U-kiの読書日記(99/3/18～99/3/30)

U-kiの読書日記(99/3/18～99/3/30)

『ラブひな１』（講談社コミックス）赤松健、（何度も）読む。 - 99/03/31 00:00:00
本日の調子: 赤松健と朝松健は似ている…。

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＃３月３０日
超絶ハートウォーミングパソコン系人工知能ＡＩ型ラブコメディ・別名「女神さまダッシュ」こと『ＡＩがとまらない』で俺のハートをガッチリキャッチしていった赤松健先生の新作、『ラブひな』の１巻がようやく出た。ああ、出始めれば結構良いペースのはずだな、講談社。電車の釣り広告で連載開始を知ったときは再び少年マガジンを読むことになるのかぁ？とか思ったが、ＡＩとまも結局は全部コミックスで読んだのでうーん、なんだかもう漫画雑誌というのはよほどの事がない限りは買わないだろうな、と思う。（じゃぁ、電撃大王とアワーズはよほどのことなのか？と言われればよほどのことかも、と応えておきましょう）
いやー、もー色々炸裂！気恥ずかしいやら、おもしろいやらで、この体がムズムズする感覚こそラブコメ！俺は「コメ」じゃなくなる展開を年がら年中希望しているんだが、そぉーんなのはハーレクインロマンスにやらせておけばいいんであってこーゆーのは年中ムズムズするような展開をしてくれればいいんである。いや、しかし、ベタなネタが連発だけどツボをつきまくってるのも事実。ああ、せめてもう少しパソコンネタがあればとか、余計な期待をしてしまう。しかし、「一人ぼっちプリクラ」とかロンリー野郎の神経をピンポイント爆撃するようなネタはホントこたえるわい。俺は浪人したことないけど、友達の話とか聞くとこーゆーモラトリアム全開シーズンがあってもよかったのかなーとか思う。（俺は暗黒モード入るとかなり深いトコまで行くので、きっとしなくて正解だったんだろうとは思うけど、又聞きした情報なんておいしそうにしか映らんものよ）
ギャルゲー・プロデューサの後輩と話したときも「女の子のバランスは良い」という話になった。女の子出しゃそこそこ売れる、というギャル乱立の時代になかなかの技量である、とギャルゲー研究家としてもちょっと注目してる作品である。
まぁ、冷静に考えるとひなた荘の存在自体かなり無理が有る設定だけど、「こういうモノなんだ、存在しちゃってるんだよ、文句ある？」って感じで開き直られたらまぁ、しからないわな（笑）
最近は女神さまがあんまし俺のツボにヒットしなくなってきた＝藤島が藤島ファンのためにだけ書いているような印象を受けるようになってきたので、新たな精神フワフワ剤としての役割を大いに期待。
いいんだよ、景太郎くん、中学生相手にときめいても。俺なんかNTTDoCoMoの６分しか話してないお姉さんとかにときめいちゃってんだからさぁ（苦笑）人間に必要なのはト・キ・メ・キさ！！

『奥様はマジ』（角川スニーカー文庫）火浦功、読了。 - 99/03/30 00:00:00
本日の調子: ああぁ、なんだか天変地異でも起きそうな予感…。

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＃３月２９日
いや、なんだかスゲーもん見ちゃった、という気がしたのでファンでもなんでもないんだが購入してしまった火浦功久々の新刊。ってゆうかガルディーンの外伝が出たりしてるので庵野監督の休眠状態の２倍の期間を置いてようやく火浦、再起動という事なんだろうか。鼻血出すほど嬉しくはないけれど、とりみきとかとＳＦ周辺で楽しくやっていたメンバーが表に復帰してくるというのは単なるノスタルジーだとしても嬉しいことではある。こっちも一度その周辺から離れているからね。
でも加筆はしてるみたいだけど新作書き下ろし、ってわけじゃないのか。正直読んで面白かった、とは言えないなぁ。俺の趣味が変わってしまったのは事実だし、（こーゆー小説はパソコン雑誌とかの「読み物」レベルに感じてしまうんだよね。俺はコンピュータからＳＦ入ってきた人であって、昔のパソコン雑誌には岬とか火浦のショートショートが載っていてそこそこ楽しんでたけど、今はこーゆー話、好きじゃないね。
もっと今らしい話を書ける力量の作家だとは思うのでこれからの新作に期待したい。
（というわけで、ＳＦバカ本の彼の作品を読んでみるか、という気にはなった）

