U-kiのメモ帳
２００１年９月分
男子校の水の文化祭映画(01/09/30)
映画『ウォーターボーイズ』最高！
くそう！何を書いてもネタバレになっちまうんでこれから見に行く人のためにこの俺が涙を飲んであえて何も書かないぜ！だがこれだけは云える。終始気の抜けない面白さだ！日比谷だかどこだかのぴあの出口調査では満足度ナンバー１らしいぞ。全人類に推奨だ。
特にねぇ、舞台が男子高校なだけに、近くの女子校からいかに集客するかとか開催日がバッティングしてぐったりするとかが非常にリアルですな。高校生最後の夏、生徒会役員として文化祭実行委員と活動を共にしていた俺だけに映画への没入度も高かったッス。
あと、竹中直人を使うのは卑怯だと思った（笑）。『シコふんじゃった』とか俺が面白いと思った映画は必ずこの人オイシイ役やってんだもんなぁ。
アフロ、マッスル志願、オカマでホモ、ガリ勉でカナヅチ、で主人公鈴木君は唯一の正式水泳部員ながらもなさけない根性無し、というマサルさん抜きの『すごいよ！マサルさん』のような面子が『稲中卓球部』なみのオーバーアクションを繰り広げる。
「な、なぜそこでスローに！？」「お、お約束すぎる！」「キレすぎだ、ガリ勉！」とか「ベストキッド式ですカ？これは？」とか。とにかく愉快であった。
ちゃんと主人公の鈴木君はオイシイところでＬＯＶＥっていてそれもＧＯＯＤ。
ラストの演技が終わったあとスタンディングオベーションがあってもよかったのに、と思ってしまうほどスバらしい映画だとおもったのだが、日本人ってそこらへん慣れてないっつーかへたくそなのでしょうがないよね。きっと見てた人はみんな拍手したがってたと思うよ。
いやー誘われたとき、「男子高校生がシンクロナイズド・スイミングをする話」と聞いて前に見たおかまがバレーボールをする話並みにイロモノを想像して見に行く決意をしたのだけれども、邦画で、『青春デンデケデケデケ』と『バタアシ金魚』を足したような感じの映画だったかな。（いや、実際はもっと違ったおもしろさがあるんだけどね）
監督が書いた原作本はイラストがあまりにそのまますぎるので必ず映画を見てから読みましょう。
近所で上映してない人はビデオに落ちるまで待った方が良いでしょう。俺、ＤＶＤ出たら買っちゃうな、きっと。いやー、マジで久々にええもん見せてもらったで。

『ＡＲＭＳ』第一部完。見事な幕引きぶりで「えー、いっそここで終わらせてしまえば？」と思ったほどだった。丁度２６話＝２クールだし。ＣＭでも「ビデオ全７巻」って云ってるからここで終わり？と思うのだが、しっかり第二部へ続く、になっていたよなぁ。
『ガオレンジャー』一回死んだので恐いモノが無くなってうかれまくるガオレンジャー達。そこへあしゅら男爵もびっくりの口が二つあって女声と男声でしゃべる新幹部ラセツ＝無茶苦茶強いが。しかもツエツエ、ヤバイバよりも遙かに強そうな、メタルダーの機甲軍団のようなデュークオルグ２体が。しかも火力にモノを云わせて強い。レッドの「おまえら一度死んでびびっちまったのかよ？」には爆笑。そりゃー、一回死んだらびびるよ。
『アギト』「ブラックジャック先生、お金はあるんdeath!!」みたいな、黒い田宮二郎凄腕の医者が登場。あげくにバイク乗り＝ライダーなのでまさか、と思ったら噂の木野さん！いきなり「野性的だがオシャレっぽいアギト」に変身したときには小便ちびるかと思いましたぜ。明日にはスペシャルがあり、映画もやってるという状況でちびっ子達は混乱してしまわないのだろうか？
『エンジェリックレイヤー』最終回。綺麗に２クールで終わりましたな。アテナのスタンド攻撃にヒカルが倒れて会場中からの声援で立ち上がる姿に漫画『ウイングマン』の最終回付近を思い出してしまった俺は感動の涙を禁じ得ませんでした。ヒカルに羽根が生えるシーンもＧＯＯＤ。で、戦いを終わっての後日譚っぽいところの描写、確かに漫画版と違っていたなぁ。虎太郎ちゃんはみさきちとくっつかなかったみたいだし、そうなるとおーちゃんは「もう一度デートしてくれる？」と云ってたし、やはりいっちゃんさんと兄弟で親子を狙うというアクロバティックな愛の展開になってゆくのだろうか？という感じでおしまい。ぬぬぬ、気になる。
2001年10月01日 22時38分00秒

