思っている。つまりこれはSFが得意とするオチの技法なのではないかと思うのだが。代表的なところで『逆転世界』『蜂工場』がある。
ギャル:自分より若い娘のこと。29歳でもギャルだ。反対語は「年上」。年増、というのは失礼な気がして使わないですな。(例)ギャルを紹介しろ〜
ギャルゲー:女性キャラが複数出てくるゲームの総称。「ときメモ」の様な恋愛シミュレーションが主流だが、「痕」のようなノベルタイプや「サクラ大戦」の様に色々なゲーム要素をごった煮にしたものも存在し、ゲームの形態としては様々なものがある。「井上涼子」の様に一人しか出てこないかつゲーム的な要素がほとんど排除されているものもあり、大変奥が深い。
狂風世界:バラードの同名小説から。風が強い日のこと。
キュピーン:漫画『すごいよマサルさん』で使用されてメジャーになった、目が輝いている表現。大抵は何か危険な考えを思いついている。
許可:却下の反対。よく「俺の許可もなしに……」という表現をしたり「許す!」とか叫んでいたりするが、単に勢いづいているだけなので「なんでいちいちアンタの許可がいるんだよ?」という無粋なツッコミは禁止。
キラキラ:少女漫画ティックな、瞳の輝きを表す表現。何かステキな目に遭っている場合に使用。漫画『サンクチュアリ』で北条がイイ気になっている場合にも使用。
筋少:ロックバンド・筋肉処女帯のこと
くぅうう:嬉し、悔しで歯を噛みしめてうなっている様子。俺をうならせるとはなかなかやるな!的な場合に使用。
くぅぉあっ!:カッ、と目を見開いている様子。俺を刮目させるとはなかなかやるな!的なモノを目にしたときに使用。
(苦笑):非常に多用する。笑って済ませるしかないでしょう、って感じ。→(笑)
クジラ:小説『スターシップと俳句』など、クジラが登場するSF小説のこと。読まなくてはならない。
くだらないモノ:センタースティックと同義。→センタースティック
ぐったり:イヤになっている状態を表す。つまり俺はよくぐったりしているわけである。
GOOD:JOJO第三部に登場したダービー兄弟の口癖。彼らは勝負に魂を掛けることを要求し、その心構えを「GOOD」と表現した。つまり、GOODとは俺の魂に誓って「良い」と認定された、ということなのだ。
クルックゥ:俺的イルカの鳴き声の表記。
京兆のアニキ:JOJO第4部に登場するキャラ。几帳面な人でCDをケースから出しっぱなしにしていたりするとスタンド攻撃されてしまう。
ゲイツ:俺の生涯の敵であったが、最近適度にやられているのであまり激しく攻撃はしていない。それにWindowsにも慣れきってしまったしね。
ゲイツマシン:Windows搭載機。DOSベースで使用している場合や単純に筐体を指す場合はDOS/Vマシン、AT互換機、などと表現する。VAIOもLINUXで動いていたりエミュレータでMacOSが動いている時はゲイツマシンではない。
ゲイツOS:Windowsのこと。DOSは良いOSなのでゲイツOSとは呼ばない。
結晶世界:バラードの同名小説から。冷凍庫にびっしり霜がついていること。
血涙:漫画『覚悟のススメ』でメジャーになった表現。悔し涙の最上級表現である。悲しい涙の最上級でもある。反対語は感涙。
ゲバ:暴力学生のこと。あるいは暴力行為そのものであり、あるいはその服装である。
ゲロ吐きそう:なんか言葉は悪いが誉め言葉である。としまえんのシャトル・ループが気に入って一日に5,6回乗ったらゲロ吐きそうになったこととかが起源だろうか。気に入ってしまって何度も繰り返したりするときにも使う。(例)おもしろくってゲロ吐きそう。
ケンヂ:大槻ケンヂ
源文マンガ:小林源文が描く戦争マンガの総称。俺がJOJOの次くらいにセリフの引用を多用する。
こーちゃん:映画監督・川北紘一。ぐったりするようなメカ特撮で有名。『カールビンソン』で原住民として登場している。
恋:JOJO第1巻で「恋ッ!!」とかやられたときはかなり死んだ。高校生の頃、恋をしていることに気付かず、愛を求めたために挫折した苦い経験を持つ。恋こそおセンチテイストの真骨頂である。恋は人類にとって不可欠ではないがスバらしいものである。
小池一夫:漫画原作者。尊敬している。『赤い鳩』『連環日本書紀』など伝奇的な作品が特に好き。ペアの絵師では池上遼一、叶精作などが好み。
康一くん:JOJO第4部に登場するキャラ。著しい成長を示す場合に使用。あるいは戦闘には負けたが精神的に勝っていた場合に使用。
<幸福の学習と科学>:大学時代に創設した俺主催のコミケ用サークル。その名の通り、天皇ネタや新興宗教ネタが多く、コミケなのに小説本や詩集、官能写真集、替え歌テープなどを売っていた。現在の売り物はギャルゲー本<雷撃Gマガジン>のみ。
御三家:諸説あるようだが、俺にとってはアジモフ、クラーク、ハインライン。
ゴツゴツ:俳優・高島政伸兄弟のこと。平成ゴジラシリーズで一家で活躍。
ことぶきゆうき:俺のペンネーム。通常はひらがな表記で、漢字表記は寿湯浮。めでたいことがお湯からプカプカ浮き上がってきますように、との願いが込められている(嘘)。
子供の頃からエースでジョーカー:小説<ワイルドカード>シリーズのミュータントは人間ソックリだが特殊能力を持った「エース」と外見がミュータント化して人間離れした「ジョーカー」の2種類。このミュータントという語を「オタク」に置換してみると、エースはマニア、後者はコスプレさんと見ることが出来る。両親がオタクの場合、生まれてきた子供は5歳児にしてウルトラ怪獣の名前を全て知っていたり、あまつさえ科特隊のコスプレをしていたりする。まさに生まれながらのオタクということになる。理由はどうあれ、才能ありすぎな感じのチビッコを指すのに使う表現。
小林源文:戦争劇画家。源文は「もとふみ」と読むが通常「ゲンブン」と呼ばれる。ホビージャパン誌で第二次大戦をテーマとした戦争漫画を書いていたが、コンバットコミックでSF漫画も書くようになった。アニメージュにナウシカの穴埋めとして『東京兵団』を連載したところ、宮崎シンパの似非平和主義オタクどもからカミソリ・レターが殺到してあえなく打ち切りになってしまった。最近は天下の集英社から自衛隊が秘密裏に海外派兵を行う<オメガ・コマンド>シリーズを出したりしている。
「これが××エイジを生きるってことか?!」:小説<ワイルドカード>シリーズの第一話で主人公ジェットボーイの叫ぶセリフより。アトミックエイジというのが元だが、勝手にサイバーエイジとかに置換して使っていることもある。時代の流れ、というものを強く意識したときに使用。
コンピューター:趣味の欄に良く書く言葉。読書と映画よりは時間も金も使っている。
サイバー:電脳。むき出しでつぎはぎで中途半端で一代限りな感じを受けたときに使用。量産されたプロダクトから受ける印象の対極に位置する。または人機融合的な印象を受けるものにも使用する。極度に小型化されたデバイスなどがそれ。
サイバーエイジ:90年代〜現在に至るまで。80年代は「ハイテク」の時代であった。90年代はハイテク時代に夢見た技術の挫折と既存技術の氾濫、大量消費時代になった。そして望むと望まざるとにかかわらず、電子機器はどんどん小型化し身近になり、人との一体化は進んでいくのだった。ネットを通じて精神的に融合しつつもある。
サイバースペース:電脳空間。90年代初頭はパソコン通信のことを指していた。今はインターネットを主に指す。iモード利用などを考えると語の再定義が必要かも、と思う。
サイバーダイン・モデル101:映画ターミネータでシュワちゃんがやった役。金属骨格と生きた表皮を持つサイボーグのこと。
サイバードッグ:もとアップルの提唱していたインターネット接続技術。そしてそのマスコットに使われていた犬。転じて電脳空間を自由に駆けめぐる忠実な僕である後輩を指す言葉になった。どうやら左右に一匹づつ控えており、右はしょっちゅう使っているが左は禁断なのらしい。
サイファイ:梅原克文が提唱する自分の小説の形態。SFよりもエンターテイメント性に富んでいる事がウリらしい。ちなみに20年以上前にアメリカで馬鹿にされたSFの呼称でもある。かのハーラン・エリスン曰く、「おまえら知らないのか?サイファイってのはな、コオロギがSEXするときの音だぞ」。
サイフィクト人:サイフィクトはサイファイと同義。SFを越える小説の呼称案の一つ。漫画ドラゴンボールに登場するサイヤ人にかけて、サイファイ寄りの思想を持つ人をサイフィクト人と呼称する。
サイボーグ:生体と機械を融合して作られたもの。時として人の形をしていなかったりする。これが出てくるSFも全部読まねばならない。特にタカラの玩具「変身サイボーグ」を指すこともある。
炸裂:威力絶大な様子。感心を通り越した激しい影響を受けている様子。
「サボーが入ってます」「じゃあ、サボーでイイです」:小説『武力対決』で、M1戦車搭乗員のやりとりを当時流行っていた吉田戦車風にアレンジしたもの。なげやりな態度を表現。
サボタージュ:「サボる」こと。「云う」と同じで古くさい表現が好き。
さわやか:俺的に好印象の男子に用いられる誉め言葉。
××さん:比較的好きな有名人を親しみを込めて呼ぶときはさん付けが多いかな。→ン
サンチマンタリスム:おセンチのこと。格調高い感じがするでしょ?