水中騎士、Looker休刊、パロディ汚染。 - 99/03/29 00:00:00
本日の調子: 死ぬのはイヤァ！のアスカなみ。

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＃３月２８日
２５日、既に新宿ではいたるところで山積みになっていたあげくにアキバでは中古品も山のように出回っていたというＰＳ版東鳩をＧＥＴしそこねた俺は先を競ってプレイすることを断念。ようやく購入できたのでマイペースでやっていくことに超決定。一応このページもこのゲームに備えて「東鳩」の名を冠したままにしておいたのだ。ＰＣ版との比較を交えてちゃんとした文章を夏コミまでに書けばいいや、などと開き直ってみる。従って読書ペースは元に戻らんだろうなぁ。というわけでスキャナー掲示板とダブるフツーの日記っぽくなることは必至である。許されたい。
あーあ、ガサラキこぉーんな終わり方でいいのかよ。いや、いいのか。
「面白いこと言ったので許します」と、きんどーさんの様な顔で承認。
西田さんが死んで高橋監督も本懐を遂げて、あとをエヴァかぶれのスタッフにまかせましたー、みたいな終わり方をしたガサラキ。なんにせよまた毎週チェックするアニメがなくなってしまったわけで少し寂しい。
で、ヒゲガンダム、アニメ東鳩など気になる番組も多々あるのでアニメ雑誌を買ってみるか、と思い前回ガサラキの特集が良く出来ていたLookerを買ってみたら、あら休刊。そうか、アニメＶの誌名が変わった奴だったのか。ＯＶＡネタでやっていくのは厳しかったと見える。聞くところによるとアニメはますます制作が難しくなってる様子。アニメオタクがいくら増えても制作サイドにはなんらメリットがないみたいですな。
木城ゆきと待望の新連載『水中騎士』もようやくコミックス化。これも月刊誌連載で一回あたりのページ数が少ない方なので『ヨコ出し』と同じように広い心で接するようにしている。木城の「異世界・冒険・ファンタシィ」が炸裂しているわけであるが、銃夢のサイバーパンクというのが「勢い」で構築された世界であったのに対して、今回は用意周到・綿密に構築された異世界の物語である。木城の力量がいかんなく発揮されていると思うので過剰な期待はせず、静かに見守っていきたい。
これも思うところは色々あるのにいざ言葉にしようとするとなかなか難しい作品だよなぁ。
アワーズの「コミックマスターＪ」、いきなりＰ（ポリマー）マーク。そうだよな、俺がこうして書いている文章とか普段しゃべってるセリフも好きなアニメやマンガや映画からのセリフの借用かモディファイに過ぎないもんな。「わかるやつにだけかわればよい」なんつって詰め込みまくってるけど、所詮「オリジナルの俺の言葉」なんて少ないよな。昔ＰＣ９８のＤＯＳのフリーウェアで「ドクター．バロウズ」というテキストカットアップソフトがあったんだけど、俺はそれとなんら変わりがないのかもしれない。他人の言葉で汚染されまくった存在なのかもしれんな。とか思ったりする。まぁ、それはそれで新しい表現のカタチなのだと割り切って生きていくのだ。

『北神伝綺』（角川ニュータイプコミックス）大塚英志＋森美夏、読む。 - 99/03/28 00:00:00
本日の調子: クニオといえばキャッチワールド！ってぇのは俺だけか。

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＃３月２７日
珍さんとHasterさんが掲示板であまりにも楽しそうに話してるのを見て即購入。最初フツーのニュータイプコミックス探しちゃったので発見するのに苦労した。大きいサイズですよー＞未読の皆さん。
時代は昭和初期。日本列島の先住民族で、後からやってきた大和民族にその住みかを山地へと追いやられた異能の人々は「山人」と呼ばれた。民俗学者柳田國男によって知られるようになったこれらの人々はやがて、天皇を頂点とする「国家」によってその存在を抹消させられてゆく。山村調査の名の元に狩り立てられてゆくのだ。柳田が切り捨てた民俗学の闇の部分を引き受け破門された男、兵頭北神は自ら山人の血を引くがゆえ、柳田に師事し、山人の姿を追って行くことになる…というお話。
昭和初期の実在の人物・事件が満載である。宮沢賢治、竹久夢二、江戸川乱歩に始まって、２・２６事件の北一輝、満州に理想国家建設をもくろむ甘粕正彦、そして怪予言者の出口王仁三郎も登場する。いやはや、なんとも豪華な顔ぶれである。俺個人としては「失われたムー大陸」のジョームス・チャーチワードの正体だとか津山三十人殺しの解説だとかに痺れてしまった。うむむ、ツボである。
伝奇モノといえば俺の大好きな分野である。しかも現代人に追い立てられてゆく、古い人々、とかってたまんなく好きなんだよね。俺はもともと性悪説の人なので、今ここで頂点に立ってのほほんとしてる現代人がなんらかの犠牲の上に存在している、という話に凄く惹かれる。ウルトラセブンの「ノンマルトの使者」とかに震えているような子供だったのだ。
日本が単一民族国家でのほほんと平和にやってきた、という大半の人の認識とは別に、沖縄や北海道の原住民に本土の連中がしてきたことというのは誰も語らないので次第に忘れ去られているわけで、おもいっきし本土に住んでる俺としては「昔の人が犯した罪を今更暴いて俺らが負い目を感じることもないじゃん」とか思っているのであるが、（太平洋戦争時日本軍がやってきたことに対してもそう思っている）しかし、そういった部分をいつまでも隠しておくというのはどうかな？とも思ったりもしている。微妙なトコロだよな。千年前と５０年前とじゃ大違いって話もあるしね。感覚的な問題なんだろうと思う。
ユダヤ人＝日本人説とかいわゆるトンデモな世界に俺は一時期猛烈に惹かれた事がある。それは自分たちが世界の諸民族に比べて確かに特殊であるということの再認識とそれならばどこから来てどこへ行こうとしているのか？というトコロに明確な答えが潜んでいて、ひょっとするとそれが自分でも演繹できるほど近いところに答えがあるような気がしていたからに他ならない。
本作品は民俗学を「偽史」だと言い放ち、「山人」をキーに昭和初期という過ぎ去った時間を切り取ることで、その瞬間の「日本人」がどこへ向かっていたかというベクトルを再現することでリアリティとドラマ性を浮き立たせていると思う。もう過ぎ去ってしまったことに「実はこうだった」というもっともらしい解釈をつけること、というのは案外に楽しい作業で、一時期俺も夢中になった。そしてそれならば今の自分たちはどこへ向かっているはずだ、という証明問題の類似例を過去に求めていたからだと思う。
さて、そんな遊びも今はしなくなってしまった。故に本作品も心から「カッチョイイ伝奇モノ」として楽しめてしまった。
しかし柳田先生がこぉーんな人だったらヤダろうなぁ。（俺の後輩とかは大喜びしそうだが）実在の人物をこのように使うときって問題ないんでしょうかねぇ？（帝都物語のときも少しそう思ったけど、俺は無関係なので楽しむだけ楽しんでしまったけどね）
冷静に考えると、柳田民俗学が切り捨ててしまった「トンデモな部分」をここまで引き伸ばして一代エンタテイメントにしてしまっているのは原作・絵の御両人の並々ならぬ力量に他ならないわけで、こーゆー奇跡の結晶みたいなもんにお目にかかれるとはなんともラッキーとしかいいようがない。…うむむ、まさにビバ！世紀末！
個人的には北神と柳田の関係がとても良い。俺自身がすごくわかりやすい性格なのでこーゆー複雑な関係というのにすごく惹かれる。
あと滝子と北神の関係や元気な滝子のキャラも良い。
いやー、よいよいづくしの漫画であります。伝奇ファンは必読ですぞ。