やっちまった…！(01/09/29)
いえね、最初は今月の『アワーズ』を買おうとコンビニに行っただけなんですよ。しかしね、＜ヤボコラ＞の人があまりにも恐れていたんで、恐いモノ見たさってヤツですか？手に取ったらレジまで持って行っちゃったんですよ、『エイケン』のコミックス。ああぁ……、ダメだ。駄目すぎる。
手塚先生！先生は何故漫画を描き始めたんですかぁ！？（涙）
って、誰に許しを乞うてるんだよ、俺は！！恐るべし、コンビニ。つい買っちゃうんだよ、コンビニなだけに。
しかし今、ウチの部屋の新刊置き場の漫画タワーはスゴイことになってますなぁ。
『エイケン１』
『迷彩君２』
『ちょびっツ３』
『ヘルシング４』
『火星人刑事５』
『ＥＤＥＮ６』
そういえば近所の本屋でもようやく『あずまんが大王』の人気が認められてきたのか平積みになっているのだが、１、２巻だけ。肝心の『３』は品切れのところが多いですわ。

ブックオフに少量ながら本を売りに行く。出来たスペースは増えた量に対してあまりにも少ない。うーむ、完結した漫画でリファー率が少ないモノは漫画喫茶とかで読めると割り切って売ってしまうか、それとも押入の一番上がまだ構造改革の余地があるので（一番奥の百科事典やＬＤを引っ張り出して処分するという大がかりな作業だ）それを行うかだな。ＳＦＭはだまってても増え続けるし、コミックスも同様だ。やるしかないのか？
久しぶりに荻窪のブックオフに行ったらＬＤのコーナーが無くなっていた。そのうち引き取ってくれなくなるかも。ＬＤどころかレコードまでため込んでる俺って超ヤバイ！？

間違ってＴＶでやっていた「ユー・ガット・メール」を見てしまう。おお、色々前情報吹き込まれてた割には面白いじゃん。＜本屋の安売り王＞とかができるのね、日本とはちがうんだー、というトコロにも感心は行ったけど、やっぱ使ってるのがPowerBookとThinkPadなところに目が行ってしまう俺は所詮電脳人間death.
2001年09月29日 23時34分31秒

上期勤務終了(01/09/28)
昨日喰った中華が熱々だったせいか、口の中がどろぬちゃ。唇には口内炎も出来てるし、なんかもー最悪な感じ。

今日で上期が終わり。で、俺の放送業務への移動も部長に呼び出されて決定しましたうれちぃ。まさに水を得た魚の気分ですな。でも見せられたシステム仕様書を見てげんなり。うっそーん、こんな大変な仕事こんな金額で取ってきちゃったのー？俺知らないよもぅ。２００３年には地上波デジタル放送のサイマル放送（今のアナログ波と同じ内容を流す）をやる気らしい。あと２年はこの仕事に従事することになりそうだ。
あとまぁ、余談だが、不良会社員を気取ってたらさすがに部長に勤怠の事で絞られた（汗）。