シェルパーソン fights for justice!:特撮作品『特捜ロボ・ジャンパーソン』に感動したので、マキャフリイの<歌う船>シリーズに登場するサイボーグ宇宙船の人(シェルパーソン)のことを語るときはこう呼ぶ。
G:自慰の婉曲的表現。
塩田:漫画『幕張』の登場キャラ。巨乳が好き、という属性が俺とかぶる。
死刑宣告:俺が設定した条件をクリアできていない人々に対して下される罵倒。→死ね!
沈んだ世界:J・G・バラードの小説。水浸しになった地面などを見て俺が云う言葉。
次弾装填:続く、の意味。または次を準備、用意、の意。
失敬な!:侮辱を感じたときによく使う言葉。
失礼!:コードウェイナー・スミス「スキャナーに生きがいはない」でスキャナー・マーテルが云うセリフ「クランチ中にて、失礼!」より、場を立ち去る際に使用。失礼掲示板とかの「失礼」を指す言葉としてはあまり使わない。
死ね!:死刑宣告ですな。強い憤りを感じたときに使用。死命を尊守できていない場合に使用。あきれかえった表現として「死んで欲しい」も良く使う。
死命:使命のこと。誤字ではない。(例)「それが我々の死命だ!」
ジャーニー:アニメ『センチメンタル・ジャーニー』のこと。ギャルゲーにはまりたての俺が深夜にやっていたにもかかわらず全話生で見ていた作品。ゲーム『センチメンタル・グラフティ』のゲームの出来があまりにも悪く、それに怒ったファンの邪気を治めるためにサンライズに制作依頼された。そのため非常に質の高いアニメになった。その後、二匹目のドジョウを狙ってサンライズが繰り出した『セラフィム・コール』は俺的に耐えられない出来であったが、みごとに2匹目としてはまった連中を生み出していた。
しゃがみナパーム:ゲーム『バーチャロン』のベルグドルの使う技。障害物を越えて炎の柱がステージの端まで直線的に走る。俺的に「直球」くらいの意味で使用。
しゃがみミサイル:ゲーム『バーチャロン』のベルグドルの使う技。ほぼ垂直に発射され、山なりに敵を襲うミサイルのこと。非常にかわしにくい。遮蔽物に隠れての発射が可能で、多用すると卑怯者扱いされる。俺的に「飛び道具」くらいの意味で使用。
just now:「燃えるのは今」の枕言葉。語源は『Xボンバー』の主題歌。
ジャスミンちゃん:俺が入れ込んでいるキャバクラお姉さんの吉六会での暗号名。8号まで存在が予言されたが、実際は6号で終了した。
ジャックイン:ネットにアクセスすること。以前はMacのPlain TalkとApple Scriptを組み合わせてマイクに「ジャックイン!」と叫ぶだけでネットスケープが起動してプロバイダにダイアルアップするようにしていた。
ジョースター:ファミリーレストラン『ジョナサン』のこと。漫画『幕張』でもジョナサンらしき店がジョースターと記述されていた。JOJO第1部の主人公、ジョナサン・ジョースターからの連想でそう呼んでいたのだが、『JOJO A GOGO!』で作者が打ち合わせした場所からその命名がなされたというネタがあって、スゴク驚いた。
ジョイスティック:センタースティックと同義。→センタースティック
ショーちゃん:麻原彰光のこと。
しょーちゃん:中野昭慶監督。火薬をたくさん使う。漫画『宇宙家族カールビンソン』より。
(笑):フェイスマークをあまり使わない俺の多用する表現。牧眞司さんは「本当に笑っているのかわからないので嫌い」というが、俺が使っている場合は本当に笑っている。読んでいる人に笑って欲しいという意図はなく、あくまで俺が笑っているシーンで使用。(苦笑)も同じ。「ワラ」ではない。
正面装甲:第二次世界大戦における戦車戦において、俺が最も重視しているモノ。戦車開発は砲の大型化(大口径化)と装甲の強化(重量化)のいたちごっこであった。小林源文漫画ではソ連の新型戦車がドイツ軍戦車の砲弾を真正面から受けて弾く描写が多く、これに痺れたため。傾斜をつけて跳弾効果を狙ったモノなどはさらにGOOD。列車や車などは無論装甲されていないのだが、そのフォルムを語る上で前面の傾斜具合を一つの基準にしていた時期があった。(例)今度の新幹線は正面装甲傾斜しまくっててGOODだよ
冗長度:情報工学において、誤り訂正などをするために付加する余計なモノの量を指すが、俺は故意に遠回しというか、回りくどい言い回しが好きで、それは冗長度を高めているのだ、といういいわけをすることにしている。たとえば、「人」と云えばいいところを「地球人類」と云ったりするわけである。
諸君:俺が読者に対して使う呼びかけ。本来は「私立東鳩学園」はSF研の仲間内向けのサイトだったので「諸君」はSF研の同志を指していた。
女子:特に年齢の制限なく女性をくくる呼び方。会社で使ったら後輩に「中学生じゃないんだから」と云われたが、日本語的は俺の使い方の方が正しいと思う。中学生を指すなら「女の子」の方が適切だろう。→女の子
JOJO:漫画『JOJOの奇妙な冒険』のこと。高校生の頃から入れ込んでいるので俺の魂の66%くらいはこのマンガに支配されているといっても過言ではない。
ショック画像:KKIさんのページで使用されていた、昔の特撮番組のショッキングなシーンの画像につけられていたコーナーからパクッた。
指令:俺が後輩に対して発する命令。結構達成率は高い。
「新型か?!」:新型メカのカッチョイイ登場の仕方。東京モーターショーなどの展示会で連発することも可。
人工知能AI:特撮作品『ジャンパーソン』に登場する自立したロボットが備えている知能回路の呼称。人工知能もしくはAIと記述すべきところはすべてこの語で表記している。
紳士のたしなみ:コンドームのこと。以前は準備すること=下心丸出しみたいな感覚があったのだが今ではすっかり姫野さンあたりにしつこいほど教育されているのであらゆる局面に備えて常備している。
人生:「今までに」みたいな意味合いで「人生において」という感じで多用。明日のコトとかも考えたことがないので「これからのこと」としてはあまり使用しない。
シンセティック:様々な要素が統合された状態を指す。良く使うのは「人間はシンセティックなものだから、評価が難しい」のように使う。昔のスペオペに出てくるアンドロイド=合成人間=シンセティック・ヒューマノイドが語源。
シンちゃん:碇シンジ。アニメ『エヴァンゲリオン』に登場する男の子。自閉気味でヨワヨワ。中学生日記や金八先生とかで「本日の主人公」になりそうなタイプ。
人類永遠の謎:俺がごまかしたいときに使う表現。語源は漫画『マカロニほうれん荘』。
推奨:オススメ、の意。
スキャン:走査。棚を眺めるとき、ブラウン管上の走査線と同じ動きで視線を動かすため、スキャン、と表現する。捜し物をするときのこと。
スキャナー:(1)小説「スキャナーにいきがいはない」に登場するサイボーグのこと。視神経以外が脳から切断されていて、苦痛から切り離されて作業にあたることができる。ヘイバーマンと違って自ら進んで手術を受けた存在。転じてワーカホリック状態の自分を指す。(2)平面を読みとるパソコンの周辺機器のこと。
すさむ:心がトゲトゲ状態になること。それを癒すには通常お姉ちゃんと1h以上会話することが必要とされる。
スタンド:超能力全般を指す。また、実生活においては驚嘆すべき威力・能力。目に見えない威力。素早い行動などにも使用する。語源はJOJOの奇妙な冒険第3部以降に登場する「スタンド能力」。本来は「超能力という不可視なものを視覚化したもの」である。
スタンディングオベーション:エヴァンゲリオン最終回での「おめでとう」シーンを指す。漫画『炎の転校生』で云うところの「おしみない拍手を送ろう」に相当する。俺の場合はやや茶化して拍手している。
積極:自ら接近して肉迫していくこと。語源は漫画『覚悟のススメ』。
Zの人:作家・ロジャーゼラズニイのこと。ディレイニーが「ただ暗黒」の中で「発音不能なZで始まる名前」という表現をしたところが由来。俺にとって究極の作家を意味するためこの表記を広めた。彼の著書は「Z本」、彼の非公式ファンクラブを「Z会」と云う。
せつなさ:胸がギュッと締め付けられるような独特の感覚。恋愛に関係していると思われる。やるせなかったり、さびしかったりするのと似ているが真相は不明。
せつなさ炸裂:熟語。ゲーム『センチメンタル・グラフティ』のキャッチコピー。そのあまりにぶっ飛んだ語感が気に入り以後乱用している。
全開:「全力」に近い意味。おそらく仮面ライダー主題歌などで使用された「エンジン全開」などから来ているが、アニメ『プラレス三四郎』の主題歌ではついに「回路全開」という素晴らしい誤用がなされ、以後わざとそっち方面で違和感のある使用法を好んでいる。(例)全開射撃!