『３３４』（サンリオＳＦ文庫）トマス・Ｍ・ディッシュ、読了。 - 99/03/27 00:00:00
本日の調子: シェルターで縮み上がってたシンちゃんなみ。

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＃３月２６日
溝口さんの猛烈なプッシュを受けていたので、「いつまでも腐らせておくわけにもいかんなぁ」と思い読みはじめるも、ダサコンショックで本読みモード休止中の脳にはちと厳しすぎた作品だった。
やはり数字がタイトルの本というのは良いねぇ。『８』とか『１３』とか。ちなみに「６」ってーのは墓穴の深さ６フィートにするのが慣習なので不吉な数字でもあるらしいが、俺は燃やしてもらうので関係ないね。さて、これは６つの短編のオムニバス形式で構成されている。
雰囲気としては「悪夢のような未来世界」なんつーキャプション付けて『人間がいっぱい』と並べておいてもいいかもしれないが、恐ろしいことにそんなに「悪夢のよう」ではないのだ。
２０２１年。人口の超過に対処するためアメリカでは抑圧的な福祉国家が出現。モディカム計画と称して２０００人以上を収容できる巨大建造物を次々と作って都市全体のスラム化を防ごうとしていた。水道水に避妊薬が混入され、妊娠が最高の贅沢。遺伝子選別テストで合格しないと子供は作れない。無論、職業につくことも難しい。軍隊だけはいつでも募集中で他の国の戦争に鼻をツッコミまくっている。生態系ピラミッドの頂点に立つものを脅かすのはあいかわらず得体のしれない疫病だけ。エイズの様に人々はそれが人類の不道徳の報いだと思っている。（これはエイズブーム前に書かれている！）不治の病で倒れた人は冷凍されて未来送り。「保険」に入れなかった死体は愛好者に高値で売り払われる。娯楽はＴＶ。５チャンネルはスカパーの有料チャンネル状態。別に刺激的でもなんでもない。１１歳で一人前とみなされて５チャンネルに出演できれば超ラッキー。自分の最小限のテリトリーも維持できずに窒息寸前の金魚のような人々は汚染で滅びた牡蠣の涙でトリップして、過去の夢の中に本当の自分を見つけだそうとする。そして住処はウサギ小屋。巨大なリスの檻の複合建築物。それでも人々は役所に書類を出してサインして補助金を受け取って生きていかざるを得ない。
最初に解説を読んで、この連作短編集はどの作品から読んでも良し、とあったのだが迷ったあげく、前から順に読むことにした。読むのにはつらかったが結局この読み方のおかげでラストにある一番の大物「３３４」はスラスラ読めたのでやはりそれ以外の作品を読んでから「３３４」を読むことをオススメしたい。この表題作こそがこの本の真骨頂であると思うから。
一連の短編にはニューヨーク東十一番三三四にあるモディカム住宅の一室に住まうある家族が登場するのだが、人数は多いし、名前から想像できる人物像が薄いしで、（なにしろ彼らは時として主役じゃないのだ）とにかく何度もページを行ったり来たりして大変読むのに苦労してしまった。ラストの「３３４」でようやくその他の短編との連携がくっきりしたようなありさまなのでもう一度通して読んでみようと思う。
とにかく登場人物の名前がフツーの小説に比べてなんか特殊な気がする。すぐに誰が誰だかイメージできなくなってしまうのだった。これは俺が日本人だから、というのもあるだろうが、男と女の性別すらあやふやになってくる、というのは多分ディッシュが意図してやっているような気もする。ジャヌアリイ（一月？）とかピーナッツとかいう命名法が横行している、というのもいかにも破綻した未来ではないか！ということである。最近の日本人女児に「××子」というのが少ない、なんてことを思い浮かべてみる。俺はアマノジャクだから自分に娘ができたら絶対「○○子」にするけどね。
実際、男性と女性の社会的性別というか性的役割がかなり混乱している描写がある。（主夫とか同性婚とかね）これは今の社会でも顕著であるので７０年初頭にこの作品を書いたディッシュはかなりイイセンスしていたといえるだろう。破綻した未来社会を描いたＳＦって多いけれどもそれらの多くは突拍子もない変化を誇張してすぎてる場合が多いと思う。ディッシュの描く未来の退廃具合は「そこそこ」なのだ。それがとてもリアルであり、未来の絶望の深さを拡大してくれるのだ。子供の頃から明るい未来なんてウソっぱちだ！と思っていた俺にはこーゆー静かな「腐敗」の描写が心にジンと響く。我々が思っているよりも我々の滅びは華々しいモノにはさせてくれないと思うのだ。それは老衰のようにじわりと進行していく。
俺達はＳＦが最も元気だったころの「未来」を生きているのだ。環境汚染や人口爆発や資源枯渇など過去の人たちを怖がらせていたものよりももっと恐ろしいものと立ち向かっている。無限のエネルギー源もないし、宇宙に行けはするけども移民はできない、安楽椅子のような福祉国家もないし、メイドロボも自動タクシーもない。戦争もやってるし、神のような宇宙人が手をさしのべてもくれない。でも間違いなくデータを扱う単位だけは１年で１０の６乗くらいは増えている、そんな未来に生きている。そう思いながら昔の人の話を読む。それはそれで趣が深い。
やっぱりこの種の話は俺の中で「あったりまえじゃん」という感じがあるので共感はできても「スゴイ！」という感動はないのだった。技法的に洗練されていてそこは賞賛に値するけれども、俺としてはもっとギミックとしてのＳＦが読みたいので『キャンプコンセントレーション』の方を高く評価してしまう。ともあれ、出版当時にこれを読んだらそれはそれでスゴイ衝撃があると思う。俺は世紀末に人間真っ盛りの世紀末キッズ（もうキッズじゃねぇか）なので目の前に横たわる肝臓病に虫食まれたような「現在」の方の痛みを探り、または隠すのに必死であって、３０年前の人の「未来」の痛みに付き合ってる暇なんてないのだ、と言いたい。まぁ、ディッシュは近未来を舞台にする、というＳＦ的手法によって、人間の本質・現代社会の本質――そう、ここが天国でも地獄でもない、魂の煉獄であり、人間はたやすく六道の餓鬼、畜生、修羅に落ちることができるのだという、そんなことを描きたかったんだと思う。
一人の人間をサンプリングして人間についての探求を行なったのが『キャンプコンセントレーション』だとすれば、家族という一掴みの社会の最小単位をサンプリングして人間の探求を行なったのが本書といえよう。ディッシュは救いようのない「未来」を描きたかったんじゃなくて救いようのない「人間」の姿を暴きたかったのだと解釈する。
さて、モディカム計画すら立っていない我々の明日はどっちだ？