『ちょびっツ３』、ちぃの秀樹への「実用」重視なプレゼントにただ涙。男子の読み物だからって「おかず」とか「使う」とかあまりにも生々しい用語が飛び交うこの漫画に俺は涙を禁じえません。
あー、そういえば最近ＥＤぎみな俺ですが、配偶者がいない人は病院で相談できないんでしょうか？下半身に力が入らないと何事にも力が入らないのよねぇ（困った）。
2001年09月28日 22時47分59秒

セクハラ(01/09/26)
Fuck!!ついうっかり千円崩してガンダムゲームのニューヴァージョンをやったら帰りがすっかり遅くなっちまったぜ。しかし、ボールはイイ。是非ザクで接近戦を挑んでキックをかましたいですな。まぁ、戦いぶりは宇宙のガンタンクの弱くなった版という感じか。それよりも陸戦型ＧＭ、強い。ってゆうか今までバルカンで撃たれたことなかったからとまどうとまどう。あとハンマーガンダムがぐるぐる回すハンマーバリアはヒドイよなぁ。
ま、そんなわけでちょっと帰るのが遅くなったら、見ましたよ、マジでモノホンのセクハラってやつを！ロマンスグレーのスーツ姿のイカした紳士が若い女性に後ろから抱きついたあげくに横にシェイキングですよ！絶対股間を押しつけてましたよ！いや〜、噂には聞いていたが酒を飲んだだけでこんな暴挙が許されて良いのでしょうか？後ろからハグゥするだけでもどうかと思うところシェイキングですよ！天下の往来の真ん中ですよ！！
いやー、バファローズの優勝も冷めるくらいビックリですよ、ええ。
そういえば、書記さんという派遣で事務の仕事をする女性がフロアに一人はいるのだが、その中でも一番若い方の人だったうちの部の書記さんがいきなり今月いっぱいでやめる、という宣言が帰り際にあった。そ、そうか、それで有給休暇の消化であんなに長期の休みを取っていたわけか……。

あー、また友（同期独身者）が結婚してゆく〜。しかも式場はお台場かよ！オシャレだね。くそぅ。うらやましいぜ。

連載最終回の漫画版エンジェリックレイヤーをずるして読む。戦い終わった後の後日譚でした。ってゆうか色んな意味で納得いかねぇ！特におーちゃん、結局中学生に手を出してるところが！！
2001年09月26日 22時04分03秒

雑誌(01/09/25)
あー、もう週刊ＡＳＣＩＩは日に日につまらなくなって行くなッ！マジでもう買うのやめるか。
ついでに本屋で『スーパーロボットマガジンVol.2』を読む。「ゲッターロボ・アーク」以外はダイターン３のアンソロジーっぽい作りだったが、もうきっと二度とは買わんね。
『ガンダムエース』も２号目が出た。うーん、そうか１号目はＴＶ版にないシーンがあったから進みが遅いように感じたのか。レギュラーメンバーが出そろってシャアが出陣。２冊目でここまできちゃうんだったら案外進みのペースは良いのかもしれない。でももう買わないね。見かけたら立ち読みするかもしれないけどコミックス待ちって事で。北爪宏幸が描く若くてかわいいハマーン・カーンとギャグマンガ「ガンダムさん」はなかなか良いんだけどねぇ。
久々に『アフタヌーン』を立ち読み。そうか、性描写が問題になって編集部と作者とで折り合いがつかないので『遠藤浩輝短編集２』は発売延期ではなく発売中止になったのか。いやぁ、ｂｋ１で予約してそのお知らせを聞いてなかったら死ぬまで探してたと思うとゾッとするね。まぁ、収穫だったのはその情報だけで、買ってるコミックスの漫画は全部つなぎ部分だったみたいでやっぱりつまんなかった。『ウルトラジャンプ』も同じ。
ＳＦＭは「特集：ヒューマノイド・ロボットの未来」。まだ小説は読んでいない。が、いきなり鹿野司が『夏への扉』の「文化女中器」の話をしだしたのには感心した。マルチだのヴァーチャル・ガールだの云う前にやはり文化女中器有り、である。と俺も思う。
特集とは関係ないが、牧眞司さんが「ここがウィネトカなら、きみはジュディ」を扱ってるのもなんか嬉しい。あとまたディックの短編が映画になるとかも嬉しい。今回森山さん大活躍ジャン。そして最後の方で渡辺麻紀さんの近況で『プリズナーNo.６』の映画が既に撮られているらしきことを確認してハラドキdeath!!やはり本当だったのか！？
2001年09月25日 21時55分30秒