セングラ:サターン用ゲーム『センチメンタル・グラフティ』のこと。キャラ萌え専用に販売戦略を練りに練った結果、周辺グッズのみが異様な人気を示し、ゲーム本体は糞ゲーとして置き去りにされてしまった。俺自身、マウスパッドとかを見て「一体なんのゲームのキャラだ?」と困惑したのはゲームが出る1年前の話。攻略本がゲーム発売の遙か前に出ていたのも有名。ゲーム発売日、アキバのゲーム販売店は0時販売開始など各種イベントを企画していたが次第に「糞ゲーである」という噂が広まり販売店側もそれを察知し、お取りつぶしになった。ゲーム本体のパッケージは味も素っ気もない真っ白なもの。その前に発売されたデモディスクはプレミアがついていて今でも1万5千円とかの値が中古屋でついている。現代においてギャルゲーを語るうえで外せない逸品。
センセ:尊敬と親しみと茶化しを含んだ作家につける敬称。
先生:尊敬と親しみをこめた好きな作家につける敬称。(2)F社某課長が他人に呼びかけるときに使う言葉。彼は妻や娘にも「先生、」と呼びかけているのではないか、という疑惑がある。(3)キャバクラで初めてヘルプでついた娘など、距離感がつかめない相手に対して俺が使う呼びかけ。
センタースティック:男子の股間についている生体直結ジョイスティックのこと。握って操作することにより、かなりイイ気になれる。
総統:「ゆうき」という呼称よりも俺を指すことが多くなってしまって困っている。役職名であり、いつやめるともしれないので、将来「前総統」「元総統」などと呼ばれたくないのでできるだけ「u-ki」もしくは「ゆうき」と呼んでいただきたい。
ゾクフー:いわゆる風俗店のこと。最下級がキャバクラ、最上級がソープ。いくら高級でもパブはゾクフーとは云わない。またソープと云ってもすすきのと吉原では大違いなので初心者や未経験者はRPGのダンジョンを想像すると良いかもしれない。各階層は広大なマップを持ち様々なレベルのモンスターが居るのである。
ソムトウ:SF作家ソムトウ・スチャリトクルのこと。
ソ連:今はもうなくなってしまったが、今でも俺の最大の仮想敵国。赤の国でもある。武器、兵器、戦法などにかなり特徴がありいまでも戦争・戦闘において「ソ連的」のように使用することが多い。
〜隊:〜したい、という意志を持った人たちを指す。特定の集団ではなく、世界に自分以外にも存在するであろう時はこの表現を使用し、勝手に隊長になっている場合が多い。(例)結婚したら尻にしかれ隊、隊長のu-kiです。
大往生:漫画『魁!!男塾』に登場する雷電の額に施された入れ墨。間違っても永六輔の著書とは関係がない。彼は靴の先に鋭利な刃物を付け、「大往生〜っ!!」と叫びながら蹴りを繰り出す。それは凄い迫力なのだが、それがまともに決まることはないのだった。同人作家、車田ん吉先生の「ときメモ」漫画では虹野の額にこの大往生の入れ墨があり、虹野Fanの俺としては大往生=三面拳・虹野の迫力ある応援というイメージがある。
〜大臣に任命するッ!:語源・平野耕太用語。あまりに立派な所行に対しての賞賛に用いる。(例)完璧だ!貴様をカンペキ大臣に任命するッ!
タイムトルーパー:小林源文漫画のタイトルより。主に歴史を改変するために自主的に時間移動して戦闘するシチュエーションを指す時に「タイムトルーパー状態」のように使用する。映画「時をかける少女」などはタイムトルーパーとは云わない。通常のSF用語であるタイムリープ、タイムトラベル、タイムスリップ、などの表現がかっちょ悪いため。
体力限界:疲れちゃった、の俺的表現。実際限界なことが多い。
タカハシ:俺の本名。なんか海外SFでは悪者として登場することが多い。(例)『JM』『スターシップと俳句』
タカラ:俺の幼年期を支えた玩具メーカー。変身サイボーグ、ミクロマンなどに汚染されてSF道に足を突っ込んだ可能性が高い。後にダグラム、ボトムズなどのリアルロボットの玩具を作る。ゲームやLD事業にも手を出したようだがそっちはイマイチ。
ダサコン:「コン」とついているため、いわゆるSFの地方コンベンションだと思われていることが多いが、単なる本好きのオフ会だというのが俺の見解。一応、俺が主催だと思われているが、俺は単なるスタッフの代表である。
助けて××!:勘弁してくれ!を超越した悲鳴。一応、大喜びしていると見て間違いない。××にはそのシチュエーションで俺が助けを求めたい人名が入る。主にキャラクター名が入るが友人名である場合も多い。
ダビング:俺的にはデフォルトで遺伝子のダビング行為を指す。「紳士のたしなみ」を装着しない性交渉を指す。
「ダビングしたけどね」:ドラマ「高校教師」中で変態淫行教師役を勤めたマサーキ・京本が発した名セリフ。持田真紀を強姦したシーンをビデオに納めてそれをネタに再び性交渉をせまり、もう一度寝たらテープを返してくれ、という持田に対して素直にテープを返す京本。「じゃあね、先生」と晴れやかな顔をする持田にこのセリフを放ち持田を奈落のずんどこに落とす、という名シーンであった。自分の遺伝子を持田真紀にダビングしたシーンをビデオに収めてダビングすることで何度も遺伝子ダビング行為を繰り返した、という構造が非常にメタで、ディック的であり、以後ダビングという言葉の意味が俺の中でかのように変容し、異常に反応するようになってしまった。困ったものである。
駄目:ダメは卑怯やヒドイなどと違って誉めの要素のない完全な否定である。ダメを使って表現されるものは本当によろしくないものなので、俺は自分を指してお気楽に「ダメ」とは表現しない。本当に失敗したときやうまく行っていないときに使うようにしている。自分に対してダメを連発しているとポジティブティンキングができないし、本当に失敗したときにいさめる言葉がみあたらなくなってしまう。
ダメ人間:筋肉少女帯の曲から。ほんとうに駄目な人、役に立たない人、壊れちゃってる人に使用。茶化した表現ではある。
男子:女子の対極にあるもの。女性の集団に対して使う「女子」よりは自分を含んでいるせいか使用頻度は少ない。また、野郎ども、奴ら、諸君などの代替語が存在することも原因として考えられる。→オトコノコ
チャイネシア人:コードウェイナー・スミス<人類補完機構>シリーズに登場する未来の太陽系でかなりの勢力を誇っている黄色人種の帝国を構成する人民。俺としては大東和共栄圏構想に含まれて過去に日本の蹂躙を受けた範囲にあるアジア系の外国人をこの一言で表現している。フィリピン人だのインドネシア人だの韓国人だのという表現は使わない。無論、特定個人に対して出身を表現する場合などには用いない。
地球が地球が大ピンチ:ファイヤーマンのオープニングより。SFで地球が災害や異星人の攻撃などを受けて壊滅の危機に瀕している状態を指す。環境的なモノであり、人類に対する宇宙人の降伏勧告などはこの表現をつかわないその時は「地球人類最大の危機」などの表現をする。
地球人類:国や思想を越えて、地球上に生息する人類すべてを指す言葉。俺的には非常に使用頻度が高い。(例)地球人類として最低限度の××
超〜:多くの証人が居るのだが、俺は小学生の頃から超を多用していた。語源はアニメ『ザ・ウルトラマン』の主人公・光超一郎という名前が格好良かったから。
超禁止:これは超がついても明らかに平野耕太用語。却下よりは新しい感覚。→却下
ちょほほ〜:いわゆる「とほほ」の俺版。なさけないやら悲しいやら、の意。
〜ッ!:基本的にJOJO用語だと思われるが、荒木飛呂彦センセは初期には「だッ〜ッツ!」の様にマジで発音不能の力み方をしていたのでそれの簡易版といったところか。とにかく普段から必要以上に力んでいる俺の発音を表現している。
デートしてぇ症候群:持病。健康で気分が良く、天気が良い休日や、不意に連続した休みなどがとれることがわかった瞬間に発作的に起こる。だいたいその日中に収まるので軽い症状である。
〜ティック:通常、〜的、と表現するとき日本人はなんにでも「〜チック」と付けるが、俺は〜ティックと表記する。これだと英語にも日本語にもない語(主に固有名詞)につけても違和感なく使えるという便利なシロモノ。(例)JOJOティック、暗黒舞踏ティック
ディック的:言葉で説明するのは難しいが、P・K・ディックの作品世界のように現実と虚構の境目が希薄でときに入れ子構造になっていること。
できちゃった婚:俺の理想型。既成事実は時として話の進行をスムースにする。
death:〜です。というのの俺的表現。語源はアングラ・ロックバンド「猛毒」の曲、「サザエDEATH」あたりから。デスメタル系の人は良く使う表現らしい。
デバイス:小型の電子機械類。電子手帳や携帯電話はデバイスである。