『バーサーカー皆殺し軍団』（ハヤカワＳＦ文庫）フレッド・セイバーヘーゲン、再購入。 - 99/03/24 00:00:00
本日の調子: 最後のロボジョックスなみ。

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＃３月２３日
「『プリンセス・プラスティック』は品切れです」がぁーん、ショックぅ。という宣告を先週受けたのだが、あきらめきれずはやめに客先を出て職場近くの本屋さんを巡るも、やはり新書サイズの本はそろえが少なく、偶然売れ残ってるなんてことはなさそうだった。まぁ、赤坂だしね。連休中に神田をめぐらなかったことが悔やまれるぜ。
そんなこんなしていると、「エンタテイメントの本流・読み継がれる面白さ」という赤い帯の入ったハヤカワ文庫を発見。騒いでいた『皆殺し軍団』があったので早速購入。『大宇宙の魔女』はなかった。後輩に押し付けようと思ってたのに。
さてはて、もー表紙が痛みまくった奴しかなかったので一応青ラベルとはいえ、補填できたのは幸いである。ちょっろっと読み返すつもりがぐいぐい引き込まれてざっと再読し終わっていた。
そ、そうか、時間の三角測量みたいのでバーサーカーを撃退するから３部構成なのか！
やっぱし１部と３部が好きで２部はそれなりに悲しいし必須なパートなんだけど引きが弱いよなぁ。最初と最後はゼラズニィとかが書きそうなテイストでそれも良い。
戦闘ロボットフェチは死ぬ前に第一部のマスタースレイヴ・ユニットの戦い様を見なくてはならない。主人公デロン・オードガードって語の響きもイカスっ！
で中世な雰囲気の第二部で運命の男、マットの姿に涙し、第三部、「いいかい、オオカミさんや、」の聖ジョバンと「生命になった悪魔の機械」の物語に心震わせよ！（ってまたソレ系のネタにいれこんじまってるね、俺）
というわけで、もしこのページを見てる人でまだ未読の人がいたら死ぬ前に読んでおくように。必読である。
ハヤカワさんには是非是非、『赤方偏移の仮面』と『星のオルフェ』も重版してくださいます様、心からお頼み申し上げます。読み継いでいきますけぇ。