今日も良い天気(01/09/24)
あー、ついに日本でも狂牛病が大問題に。
みんな、大丈夫だよ！マクドナルドや松屋や吉野屋で今までもたっぷり狂牛病牛肉を食べてるのに人間の感染者は一人も出てないじゃないか！＞コレは半分マジで思ってるのだが。

昨日も今日も公園でデートでもしたいような陽気だったねぇ。
でも、昼は暖かく朝晩はちょっと寒めなこの陽気に体調はガタガタやねん。もろい、もろすぎるぞ俺！
いや、天気良いから外出て何かしなくちゃいけないってことはないんだろうけど、なんか見逃しの三振みたいな、損な気分になるんだよねぇ。
2001年09月24日 23時03分38秒

読書日記更新(01/09/23)
昨日の程度の寒さ程度ではコタツを急速ビルドアップしてる人はいないかな？
今日は晴れてやや暖かさを取り戻したけどねー、マジで半袖シャツはしまって長袖シャツを服棚の上の方に変えましたよ。寝間着も短パンからスウェットに戻しましたが、上半身が見つからないやつが一つあって気持ち悪い。ぬぬぬ。
昨日は寝ぼけてテレホタイム以外に９時間近く繋ぎっぱなしにしてしまった。不覚。ってゆうか、前はあんまり操作しないと勝手に切れたのだが……あ、そうか、それでダウンロード中にぶちぶち切れるんで「もう切るなこのバカ」という設定にしたんだった。てへっ。＞しかし、普段電話ってテレホの通信以外使わないからスゲー無駄だよ、とほほ。

『ＡＲＭＳ』は藍空市編、無事完。おお、そうだよそういうオチだったよ、忘れてたぜ。始まった当初は「せめて鐙沢村までやってくれれば」とかささやかれていたのだが、原作がまだまだたっぷりあるせいか、スゴイ勢いで正確に（そして一部優しく修正され）アニメ化されている。俺としては区切りの良いここで終わらせて欲しかったのだが、果たしてどこまでやる気やら。うーむ、恐るべし、「PROJECT ARMS」。
『ガオレンジャー』くうぅ！やはり昨日「こんなに夜更かししたらやべー」という時間まで起きていたせいかブルーが死んで（マジ死に！）ブラックがどう怒るかだけが楽しみだったのに、冒頭、見逃しの三振！先週、盛り上がってきたエンジェリックレイヤー見逃したのと同じくらいつらいぜ〜！まぁ、ヒーローはマジ死にしても復活するのが常套だけどね。
『アギト』うっそー！カマキリ怪人ワンパンで終わりッスか！？おそるべしバーニングフォーム！昨日見た映画ではその威力が爽やかにスッ飛ばされていだけに衝撃がでかいぜ。しかも１０月１日のスペシャルにはなんとあのマサーキ・京本がッ！！こりゃ早う帰って見なあかんで！（もはや録画という概念はないらしい）
そして映画ＣＭでチビッコどもが好反応をしているのを見てニヤニヤしている俺。俺にもインタビューして欲しかったぜ！（景品はお子様だけって書いてあるような映画で大人に感想は聞いてもらえません）しかしながら、ちゃんと映画の封切りタイミングでＣＭが差し変わっているところにＴＶの送出システムを連想してしまうあたりは半分職業病だな。
『エンジェリックレイヤー』そうか、もうすぐ終わっちゃうのか。せっかく続けて見始めたのに。戦ってばかりの話だったけど、そんなにイヤじゃなかったなぁ。こーゆー設定じゃなくてプラレス３四郎みたいんだったらもっとバトルしろよ！とか思うトコロだが、もっと女の子主役なんだからラヴな話が多くても、と思ってしまうのよ。でもメインは家族愛なのね。