「では諸君、行こうか!」「はい、艦長!」:どこかに集団で出かけるときは映画「U−BOOT」の日本語吹き替え版の出港シーンがリフレインする。
デフォルト:一般民間人はあまり使わないことが判明して驚いている。初期設定、無指定時の値。転じて「あたりまえ」「普通」「基本」の意。
テレマガ:講談社発行の子供向け雑誌「テレビマガジン」のこと。すがやみつる、ミクロマン、ダイナミックプロと出会い、70年代特撮ヒーローの知識はここから得ている。「宇宙船」で知識を得るのは高校生になってから。
店長的視点:ゲーム「Piaキャロットへようこそ!」にはまって以来、ファミレスマニアになった俺はファミレスに行くといつもウエイトレスの接客態度などを「店長的視点」から評価する癖がついてしまった。
東弓会:(とうきゅうかい)俺の高校時代に所属していた弓道部のOB会。俺は会費を払っていないのでそこに所属してはいないが、そこに所属している後輩連中とは今もつき合いがある。
トゥルーパー:ハインライン『宇宙の戦士』の原題 Starship Troopers 、および映画「スターウォーズ」のストーム・トルーパー、アニメ『ボトムズ』から装甲を装着した機動歩兵をTrooperと呼ぶようになり、稀代のバカアニメ『サムライ・トルーパー』にて完全に定着。しかしその後バーホーヴェン監督による映画版「宇宙の戦士」=『スターシップ・トゥルーパーズ』のショックがゲーム『トゥハート』ショックと重なったために以前トルーパーと発音していた用語については極力「トゥ」表記にするようになった。ちなみにSF研では「トゥ」にアクセントを置いて発音するだけで仲間だとみなされる重要語。ちなみに「タイムトルーパー」だけはこの表記が適用されない。
同衾:一緒の布団で寝ること。俺的に性交渉を婉曲的に表現するのに良く使う。
東鳩:LEAF制作、アクア・プラス販売の恋愛シミュレーション型エロゲー「ToHeart(トゥハート)」のネット表記。サーバーを「鯖」と書くのと一緒である。同名の菓子メーカーが迷惑がっているのは当然である。当ページ「私立東鳩学園分校」はこのゲームでエロゲーにハマった俺がNIFTYのSF研パティオにいい加減にしろ!ってくらいこのゲームを中心にエロゲーネタを書き込みだしたのをその場にふさわしくないと判断し、他の場所で書き散らそうと思い立って開いたサイトである。当時、エロゲー・プレイヤーは俺も迫害していたのであった。(みんな勝手にやってたわけだけどね)
とがった耳:ゲーム「トゥハート」をネット上で爆発的に広めたのが家政婦ロボット少女「マルチ」のストーリーの泣け具合であった。俺も見事にそれにはまったクチである。ゲーム中の設定では、マルチと同型の家政婦ロボットの耳にはセンサー内蔵の棒状のカヴァがつくことになっているので、姉妹機のセリオ共々「とがった耳」と呼んでいる。ちなみにイメクラでのプレイにおいてはこの耳だけが他のキャラとマルチを区別する唯一のアイデンティティになったりするので重要なパーツだったりするのだ。エルフ耳のことは気にしたことがない。
ときめき:重要ですね。いや、俺用語としても重要だが、地球人類として大切にしたい気持ち。それが「ときめき」である。もはやゲーム「ときメモ」の「とき」がこの「ときめき」であることすら忘れられそうな昨今、トキメキを大切にして生きていきたい俺である。シミュレーション型のギャルゲーにおいては「友好度」と「ときめき度」のように1パラメータとして扱われることもある。つまり、女の子とどんなに親しくなっても「ときめき」がなければ恋愛にはならず、ただの「仲の良い女友達」になってしまうのだ。男子校育ちの俺は仲の良い女の子=恋愛対象ではないかっ!とずーっと思っていたのだが、色々修行した結果、「ときめき」の重要度及び効能をようやく理解したところである。いや、たかがゲームといえどさすがシミュレーション。あなどれない、というわけである。
栃木県:俺の故郷。今でも大変大好きだが、事情があって距離は近いけれどもなかなか帰れない故郷だったりする。そう、そしてすべては思い出の中、である。
どっこいしょ:ゲーム「どこでもいっしょ」の俺的呼称。一般的には「どこいつ」と略す。
ドリーム:俺的には「アメリカン・ドリーム」の様に、「成功」を意味する用語として使っていた。例えば、ボーリングでスプリットを倒せばターキーになるとき、それは「ドリームねらい」である。しかし、最近は一部の女性より、俺の恋愛感などが理想に走りすぎて「ありえない夢見を見ている」という意味で「ドリーム」と表現されることが多い。現実的でない男女関係を夢見ている、という意味合いで使われる。(例)北村薫はドリームな人だよね。
トルーパー:→トゥルーパー
トルーピング:造語。トルーパー(機動歩兵)はパラシュート降下によって敵地を効果的に制圧する。よって人型兵器を衛星軌道上、あるいは航空機から地表へ派遣する行為を「トルーピング」と表現する。まぁ、ロボット兵器って空から格好良く降下してくることが多いじゃない。で、大体俺はそれに痺れて「今のトルーピングは、」とか云うわけ。(例)俺だったら敵要塞にシグマを16機ほどトルーピングさせるね
ナイスガイ:放映当時、「戦うトレド」と云われた「鳥人戦隊ジェットマン」に登場した色男、結城凱(ゆうきがい)。「俺に惚れろ!」などの名セリフを残した彼に当然「ゆうき」である俺が惚れ込まないわけはない。というあたりが由来か。第一印象(見た目)がオタクっぽくなく、俺的にイイ男と判定した場合は「ナイスガイ」の称号が与えられる。しかし、後輩にも居るのだが、見た目は非常にナイスガイでも骨の髄まで痛いほどのオタク、というのは実在するのでナイスガイ判定はあくまでも第一印象のみだ。
ナカムラ:小林源文漫画の自衛隊シリーズにおいて、いつも登場する眼鏡くん。小林センセのアシスタントがモデル。いつも佐藤大輔がモデルの上官に殴られている。外国人から見たかっこわるい日本人の典型的なモデルとして描かれていて、俺的にはかっこわるい兵隊の見本みたいなイメージで良く引き合いにだす。射撃の腕は良いらしい。映画や小説でスナイパーが改心の一撃を決めたときに俺が使う常套句、「やるじゃん××、さすがA級射手!」の××には「中村」が入るのが正しい。(漫画『トーキョー・ウォーズ』より)
ナチ:ハーケンクロイツに思い入れはない。ヒトラーは好きだけどね。第二次大戦の頃が舞台になると当然ナチが絡んできた方がおもしろくなるので「ナチ」が出てくる小説は見逃せない。あー、ナチ&チャコも好きよん。→野沢那智
ナニ:非常に便利な言葉だよな。「アレ」よりは比較的シモネタをごまかすのに使用する。
〜なみ:読書日記の「本日の調子」に使っているように、非常に使用頻度が高い。より具体的な対象との同一性を示す時に使用する。(例)完投かと思ったら逆転サヨナラ・ツーランを浴び、体力の限界を感じて引退を宣言した江川卓なみ。
奈良:漫画『幕張』に登場する眼鏡くん。下品で変態だが紳士。一時期俺と挙動が最も似ている人物とされていた。
人間:他人の意味で良く使う。ひと。→一般民間人→世間
ぬぉおおお〜:漫画『銃夢』で電様が槍を繰り出すときのかけ声。あるいは漫画『赤い鳩』でトヨが力んでいるシーン。無用に力んでいることを表す。
姉さん:カツヲのササエへの呼びかけ。あるいはドラマ『ホテル』の高島政伸の独り言。(例)ひどいや姉さん、姉さん事件です〜
ねずみ:97年7月から00年6月までウチで買っていたハムスターのこと。
「涅槃で待ってるぜ」:沖雅也の遺書にあったイヤンなセリフ。
飲み屋:まぁ、最近は行っていないがキャバクラのこと。その前まではパブだった。居酒屋は居酒屋と云う。
のぶちゃん:大林宣彦監督。フィルム全体が色が独特の色に染まっていて、一発で同監督の作品を看破できる。独特のバタ臭さがあり、フィルムに生き霊が憑いている様に感じられることから「の、のぶちゃんの霊がッ!」などと云う。語源は『カールビンソン』から。
バーチャロン:SEGAの対戦ロボットゲーム『電脳戦機バーチャロン』のこと。アーケードのみならずサターンにも移植され、ネットワーク対戦が可能であった。ツインスティックという2本のレバーで操る。俺は『ボトムズ』のAT操作に近いものを感じて入れ込み、相当な金額をつぎ込んだ。今は続編『バーチャロン オラトリオ・タングラム』になっている。→オラタン
バーディゴ:空間識失調。パイロットが自機の位置や姿勢などを完全に見失うこと。転じて自分を見失うこと。(例)レゾンデートル・バーディゴ状態
俳句:小説『スターシップと俳句』(ハヤカワSF文庫)ソムトウ・スチャリトクル著。
ハイライズ:バラードの小説『ハイ=ライズ』より。俺はモノが高くそびえている、あるいは堆く積み重なっている状態を見るとこう叫ぶ。(例)雑誌がハイライズ状態に!