『物欲番長』（ＡＳＣＩＩ）スタパ齋藤、読む。 - 99/03/23 00:00:00
本日の調子: ケンカ番長は人妻ミヤムーのアレ。

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＃３月２２日
で、なーんだかダサコン準備期間が終わってもさっぱり本を読む気がしねぇ＆好きな漫画もあんまりなさげーなのでここも元気がないところへ来てスタパ３連続なのだが、まぁ、ここは許されたい。この調子で３日後にＰＳ版東鳩とかが買えたらまたさらに本なんざ読みゃしねぇ状態になる可能性大。まぁ、人生とはそーゆー山あり谷あり波あり風ありなのでよしとする。
基本的に先週読んだ本と内容、かぶってるんだよねぇ。（買う前からわかっていたけど）
でもこの表紙じゃ買わないわけにはいかないよね。しかも前の２冊より大きいサイズになっていてなんか質量比でいえばお買い得感は大だし。
いざ買って読んでみると、週間ＡＳＣＩＩは毎号買っているんだけれども「あー、こんなものもレビューしてたのね」というのもあったりする。（ピーターパンとかさ、）
で、主なレビュー物体を列挙すると、

パワーザウルス

ＤＶＤカーナビ

バイオ・コンポ

マイクロタワー・バイオ

ＶＡＩＯ・ＰＣＧ－Ｃ１

薬屋のオヤジとしてバーコードラベルプリンタとか使う話

な、なんか偏ってるぞ(^^;
キチンとした新製品レビューとかじゃないので、スタパさんが日常的に衝動買いしたものの使い心地を無理矢理毎週連載していたってーのが見え見え。
これなら前の「林檎番長」とかの方がよかったよ～的な部分もあるが、今の世の中（ｉＭａｃが出る前）はそれじゃ商売にならなかったんだからまぁ仕方ない。
単行本としては、イカス表紙はもちろん、前書き・後書きに加えて、ライター稼業の話、物欲番長の原動力という書き下ろしが読めるのでま、いいっか、というのはファンだから許される評価の仕方だよなぁ。
正直いって、俺も良く数えたら今パソコンっぽい端末は１０台くらい家にあるし、携帯とＰＨＳをガンギブソンの様に２丁拳銃状態で構えているし、ＮＴＴからモニタ端末がガシガシ送られてきたりしてるんだが、やっぱ彼の衝動買いにはかなわんよなぁ。俺的バブルは数年前にはじけており、大半のものはその時の遺物なわけで。「齋藤商店」と呼ばれるほどに古いマシンをさっさと売却する能力が俺にはないからなぁ、って感じである。
ま、ＳＦ研一のチャレンジャーであり続けたいとは思うが、最近は弱まってるよなぁ。ＣＤＲとか買ってないし。うーむ、悪い遊びを止めたんだから少しは電子機器に投資率をもどさなきゃ！とかいいつつ、２１日に催されたサイン会の様子がどうだったのか知りたいものである。

朝までｉＭａｃ、ガサラキ・西田ショック、ＤＡＳＡＣＯＮ反省会 - 99/03/22 00:00:00
本日の調子: ゲンドウ不在時の冬月なみ。

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＃３月２１日
あーあ、で、ダサコンショックに続くジョジョショックで深夜に目が冴えてしまった俺は完全昼夜逆転世界。
実はＤＡＳＡＣＯＮ賞の景品（兼・賞状）の８インチディスクを買いに行ったおりに衝動買い、というか前から買おうと思っていたＵＳＢ端子付きタブレット ArtPadFan を接続したｉＭａｃ（そーいや名前、付けてないな！）でガサガサと遊び出した。実はまだまだＵＳＢ周辺機器のそろいが弱いのでこいつが変身サイボーグ以外の正式な周辺機器第一号である。ＮＥＣのあのちっちゃいスキャナがｉＭａｃ用のドライバ出したらすぐ買うんだけどなぁ。おかげでインターネット接続以外の作業はろくにしていないのだ。
このタブレットドライバを入れるにあたってかたくなに拒んでいたＯＳ８．５１へのアップグレードをしなければならんのか？と思ったが、何やらｉＭａｃ専用のアップデーターでファームウェアのアップデートのみすればいいらしい、というのでそこまではやってあったのだ。が、久々にクイックタイムで遊んでいると、「レジストしろ！」とあまりにうるさいのでダサコンのレポートページを見るためにつないであった勢いでネットからＱＴ３．０をダウンロードしてしまった。で、いつもは手動でネスケを経ち上げているのだが、デフォルトブラウザのＩＥ４でダウンロードしに行きやがった。これが不幸の始まり。
８ＭＢくらいあるファイルの半ばでなぜかダウンロードマネージャはうんともすんともいわなくなってしまい、結局ネスケで落としなおすはめに。１時間近く無駄にする。
で、落としたとたんに自動的にアップグレードされて戸惑う。ダウンしたファイルよ、どこいった？って感じ。いつからおまえはActiveXのような動きをするようになったぁ？で、再起動してＱＴを見るとおお、あのうるさいアラートボックスが出なくなったよしよし、とか思ってたら。なんだかフリーズ。しかもキーボード・リセットが効かない。馬鹿な！
あとあと他の人に聞くと、Ｍａｃでもキーボードリセットが効かなくなることは多いそうだが、ウチのメインマシン、６６０ＡＶ＋PowerKeyは良くできた娘で、そーゆーことは１回もなかったのだ。で、しかたなくサイドカヴァ開けて昔のＭＯドライブについてきたドライブ強制排出用の針金でリセット。以後、フリーズ＆リセットを無限に繰り返す。
畜生、いまだに68Mac用のVideoBeepとかを全開で使っているのが災いしてるのか？と思いつつも外す気はなく、機能拡張マネージャと対決。ああ、今度はAPPLETalkが使えなくなっちゃった！とかやってたら、ロボコン＆ガサラキタイム。

