SF映画ショック情報!
「でぃーぷ・いんぱくと」

計測ギルド員シノーペ氏の報告

    u-ki長官殿、「ディープインパクト」についての予測
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 宇宙からやってきた、ボンバーマンみたいな宇宙人・ビーダマン(CV:桑島●子)が彗星落としを敢行。
ロシア語で考えるために、ロシア語キーボードを装備した宇宙船メサイヤは、ビーダマンを阻止する
ためにずさんな宇宙計画を実行した。しかし彗星破壊用のミサイルは、予定通りの成果をあげられず、
全地球住民(ついでにビーダマン)に「やはりロシア製は駄目」という印象をあたえるだけに止まった。

 その頃、アメリカ大統領も、ただ黙ってメサイヤを待っていたワケではない。
「この際にロスケに撃ち込めなかった核ミサイルを、撃ちたいだけ撃つのだ」計画を発動。
と同時に「地震の時には、机の下に隠れましょう」計画も進めていた。そして選ばれた人類が2年間、机の下に隠れられるよう、水や食料を集め、バナナはおやつに含まなかったのである。
しかし、これらの対策も第3者からみれば「メサイヤを入れて3つしか計画がないんかい!」という、頼りなさがあった。
「『彗星狩り』では、彗星の権利を巡って、即席宇宙船が4隻も出たというのに……」

 結局、メサイヤのオヤジ艦長による「ふざけるなっ! こんな石コロひとつ、メサイヤで押し出してやるっ!!」
という言動によって、人類は壊滅することはなく、生き長らえるのだが、分断された アクシ…もとい、ビーダマン彗星の前部は核で加速され、地球に落下。
まさに「シャアにやられるのを見ているだけだった…」という状態であり、この前部落下だけでも地球全土から総人口の半分が失われたのであった。
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以上のことから、
「パワーブックが出てこない映画は、報われないラストに終わる」と予測されます。



信号ギルド員IMAI氏の報告

    u-ki司令殿、「ディープインパクト」についての観測報告
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水曜日に見てきた。
まあまあの出来。ちょっとほろっとさせられる映画だった。

しかし3点ほど「ちょっとまったあ!」というシーン有り。
その一、「核推進エンジン」。核パルスではない、まんまの核爆発で飛んでる。因みに核推進エンジンの愛称は「オライオン」
ふう、わかってんじゃないアメリカ人(笑)。
その二、「黒サムライ(*1)並に潔いアメリカ人ども」。 私は確信した。「奴等は絶対、鯨遺伝子付き!(*2)」
その三、「彗星の尾の方向逆やん」
太陽に向いて尾がのびとる(笑)。

他にも色々気になるところがあるが、まあこんなものか。
(でもネタは逆襲のシャアと一緒。)
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注釈)『スターシップと俳句』ネタ。*1…街角にいて介錯の手伝いしてくれる人。*2…悲しくなると切腹する生き物。


以上、優秀な調査員から貴重な情報が得られた。
おそるべし、IMLマジック!
おそるべし、スピルバーグ!
我々SF研部員はこの恐るべきバカ映画を見るか否かの決断を迫られている。
果たして1800円払って見る価値(馬鹿さ加減)があるだろうか?
採決を取りたいと思う。

個人的にはすごく評判が下がって金券屋で100円とかになってから見るのが正解だと思うが?