はうあう:悲しみと落胆が強いことを表す感嘆詞。
パオパオ宇宙人:小説『降伏の儀式』に登場する子象型宇宙人フィスプのこと。これがたいそうツボに入ったらしく、以後象の鼻ににた鞭状の器官を持った(宇宙)生物をパオパオ宇宙人と呼ぶ。
「馬鹿か、こいつぅ!」:JOJO用語。単行本第1巻で、オウガー・ストリートのヤバイ兄ちゃんのナイフを素手で受け止めたジョナサンに対して発せられた畏怖感嘆の声。一見バカらしいが、実は心惹かれている時に俺が使用する。
萩ゆう:俺が大学2年生の頃、相方の萩原氏と結成していた同人ユニット<萩とゆうき>の事。SF研とは独立して天皇制だの宗教だのをネタにしたパロディをやる一方で作家目指してまじめな創作小説などもやっていた。同名の同人誌も毎月発行しており、むしろそちらを指すことの方が多い。ロゴは「き」が極端に小さくなっており、一応「花とゆめ」に似せたものになっていた。相方が社会人になってからはヴォリュームを落としてリニューアル「萩とゆうきAtoZ」が創刊されたが1年もたずに休刊となった。名前はアルバイト情報誌「フロムAtoZ」より。漫画『燃えよペン』の掲載紙「シンバット」が休刊になるのにあわせてのリニューアルだったことが思い出深い。ヘリの墜落事故で腕がロケットパンチになったナニーニが主人公のレーシング漫画「ナニーニ・サーガ」(漫画『マジン・サーガ』のパロ)はセナの死を予言していたりしてかなりナイスだったと思う。
化け物屋敷:赤坂にある某放送局部長さん行きつけの外人部隊クラブ。美形な娘はほとんどおらず、愉快で明るい娘ばかりなのがウリ。最大の特徴は働いている娘の出身国がすべて異なる(日本人がいないときもある)ことである。俺は外国に行ったことがないのだが、ここで色々な国の話を聞くことができた。ママは台北人。
パチもん:関西弁で偽物のこと。俺はパチもんが好きである。(例)AIBOのパチもん、GETだぜ!
パチる:関西弁で盗る、くすねる、の意。(例)ワレズでPhotoShopのキー、パチってきた。
バッキー:筋肉少女帯の歌「暴いておやりよドルバッキー」という歌に登場する真実を語ってしまう子猫のこと。そもそもドルバッキーの由来はUFO系トンデモ本に出てきたどうみてもただのネコにしか見えない写真に<宇宙生物エル・バッキー>というキャプションがついていたことにケンヂ先生がショックを受けたことに由来する。転じて俺はネコ型のモノには「ドゥラ」か「バッキー」と名付けている。ポケピのネコもバッキーにしていた。たまに俺が語尾に「ニャー」とつけるのはトロの影響ではなく、このバッキーの影響なのだ。
バッファ:一時待避領域。部屋の片づけをするときも、頭を使うときも必要な「空き」であり、最近使ったモノが置いてある場所でもある。足りないと作業が滞る。
八甲田山:寒い場所の代名詞。寒い小説にも、映画にも有効。(例)惑星CB−8、八甲田山状態
パッション:単なる情熱ではなく、むしろ激しい衝動に基づく、深い考えなしのそれでいて熱い感情の高まりを示す。(例)ここの文章はパッションで書かれている。
罵倒ぅる:罵倒し、ののしり合うこと。俺は嫌いかも。
バトルテック:米国生まれの通信対戦ロボットゲーム。AT互換機でロボットゲームができるようになる前は、本当にロボットに乗って戦闘したい日本中のロボジョックスどもは渋谷にある「バトルテックセンター」でお兄さんにブリーフィングを受けて、1時間千円という法外な値段を払って戦闘シミュレータに箱詰めにされたものだった。俺が西荻窪に引っ越した当時は駅前のゲームセンターにバトルテックセンターが入っており、良く通ったのだった。
バラード的:言葉で説明するのは難しいが、J・G・バラードの作品風景のようなシュールで退廃的な雰囲気を指す。
破廉恥:アニメ『イデオン』でギジェが使ったことで有名になった単語。俺は『ハレンチ学園』知らない世代なのだ。中学1年で同人誌即売会にデビューした俺は、映画版イデオンの嵐が吹き荒れるなか、一体なんのことだかよくわからなかった。大学生になってすっかり岡村靖幸Fanになった俺は破廉恥大好き人間になっていた。
パワフリャァ:パワフル、の俺的モジり。語源はJOJO第三部でマジシャンズ・レッドが踊っているシーンが擬音的に「パワフリャァ」な感じであったため。
犯罪者:例え天が許しても、俺が許さない場合、それは犯罪者扱いされる。(例)0083のニナ・パープルトンは犯罪者女だ
犯罪的:罪深いほどに度が激しいことを意味する。誉め言葉として使用。(例)犯罪的な面白さ
Piaキャロ・レストラン:レストランとは名ばかりの学園祭模擬喫茶店風の空間。秋葉原のゲーマーズ6Fにイベントとしてオープンしたゲーム『Piaキャロットへようこそ2』のコスプレ喫茶店だったが、あまりに好評のため繰り返し開催されたあげくについに常駐。コスチュームも無差別になってしまった。ウェイトレスさんの「やる気」や「心意気」がノーマルなファミレスとは大違いだったため、かなり魂を引っこ抜かれて足繁く通ってしまった時期もある。俺がファミレスの店長になったらこのような心意気の娘しか採用したくない感じである。
卑怯:あざとく作者の意図が見え見えなのだが、まったくその術中にはまって思い通りに感情をコントロールされてしまった時、その作品には名誉ある「卑怯」の称号が与えられる。語源はアニメ『レイズナー』でゴステロ先生が云った「卑怯者!」「名誉な言葉だぜ」に由来。
ひぐぅ:エロゲー『Missing〜いつかきっと〜』に登場する「ふぢおか みさき」ちゃんがHシーンでたった一度口にしたのを協力した同人作家いんどめたしんがもてはやした結果、「ひぐぅ友の会」まで結成されてしまった意味不明用語。使用法は酷い目に遭わされて絶句したときに「ひ、ひぐぅ!」という感じで使う。
ひっくえぐえぐ:俺擬音。しゃくりあげている様子を表す。
ひっでー:誉め言葉。酷く度が過ぎているの意。
非道い:道に非ずと書いて「ヒドイ」。外道なやり方を避難しているか、それを誉めているかは状況次第。
ヒット:当たり。むろん、俺の心に届いた、という意味である。
必要以上:ほんと、必要以上にこの言葉使うよな。余計、って言葉を使うべきところをこれで表現している。
ビバ!:すばらしい!の意。
姫野カオルコ:語れば長い。著書は全部読んでいるが、雑誌掲載分までは最近追いかけていない。
ヒポタマ:語れば長い。80年代、栃木放送でやっていたアニメラジオ番組「ワンダー由美子のヒポタマランド」のこと。DJだった菅谷由美子さんは漫画『星の瞳のシルエット』に菅野さんとして登場している。田舎に居ながらSF大会やコミケの状況がわかるこの番組を小学3年の頃から聞いていたおかげでオタクとして早熟になった。
ビル:建物でも大統領でもなく、無論マイクロソフトの頂点である。→ゲイツ
飛呂彦:漫画家・荒木飛呂彦。
ファミレス:俺の好きな場所。喫茶店の代わりに利用するのは一人だとカウンターが開いているのでほぼ間違いなく待たずに案内されるのと、コーヒーが飲み放題で遠慮なくたばこが吸えて、空調が利いているから。別に静かである必要はなく、自室以外の環境に籠もると読書や文章打ちがはかどるので自主的に強制収容されることにしている。
フェイ・イェン14歳:ゲーム『バーチャロン』に登場する女性型ロボット、フェイ・イェンの魅力にとりつかれてアーケードとサターンによる通信対戦でいくらセガにつぎこでしまったかわからない俺だったりする。そのフェイ・イェンだが、ドラマCD「サイバーネットラプソディ」では人間の女の子の姿に化けて主人公に助けを求めてくるという狂った設定で、しかも声がPS版東鳩で志保役を務める樋口智恵子なのである。これはもー、三石琴乃のセーラームーン「わたし、月野うさぎ、中2!」に匹敵する卑怯さで脳を破壊してくるのである。その影響で、時々脳が後退したフリをして「わたしフェイ・イェン14歳!」といって話を濁すときがある。まぁ、俺が甲高い女子中学生のフリをしてる様を想像してくれ。
腐海:旧SF研部室床下は色んなモノが落ちていたり隠されたりして、埃やゴミもたまって掃除の際には凄いことになっていた。そこを腐海と呼んでいた。皆さんのウチにもベッドの下とか、タンスの裏とか「腐海」状態の場所はあるはずだ。