ユウシロウが前回の予告で「これがＴＡ戦だ！」とかえらそーに云ってたので久々に生でみてやるか、と思ったら…
はううぅっ！！まさにメックウォーリア２かアーマード・コアの世界１２０％！！
もーしょっぱなからイシュタルアーマーのミッションブリーフィングだし、ミッションターゲットは量子コンピュータで摂氏－１８０度とかいってるし、コード名：クルセイダー１とか云ってるし、いきなり西田先生ＴＡ中隊の皆さんに「過酷な戦いを強いてすみません」とか謝ってるし、同じ戦闘ＢＧＭかけっぱなしだし、ジェットローラーダッシュしてるし、エイリアン２のように指揮車つっこましてるし、ＥＭカノン全開射撃してるし、初号機は使徒喰ってるし、「勝ったんだ、我々は。アメリカに！」とか宣言してるし、「これは勝てる戦争です」とか云ってるし、「真珠湾攻撃の逆バージョンなのかぁ？」とか云ってるし、大統領は首相じゃなく西田さんに電話してるし、そして、そして…
西田先生、割腹！
ＨＥＲ、ＨＥＲ、ＨＥＲ……
そりゃユウシロウじゃなくたってＨＥＲ、ＨＥＲするわな！鼻血ブーだわな！
思わず見終わった直後にもう一度見てさらにもう一度見てさらにもう一度…
こんなに何度もその日のうちに見るのはエヴァ以来やがな！
で、睡眠をとらないままＤＡＳＡＣＯＮ反省会会場へ行くハメに。

目黒駅前の電光掲示板に「今日のオキシダント濃度0.02ppm」「東京都の空気は窒素酸化物で汚染されています」とかゆーのが延々表示されていてとってもハッピーな気分になる。
で、なんだかスタッフのほとんどが集まれそうにない状態である、という報告を受けるもふたを開けてみれば関西支部長かつきさんを除いて全員定時に集結。ああ、炭素分子よりも硬い団結力！
で、甘太郎という居酒屋に入る。俺は始めてのお店である。
テーブルナンバー６６！ラッキー！
ここのメニューはかなり個性的で、超ロングピザや巨大餃子丼などの襲撃を受ける。俺としては味が濃くて量が多ければよしよしなので良し。
反省は正味５分で終了。酒が入っていたのでこのあたりの記憶は薄い。ジョニイたかはしさんが持ってきた「インターネットで選ぶ全日本小説大賞」の結果やコメントを肴にしていた。
気がつくと光の速さで時間がすぎており、カラオケへＧＯＧＯ！
カラオケの機種は最初なんでもいい、といっていたのだが「本当にそれでいいのか？登録された曲にマンゾクいかなければカラオケを真に楽しむことはできないぞ、ワガママ云った方がいいんじゃない？」というわけで狭い部屋でもＸ２０００にするが、これで正解。部屋は充分に広かったのだ。
いやー、うちのＳＦ研の連中といってもこんだけ筋少とヤプーズと山本正之歌わないぞ（笑）。
しかも不思議な替え歌は炸裂するし、溝口さんとジョニイ改めジェニイさんの芸風に爆笑。ってゆうか、あの「うらみ・ます」は俺は認めんゾ！！(;_;)
で、０時近く。のだ＠のだなのださんを帰れない時間までひっぱっておきながら、ほとんどの人が「明日は生きていないと駄目～」とか云って帰ってしまった。うう、俺も眠いゾ！
移ったＢＯＸナンバーは６！良し、今日も神の加護を感じるぜ！
というわけで朝まで歌いまくり。曲目一覧はコレだぁ！
というわけで帰りは最高にねむまっていたので、林・のだ両名をのケツを叩いて駅に向ったのだった。おお、声がかれてるよよよよよん。
（当然爆睡眠。ああ、人生の無駄使い……）

ジョジョの奇妙な冒険完結！、ソフマップ書籍コーナー - 99/03/21 00:00:00
本日の調子: 魔少年といえば、寺沢武一！

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＃３月２０日
Ｇ２０や電撃ｈｐもソフマップの書籍コーナーで買ってしまった。
うーん、我々の世代とはそーゆーもんである、とは思うがソフマップの書籍担当者に見透かされてしまうというのも悔しい＆便利なので困ったもんである。
Ｇ２０は向井千秋さンの旦那にクリソツなヒゲガンダム（本当に敵から「ヒゲ」とか「白ヒゲ」というコードネームで呼ばれるらしい）を見ても「全然動じなくなりました」という富野監督の力強いお言葉。
でもよう、シド・ミードデザインならスピナーみたいな形態に変形する奴とかにならなかったのか？しかも後ろに控えてんのはどう考えても重機動メカだし。アオシマとかアリイとかイマイとかで作ってたガンダムのパチモンシリーズを思い出させてくれる。
そういえば今回のメインは安彦良和である。最近立ち読みした「動画王」でも彼のインタビューが載ってたりして食傷ぎみ。
それよりもアニメック編集部（ま）氏こと、小牧雅伸氏のインタビューが死ぬほど嬉しい。ああ、ここに積んであるアニメックほぼ家の奴と状態同じだな。結構中学生以前はお金がなくてアニメディアしか買えなかったので結構歯抜け状態で、古本屋でバックナンバーも見かけるけれど、俺が読んだ記録でもあるので特に抜けを調べてそろえるようなことは今していない。読み返したい衝動はあるんだけれども、箱に詰めてからはなかなか。大学生のころは表に出ていたので部分的に読み返していたんだけどねぇ。エルガイムやＺガンダムはこの本で補完して見てないんだよね、あんまし。

電撃ｈｐの２号目。なーんか創刊号の緒方さんの超イカス表紙に比べると、なんか一瞬別の雑誌かと思ってしまうような感じ。で、いきなり「悠久幻想曲」と「お嬢様特急」かよ！勘弁してくれ！電撃Ｇ'sマガジンとかを「ゲーム研究」とかいって買ってた時期に猛烈にやりたかったんだよなぁ、コレ。しかし、魔道にははまらず。
（それで１８禁ゲーに走ってんのかよ！(;_;)/）
で、それはさておき、新人？志村一夫の「月と貴女に花束を」である。うーむ、一度くらい電撃ゲーム小説大賞に応募してみたい、とか思っている俺としては興味津々。読んだ感じは「ほはぁ～、なるほど」といったところか。こーゆーのが（少なくとも審査員には）ウケるのね、という感じ。いや、まさに模範解答か。俺が学生のとき、同人の相方やってた先輩はソノラマの＜ソルジャー・クイーン＞シリーズだの＜ヴァンパイヤハンター・Ｄ＞だのに入れ込んでいて猛烈にこの種の話かきたがってたんだけど（俺はイマイチだったの）まさにソレ系の正当後継者って感じかな？あんまりブギー以外読んでいないんだけど、なるほどこれは「今の人ウケ」しそうな感じだ。俺にだって悪かない、と思える。基本的に俺が書きたいのとは方向性が違うよなぁ、とかため息つきつつ、どーせ今の仕事してたんじゃｗｅｂにべらんめぇ口調垂れ流すだけで精一杯だよ、と思う。
で、ブギーの短編とガンドレスのサイドストーリーと沖一の漫画。げ、ブギーはこれがまとまって単行本になるのではないか！なーんだ、買って損した（笑）ガンドレスはもーどーでもいいです。ただ、漫画の方は私の先輩が会誌に描いていた漫画を思い出してちょっとオセンチになりました。

で、近所のコンビニに入ったおり、月曜が振替休日のために既に発売になっていた週間少年ジャンプを読む……。
はうっ！！！ジョジョ、終わってんじゃん！！
第５部完とかじゃねーよ、おまえはもう死んでいるって感じだよ！！
何が次回作の構想はもう決まっていますだよ、勘弁してくれよ、飛呂彦～～ッ！！！
悶絶！！！
ああぁ、思えば我が精神的暗黒時代の高校時代、焼却炉で燃え盛るダニーの炎のように僕を明るく照らしてくれた作品、それがジョジョだった。
＜恋ッ！＞という文字や＜ズギュギューーーン！＞というキスの擬音。「なにをするだーッ！許さんッ！」という誤植。すべてが昨日のことのように思い出せる。そして高校の保健室前の連絡用掲示板に書き記されていた謎の「スピードワゴン、君ってやつは！」とかの伝言。俺も楽しみにしていたのに後輩は全員俺の仕業だと思っていた。そしてケロタンとゴロタンと一緒に叫んだコロシアムでのワムウ・コール。一輪の花を華麗に救っておきながら、最後に外道と化したカーズに心酔して外道になった後輩。スタープラチナに首を絞められるシーンから始まった俺のスタンド修行。そして最愛の師匠・花京院典明先生との出会い。そして億泰のザ・ハンドが消す！股間にスティッキー・フィンガース！俺の相棒、セックス・ピストルズNo.６！なぁ、人間成長しなきゃなぁ、ペッシにドッピオ。
ああぁ、まさに俺の半生ぢゃん！１４年じゃん！
両さんの次に長寿番組だったのになぁ。無念。
まぁ、第４部の真ん中あたりでも「もうだめか」と思ったし、ユリイカのジャパンコミックスの特集号で荒木先生自身も「そろそろ次の作品を書かなければいけないかも、と思った」と云っていてそれがキラークイーンのおかげでここまで持ち直したわけで、第５部もムラや矛盾がスゲー多いのだけれどもその分、入れ込める箇所も多く、仕事でメロメロになったところをずいぶん助けてもらったので納得いかないストーリー運びであったとしても「よくやったよ」といってやりたい。
まぁ、そんなわけで今回ばかりは「終わる」予感はあったけど、実際終わってみると「バカなッ！簡単すぎる、あっけなさすぎる！」という感じは否めない。ま、花京院が死んだときの「俺、もう死んじゃうかも…」的なものはないんだけどねぇ。俺の高校時代からずっと影のように一緒に歩んできたものが一方的にいなくなってしまったということに、なんだか、人生の凄く巨大な変速機の段階が一段階ガクンと変わったような、そんな変な感触を感じている。
うーん、そのせい、じゃないけどなんだか休みにしては早起きしたのに、真っ昼間から風呂入ったらスゲー脱力してテレホタイムまで寝てしまったぞい。
……ああ、人生の無駄使い……