ぷかぷか:もともとはシマックの小説『中継ステーション』にでてくるボール型宇宙人のこと。さらにはドラマ『プリズナーNO.6』に出てくる、丸くてぷよぷよしてぷかぷか浮いていて主人公の脱出を邪魔するボールのことになった。以後、球形で宙に浮いているものを見ると「ぷかぷか」とか「ぷかぽん」と云うようになった。
「武器のないステルスでどう闘うのかな?」:映画「U−BOOT」で艦長だったユルゲン・プロホノフが悪のテロリストとなってステルス戦闘機を強奪するインチキ映画「インターセプター」での名セリフ。非武装の乗り物が武器を持った相手とどう戦うか、という燃えるシチュエーションを表現するのに使用する。(例)『スタープレックス』
部室:日大理工学部駿河台校舎7号館にあるSF研のサークル部屋のこと。
「二つで充分ですよ」:映画『ブレードランナー』でそば屋のおっさんがしゃべるあまりにも有名なセリフ。SF者のご多分に漏れず、三つとか四つとかいうのを聞くと必ずこのセリフで突っ込んでしまう。罪なセリフだ。ちなみに俺は、あれは「いなり寿司」を指しているのだと個人的には解釈している。
プラトニック・ラヴ:精神性の愛。「あんなことしてるなんて大人ってフケツよっ!」とアスカのような態度でいたために、大学生くらいまではこれが愛の理想型だと信じて疑わなかった。今は古代ギリシャの哲学者が近所の後家さんにしていた単なる横恋慕として唾棄すべきだと思っている。愛の確認動作は必要ですね。→愛の確認動作
プリズナー状態:閉じこめられていること。別に狭い部屋ではくて、軟禁状態でも使用。(例)豪華客船の中にプリズナー状態の主人公
ブルース・ウイリス:ダンシング・ベイビーにクリソツだと思っているのは俺だけか?映画『12モンキーズ』の様にブルース・ウイリスは禿で全裸で痛そうでSFな映画に出ている以外は超禁止である。
ブロパロ:ファミリーレストラン『不二家ブロンズ・パロット』のこと。日野に一件だけある不二家レストランの特殊制服店。一般兵士の制服がメイド服調であるといわれるが、俺的にはなんとなくファティマ服の様に見える。食い物のメニューとしてはステーキバイキングがオススメ。
ふわふわ(気分):恋の威力でいい気分になっている状態を表す最上級形。柊あおい先生の漫画『乙女ごころ夢ごころ』収録の表題作が語源。ってゆうか、これを何度も繰り返し読んで自分を慰めている様を遊びに来た後輩に見られて「ふわふわしている」と形容されたのが語源。
HER、HER、:極度に緊張、もしくは興奮して息が荒くなっている状態を指す。本当は「ハー、ハー、」という息切れ音をアメコミ調子に表現したもの。源文漫画で良く使用される。俺はヘア、ヘア、と読んでアヘアヘ状態も兼ねて表現している。
hate:胸がむかつくほどに嫌いであるということ。
ヘイバーマン:コードウェイナー・スミス<人類補完機構>「スキャナーに生きがいはない」に登場する。宇宙に出た人類を発狂させる謎の「一次効果」に逆らって宇宙船内で作業を可能にしたサイボーグ、それがヘイバーマンだ。(発案者の名前が由来)脳神経と肉体が切り離され、体につけられたダイヤルで肉体を調節しているという設定にしびれまくる。以後、妙にローテクなサイバネティックス技術を「ヘイバー」と表現したりする。→スキャナー
ヘルメット:ゲバ学生の証にして、個人最後の砦。オートバイに載るのに必要な装備、とかではないのだ。ちなみに、94年頃まで日大理工学部にも黒いヘルメットをつけたゲバ学生が駿河台に生息していたが、習志野キャンパスとの分断などで一掃されてしまった。押井守監督も未だに学生運動とかにとりつかれた人で、首都警の基本装備であるプロテクト・ギアは実はゲバ学生の姿だったりする。映画『ケルベロス』での「乾、ヘルメットを付けろ」は俺の心のベスト台詞。
滂沱:漫画の様にだーっと頬を涙が伝う様を示す。悲しいときというよりは、哀れさを表現する。希に嬉しい時にも使う。
ポエミー:雑誌『MY詩集』にたくさん寄せられてくる、詩にイラストを添えたモノをポエミーと云います。ポエム調の、という意味の造語ではなく固有名詞。ちなみに、文学エクスプローラーだったあの頃、新宿駅の地下で「私の詩集買ってください」というお姉さんから詩集を買ったことがあるが、その禁断の内容は俺だけの秘密だ。
某放送局:東京では6チャンネルのことですな。オウムの時は死にました。色んな意味で。
ポリゴン:多角形。3Dグラフィックス描画における基本単位だったのが、今では3Dで描画されるお姉さんとかを指す様になっている。(例)伊達杏子96、テライユキ、ソフィーティア
ボンバー:中学時代までのお気に入り用語だった。おそらくゲーム「ジャイロダイン」あたりで搭載され「タイガーヘリ」でメジャーになった、画面中の敵を一掃する使用回数の限られた超兵器のことを指す。漫画『ゲームセンター・あらし』の超秘技「スーパーノヴァ」のイメージで人間でもドカンと一発で何かを吹き飛ばせる勢いを持った語だったので乱用していた。そういえば俺はウエスタン・ラリアットよりもアックス・ボンバーの方が好きであった。(レスラーとしてはホーガンよりハンセンの方が好きだったが)
マキシマム・オーバー・キル:語源はDOS/V用ゲーム「コマンチ・マキシマム・オーバー・キル」から。やり過ぎ、度が過ぎていることを「オーバー・キル」(殺し過ぎ)と云うが、このゲームのゴロの良さでマキシマムと組みで必ず使うようになってしまった。(例)おセンチレベル・マキシマム・オーバー・キル
幕張:漫画『幕張』(ジャンプコミックス)木多康昭。俺は時に奈良であり、塩田であったりするので後輩は色んな意味で畏れているようだ。学生時代幕張本郷に住んでいた、という事実もある。
マクド:マクドナルドのこと。関西人ではないのでほとんど会話では使わないが表記はMacと区別したいのでこう書くことが多い。
マグナム:44と付かない時は、AV男優の股間にぶら下がっているモノの婉曲的表現。
マサーキ・京本:俳優・京本政樹。必殺仕事人・激闘篇で目を付け、特撮マニアでノーギュラで仮面ライダーBLACKに出演させてと頼んだり、科特隊のコスチュームを自作したりして俺を驚かし、あげくにドラマ『高校教師』のダビング教師役で惚れ込んだ。マサーキ・京本という表現は『高校教師』放映時、つの丸の漫画『モンモンモン』に同名の教師サルが登場してドラマ通りに生徒に淫らな行いをしようとした話が載って死ぬほどウケため。
マサカズ:俳優・田村正和。俺が某放送局で合った芸能人で一番感動した人。私生活でも話し方がとんねるずのタカさんのモノマネそっくりだったことにいたく感動した。
馬路:本気。真剣なこと。マジ。本当は「本気」と書いて「マジ」と読ませたいが、立原あゆみが許してくれそうにないので。
Mac:Apple製パソコンMacintoshのコト。マックと書くとマクドナルドみたいでイヤだ。
マッシーン:マシーンの力強い表現。平野耕太用語。
MAD:「マッド」と読む。今から20年ほど前に創設され、80年代前半に隆盛を誇った同人映画製作集団・宇都宮東高校漫画アニメーション同好会(後に部に昇格)。有名なトコロでは「宇宙防衛軍ジェットマン」がゼネラルプロダクツよりビデオ化されて販売されていた。デパートをコマ撮りで回す、という偉業をなしとげている。自主制作映画ブームの頃テレビでも良く紹介されていた。絶頂期の中心人物であった高松氏は大学卒業後、サンライズに入社。Zガンダムの設定から本格的にアニメに参加している。PSゲーム『Zガンダム』で氏の写真とコメントを見ることができる。で、俺は高松氏の作品にあこがれてそこに入ったのだが、彼の卒業後はもう骨抜きで衰退の一途をたどっていたりしたのだった。
MADテープ:SF者の間に伝わる音の「切り張り」パロディ。アニソンをつないだものと宇宙戦艦ヤマトのラジオドラマをつないだものがある。大体8時間くらいの長さだが、俺の脳内にはだいたい11KHzくらいの音質でまるまる入っている。オリジナルよりも印象が強いのでたまにMADテープの歌詞で歌ってしまったりする。(例)宇宙の騎士、宇宙の騎士、ちゃっ、ちゃっ、トリ・ト〜ン!