日経ＭＡＣの謎、電撃大王４月号 - 99/03/19 00:00:00
本日の調子: 刑務所でダレる承太郎なみ。

コメント:
＃３月１８日
ようやくダサコンのレポートを書き終えたので肩の荷がおりた感じになる。
会社から帰ってくると近所の本屋はことごとく閉店しているので、頼みの綱の信愛書店へ行くとこれまた涼元さんに見せてあげたいくらいカワイイ猫がレジに鎮座。うう、俺は基本的に犬派であり、ペットはネズミであり、猫と艶のありすぎる女は苦手というかイヤなんだけれど、こいつは気に入った！俺の生涯でたった２匹愛した猫に近いよ！良し！
で、置物のように揺るがない猫の後ろで親戚に電話して客なんざさっぱり相手にする気のなさげーな店番のおばちゃんに電撃大王４月号をかざしてさっさと金払う。
くぉ！「鉄コミュニケイション」終わってるよ！しかも孕んだ挙げ句に成長してるよ、俺のハルカがぁ！くそう、死ねカナト！(;_;)
いいんだ、俺にはメリッサがいるさ。ってぐお！こっちも終わりそうではないか。
「星界の紋章」は意外とボリュームがあって、あらら、武器のないステルスで戦う話まで終わっちゃうのね、って感じ。
ガオガイガーの外伝はなんか命にイヤラシイコスチュームを着せている……許さぁぁん！俺の許可をとってからにせよ！（っていいながら何度も見ちゃう俺は心の中で承認）
この雑誌も最初「読みづれー漫画ばっかだなぁ。うたたねのヤローはサボって鉛筆原稿だしてるしー。これはバブル期のペンギンクラブなのかぁ！」とかいっていたんだが、今は俺が慣れたのかそうでもなくなった。漫画って要は慣れよね、慣れ。慣れてないと少女漫画とかも読みづらいし。
で、とどめくらえ「東鳩」。い、いよいよ琴音ちゃん登場なのかぁ？ドキドキ。
なんだよ、スタンド全開じゃん！！！
しかも暴れまくってる！！アヴドゥル、君の出番だぁ！
で、ＡＮＡＬＭＡＮはいつも通り。デカチューがいないと寂しいわな。
で、やっぱ近藤和久の「ガンダム００７９」。いいよ、カイ、いいよ！
「ミハル、俺はもう悲しまないぜ！」おまえはユウシロウか？！
そしてハヤト、「このガンキャノンも試作タイプか。なんでいつも僕等だけこうなんだ？！」
そして「キャスバル兄さん！」ヘンな顔（笑）。

ポストに日経からの怪しい封筒発見。
数日前、家に「日経ＭＡＣ４月号」が送られてきて愕然とする。あれ？ｉＭａｃ買ったおまけの試読期間は３ヶ月だか４ヶ月だかで、そのあと購入検討願いますとかいってサービスで何回か送ってくるのは知ってるが、良く考えたらすげー期間経ってるぞ？しかも「日経ＭＡＣをご購読中のタカハシ様へチャンスです」とかゆー不思議な封筒も来ている？俺は購入してることになってんのか？？と今回は封を切らずに表面に印刷された顧客サポートへ電話することにする。んが、まるでパソコンのサポートセンターの如く電話はつながらない。コールはしてるんだけどねぇ？ということがあったのだが、こっこれは、まさかあのＭＳが９５発売時、ＭＳＮを用いて行ったという悪魔の所業、名付けて必殺・「さぁ、使ったもんはきっちり金払ってもらいまひょか？あん？その気はなかった？ちゃんと解約の手続きしたんかい？われ？」なのかぁ？！
と思って封を切るとやはり振り込み用紙が。しかし、一番目立つところに「これは請求書ではございません」の文字が。
読めば、試読誌は３冊で以降は購読継続の検討期間中最新情報を途絶えさせない様にサービスで送ったものだ、ということ。
くく、うまいこと云うじゃねぇか！俺、こーゆーの弱いんだよなぁ。絶対キャッチセールスとかにひっかかちゃうタイプだよ。１秒前までの怒りはどこへやらだよ？とか自分でも思う。
で、安心してビリビリやぶって読む。しかしなぁ、今月は珍しくＭａｃ雑誌２冊買ってるんだよなぁ。あまりに最新ＴＩＰＳとかから離れてたもんで。あとLINUX for MAC とかもそろそろ使ってみたくなったんでね。やっぱそーゆーこと考えると定期購読は便利だけど、欲しくない特集の時、余計な出費がかさむことになってイヤだなぁ。ちょい待ち、要検討ね。

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