マルチ:→ロボ子→とがった耳→メイドロボ
ミサイル:大好き。ゲーム『バーチャロン』ではベルグドルの主装備。
ミスタ:JOJO第5部の登場人物。拳銃使い。スタンド名「セックス・ピストルズ」。お気に入り。
耳:これだけでSF研では何を指すか通じる。→尖った耳
ミンチ:挽肉。細切れになった人体(重要)を指す。
みるく:漫画『CHI・GU・HA・GU』のヒロイン。学生時代萌えていた。
ミンナ:俺のページ読者に対する呼びかけ。読んでいない人には関係がない。
ムー的:学研の超科学雑誌<ムー>に載っているようなこと。伝奇的、超自然的、トンデモ本系、など。UFO、UMA、超能力、霊、魔術、神学、似非科学などといえばわかりやすいか。
ムー民:雑誌<ムー>の愛読者。ちなみに読者のコーナーでは「前世で一緒に戦った仲間募集。ラ・メール・バクシーという言葉に聞き覚えのある人、連絡ください」など楽しいお便りが満載。さすがに卒業したのでもう読んでいません。100号記念とかは買っちゃったケド。
婿あげます:嫁を募集して失敗したので、いっそ俺を無償サービスしてみては?という大逆転的発想だったがやはり失敗に終わった。残念。
メイドさん:大好き。やっぱ、なんとなく献身的なところが、ね。あとはコスチュームも。
メイドロボ:ゲーム『トゥハート』の世界に登場する。ゲームの中では来栖川重工が製作した人間そっくりの外観と機能を持つプロトタイプのメイドロボ・HMX−12「マルチ」との恋愛シミュレーションを楽しむ事ができた。このシナリオがネット上で絶大な支持を受け、メイドロボという言葉が浸透していくことになる。同時に現実としてホンダがP2、P3という高性能の人型ロボットを発表したこともメイドロボ実現を夢見る者を大きく刺激した。映画にもなった『アンドリュー』でアイザック・アジモフが登場させたのも家政ロボットだったし、ハインラインの『夏への扉』で主人公が大儲けする発明も『文化女中器』であり、メイドロボの起源は意外と古かったりするのだが、最大のポイントはそれを「少女型」にしたことであろう。それに加えて下半身もしっかり作りこんであることも商品としての価値をあげることにつながった訳である。ビデオもCDROMもインターネットもそうだけど、現代において新しいテクノロジーが世に浸透するためには下半身的欲求を満たすことが不可欠なのである。
メカ:超好き。女子とメカ、どっちを取るかといわれたら……。すみません、長考します。
「メカの性能はすべて引き出さないとね」:川北紘一監督作品『ガンヘッド』が、メカの設定が鳴り物入りで、かつ撮影用に1/1モデルが作られたりしてメカフェチの心を散々あおったあげくに劇中では水にずぶずぶ沈んで敵メカに正面からガッツンガッツン当てるだけでおまけに予告ではしゃべっていたのにしゃべりもしねぇのでみんなブチ切れたことをあさりよしとおが『カールビンソン』の中で繰り返しこう云って揶揄していた。ちなみに似たような例としてプロテクト・ギアがちっとも戦闘しない『ケルベロス』という映画を撮った押井守監督が挙げられる。
MECH:アメリカのTRPG「バトルテック」に登場するロボット兵器。そのデザイン画のほとんどが日本のロボットアニメのパクリである。ちなみにアニメ「ROBOTECH」というのはマクロスとかモスピーダとかサザンクロスを切り張りして勝手な話にしてあるというわりと有名な話。「テック」とつくロボットゲームはジャパニメーションのロボをぱくっているとみて間違いない。ちなみに「バトルテック」がノヴェライズされたとき、デザインを盗用された河森氏がメックの挿し絵を担当するというスゴイ事態に陥っていた。今MECHと云えば、AT互換機で動くロボットシミュレーションゲーム「MECH WARRIOR」シリーズに登場するロボットのことである。
メックウォーリア:米アクティヴィジョン社の作ったDOS/V用ロボットシミュレーションゲーム『MECH WARRIOR 2』のこと。→MECH
メックウォーリア状態:ロボットの操縦席にいる臨場感が味わえている状態。「ロボジョックス状態」のロボットシミュレーションゲームに限定した状態。→ロボジョックス状態
メモリ:パソコンの半導体素子による記憶装置。株式の相場はわからないが、秋葉原におけるメモリの相場は常に把握している。人生の役には立たないが、会社の同僚から良くメモリを買ってくることを依頼される。
メモリアル:記念すべき出来事。良い思い出。語源はゲーム『ときめきメモリアル』。
猛省:徹底的に反省すること。漫画『マカロニほうれん荘』のトシちゃんの「海より深く反省」と同様の感覚で使用するが、俺の場合、自分が猛省することよりも他人に要求する事の方が多いかもしれない。
萌え:難しいが、便利な言葉。俺の場合は「燃える」ことの方が多い。
燃え:心が熱くなること。「熱血」な感覚。ちなみに、入社2年目の時、新人の研修の手伝いに行ってプログラミングの講師をやったとき、新人の間では「燃えるお兄さん」とあだ名されていたらしい。
もてない男:小谷野敦著『もてない男』のこと。→モテる
モテる:主に特定男子が不特定多数の女子に好意をもたれる状態を指す。俺個人としては特定個人から好意をもたれることも「モテる」と表現したい。とにかくおつきあいしている女性の数=ゼロ状態を「モテていない」と表現する。彼女イナイ歴=年齢の人はとりあえずモテない男、ということになろう。
もみあげ魔王:アイザック・アジモフのこと。
問題なし:漫画『覚悟のススメ』が語源。以前はノー・プロブレムの省略形である「ノープロ」を使用していたが、こちらの表現の男らしさに惚れて愛用。
××屋:職業を指す表現。プログラマーも俺にかかかれば「コンピュータ屋」である。よく飲み屋で使ってしまって「コンピュータ売ってるんですか?」とか云われた。通常は銀行員を銀行屋とか表現する。
「やるじゃん××、さすがA級射手!」:小林源文の漫画『RAID ON TOKYO』(現在は『TOKYO WARS』と改題)の中のセリフ。自衛官・ナカムラが、国会議事堂を占拠するソ連軍兵士に対して狙撃を行った時に同僚から誉められるセリフ。読めばわかるが非常にブラックなセンスのセリフであるが、「やるじゃん」の後にはどうしても「A級射手」までつけてしまう。ブラックな感心を表現するときと狙撃シーンとで使用。
ヤマダ:SF研の後輩。SFとは「ストリート・ファイター」の略だと思って入ってきたらしい。人型最終決戦兵器としてその威力と成長度に絶大な信頼を寄せている。
u-ki:「ゆうき」と読む。ウッキーではない。俺の渾名である「ゆうき」をネット露出するにあたって記号化したもの。
ゆうき:大学1年生の時から家族と弓道部関係、会社関係以外では俺はこの名で呼ばれている。ネット上での表記は「u-ki」。別名で呼ばれているとき、その名前に則した人格というものが形成されるならば、ネットの内外で共通した名前で呼ばれているのでそこに差が生まれないのだと思われる。良く「ゆうきさんというのは名字ですか名前ですか?」と聞かれるがそんなとき俺は「ただのゆうきです」と答えることにしている。これは呼称なのだ。人名ではない。学生時代のペンネームは「ことぶきゆうき」である。
ユキヲ:作家・三島由紀夫。ホモで筋肉フェチで右翼。こーゆー頭脳が生み出す文学が好きなのだ。
ユルゲン・プロホノフ:俺にとって艦長といえば沖田十三ではなく、映画『U−BOOT』の艦長役だったこの人のことである。後に映画『インターセプター』でステルス戦闘機に乗ったりしている。また最近では映画『ウイング・コマンダー』で宇宙空間空母の艦長となり、宇宙空間でU−BOOTごっこを展開している。三つ子の魂百まで、である。
ユル・ブリンナー:ブルース・ウイリスを見るまでは、ハゲたSF男優の代表だった。姫野カオルコも好きらしい。代表作『ウエスト・ワールド』
良い:「いい」ではない。俺と直に会話してるとわかるが「評価」しているときは「よい」という発音を連発しているはず。従って、表記上「良い」となっている箇所は「よい」と発音している。「良いなぁ」とかも「よいなぁ」と発音しているので注意が必要だ。「いいなぁ」だと評価してるんじゃなくてうらやましがってるような感じでしょ?(俺だけ?)
吉野純雄:稀代の天才ロリータ小説家。現役。おそらく日本で一番ナボコフを愛しているポルノ作家だと思われる。セクシー・エクスプローラー時代に発掘した最も貴重な存在である。主にマドンナメイト文庫で執筆しているので一度読んでみることをオススメする。最近の作品ではどうだかしらないが、相手が少女故、実際には1度もSEXしない小説(空想ではアリ)とかをバンバン執筆していた。安易に「ロリータ」を冠したエロメディア(小説、漫画、ビデオ)などには吉野純雄を読んで猛省していただきたいものだ。
読め!:俺の読書日記における究極のオススメ台詞。
嫁:ただいま募集中。できれば飯を作ることが好きだったり得意だったりすると嬉しい。他にも要求はあるのだが、あまり高望みできないことは承知しているのであまり多くは語らない。もらえなかった場合に備えて、メイドロボや市原悦子の半分以下の年齢の家政婦さんなどの採用をマジで検討していたりする。→婿
雷撃Gマガジン:3年前に同人活動に復帰した俺が主催している同人誌。まだコピー誌でしか発行していない。ゲスト原稿などがいただければオフセットにしてもイイのだが。エロゲー・ギャルゲーとSFの接点を見いだしたいと思いつつ発行。
Live in Vain:小説「スキャナーにいきがいはない」の原題「Scaner live in vain」より。とってもお仕事が大変な状況のことを指す。
ラッコ男:ドラマ「仮面ノリダー」の第1話に登場した怪人。学生時代の敵にこれにそっくりな容貌の人が居た。狸顔のもうちょっと下品なタイプの顔の人をこう呼ぶことがある。
LOVE:愛のよりお手軽な表現。重要度は一緒。
ラヴラヴ:「超」と一緒で世間が使う随分前から使っていた言葉。相思相愛を表現する言葉として中学時代に「好きと好き」という表現を多用し、さらに恥じらい度を増した表現として開発したのがラヴラヴであった。俺が大学生くらいの時までは使用すると「なんて恥ずかしい言い回しだッ!」と周囲から突っ込みが入ったモノだが現在ではなんだかメジャーな表現になってしまったようだ。電車の中でチューする時代じゃなぁ……。
ラリる:ドラッグで良い気持ちになること。日本では麻薬はあんまり流行っていないので主に脳内麻薬でラリることになる。
理学連:理工学部学生連絡会議の略称。日本大学理工学部駿河台校舎(お茶の水)で1994年頃まで実在した過激派組織。ゲバ学生。通称「黒ヘル」。神田カルチェラタン闘争時に発足し、「学生自治」の名のもとに、駿河台7号館校舎を学生のサークル活動のための場所として大学側から強奪した。以後、学生闘争時代終了後も強力なOBの支援を受け、実質「文化サークル連合」という表の顔を使用して存続を続けていた。94年、文理学部より派遣された腕利きの学生課長の手により、解体され、今は大学側により7号館がサークル棟として提供されることとなった。SF研は文化サークルでありながらノンポリ姿勢を決め込んでいたあげくにでかい顔していたので、理学連からは睨まれていた。
リビドー:性的衝動。というよりは、下半身的欲求を動力源にした行為を目の当たりにしたときに「リビドー全開」などのように使用する。語源は大槻ケンヂが一時期多用していたことによる。
リベンジ:復讐劇。燃えるシチュエーションナンバーワン。これも松坂あたりが使いだしてからメジャーになってしまった言葉だが俺はかなり以前から使用していた。必殺シリーズに入れ込んでいた頃は「仕事」「仕置」「仕切」などを使っていたので高校卒業後、池上遼一の『傷負い人』あたりが語源になっていると思われる。
両舷ディーゼル:かなり全力でがんばっている状態を指す。U−BOOTの動力源はディーゼルエンジンとバッテリーとがあり、隠密行動をしないときはディーゼルエンジンを使用する。「全速前進」とかに近いニュアンスで使う。
るるる〜:悲しかったり、寂しかったりするときになぜか口をついて出る謎の歌。アニメ『あしたのジョー』の主題歌の中に出てくる「だけど、るるるる〜」の部分に近いイメージだが、アニメ『ダグラム』のエンディングなみの暗さで流れている。
レインボーマン:インドに居る人の代表。ヨガ使い代表。
Less than human:人間以下。小説『人間以上』の原題「More than human」から。基準より劣っている状況下に置かれていることを指す。
レゾン・デートル:存在意義、くらいの意味で使用。
6:TVドラマ「プリズナーNo.6」に激しく入れ込み、トラウマ的すり込みが発生しているため、この数字に異様な反応を示す。そのせいかしらんが、運命のいたずらで6チャンネルの仕事をすることになったりして大変な目にあった。順位で1位とか2位が獲得できない場合は6位を目指すことが多い。一番好きな数字は6だが、鬼門は8である。
ロボ:ロボットの事。主に足もしくは手を持っていることが重要。これの研究ために俺の貴重な青春時代の実に89%が使用された。
ロボジョックス:ロボット操縦者の意味。ロボット乗り(ジョッキー)から来ているので鉄人28号の正太郎くんはジョックスとは云わないが、パソコンのロボットシミュレーションなどは「乗った気分で操縦」しているのでロボジョックス扱いになる。語源は映画『ロボジョックス』より。
ロボジョックス効果:一瞬にして大気圏を突破、再突入すること。漫画やアニメ、SF映画では格闘シーンの派手な演出として実は意外と良く使われている。映画『ロボジョックス』ではメカの性能のすべてを映画で出し切るためにだけ、戦闘中に大気圏外へ飛び出し、再び地上の闘技場へ戻ってくるという感嘆すべき行為がなされており、この語源になった。(例)平成版『ガメラ』、『パワーレンジャー・ザ・ムービー』。ちなみに映画『ガンヘッド』はこの対極にあり、機能満載の戦闘メカ・ガンヘッドがほとんど性能を劇中で見せないので当時メカフェチの連中からスゲー非難をされた。→「メカの性能はすべて引き出さないとね」
ロボジョックス状態:操縦者の視点からリアルなロボット戦闘シーンが描写されること。(例)AC2はプレイしたけどロボジョックス状態だよ!
ロボ子:少女型ロボットの総称。特にマルチを指すことが多い。
「わたしは神だぁ!」:映画『ねらわれた学園』(大林宣彦監督作品)の気が狂ったようなシュールなラストシーンで、岡田有希子を死に追いやったことで有名な俳優・峰岸徹が腹に目玉を書いた全身タイツ姿=悪の親玉としての正体をあらわにして叫ぶセリフ。大体勧善懲悪型のストーリーでは最後に悪の親玉が正体をあらわして負ける寸前に似たようなセリフをはいて増長するので、そういった展開を見るたびにこのセリフが脳内でリフレインしてしまう。
ワンワン:犬のこと。かわいくない犬はこう呼ばない。AIBOは立派なワンワンである。
ン:小池一夫原作の漫画では必ず「ん」は「ン」と表記される。俺は特に贔屓にしている人に対する呼びかけにだけ好んで「××さン」というこの表記を使用する。(例)姫野さン!
んがくっく:アニメ「サザエさん」の次回予告の最後でサザエさんが放り投げたお菓子を飲み込んだとき喉に詰まらせて発する擬音。心ないクレーマーによる嫌がらせにより、1987年頃のあるときより削除されてしまった。「さーて、来週の××は」と組で偽次回予告に使用する。無意味に締めの言葉として使用することもある。



2000/8/29.