なんかこのままだと米田さんが死んでしまいそうなので─というのは詭弁で、気が付かないうちにまた更新後一ヶ月経ってるし、読書日記のソートも兼ねて８月分の一部をアップ。つっても残りは少ないのだが。９月に至っては続きモノのマンガ以外本を読んでいないよ、マジでヤバイよ。どうも脳のインプットとアウトプットのエンジンがイカレちまってるようで。（季節の変わり目で体調も悪かったしな）そんな脳が昨日紡ぎだした『Ｇ４』の映画感想は久しぶりに筆がのってる感じで、おお、もう少しこのノリが維持できればなぁ、とか思った次第。＞ガンバレ、自分。
2001年09月24日 00時36分31秒

風はもう秋のにおひ(01/09/22)
今朝の爽やかさんは──と朝飯をコンビニに買いに出たら寒いのなんのって！まぁ、半袖の人もいたけどさ、昨日の晩から室内より台所の方が寒いなぁとは感じていたのよね。
秋まっさかりじゃん！俺の知らぬ間に！秋風びゅーびゅーじゃん！！
んで朝一番で映画『仮面ライダーアギト PROJECTＧ４』を見に行こうと思ったのだが、朝飯喰ったらまた寝てしまい、昼過ぎの回を見に行くことに。
で、なんか初日で舞台挨拶とかあったみたいなんで、上映時間が事前に仕入れていたのと食い違っていて結局、『ガオ』は１回、『Ｇ４』は２回見ることになった。ってゆうか、Ｇ４は俺が自ら望んで２回見た。「あのシーンまで」とか云って映画を複数回見たのは新ゴジラのスーパーＸ登場シーン以来やで。
と、いうわけで猛烈に感動している俺は、ここから映画の内容のネタバレを含んだ感想を書きまくります。

はっきり云ってガオレンジャーは駄作。所詮、いつも通りの戦隊モノの映画化のレベルを超えていません。まぁ、強いて云うならば＜ガオゴッド＞が降臨したところがＴＶじゃ当分見られないトコロだったかな。ちこっと造形を変えるだけで荘厳なイメージに作り変えるところはお見事。先代のパワーアニマルも「色が違うだけで同じやんけ！」という気がしたが、右手の「ガオソーシャーク」＝ノコギリザメはなかなかスゲーインパクト。しかも必殺技は「ゴッド・ボゥーガン」ならぬ「必殺・天誅！パワーアロー」という弓矢でなかなかよろしかったです。
あと、ガオコングはどうよ？って感じ。ガオゴリラが赤くなっただけじゃん。あとゾウもくっつけないと＜ガオナイト＞にならないしさ。（でも、映画館では飛ぶように売れていた）ゾウの鼻で作った剣はもともと鞭にもなる設定だが、劇中の殺陣でもペナペナしっぱなしで「もっと剛性のある素材で作れ！」とか思ってしまったッスね。ファイヤーダンスを踊ったりして楽しいキャラだったが、宝珠は置いてきてしまったので映画限定なのかしらん？と思ったり。
とにかくカメラに向かって「さぁ、みんな叫ぼう！」とかゆーのはもうやめてくれ。俺はもうすぐ３２歳だ。（しかし、子供が叫んでいなかったので叫んであげました）

で、今回のメイン、「だって映画館に行かないとＧ４が見られないじゃん！畜生！」という理由だけでしかたなく、三十路を超えて引率の児童も無しで映画館に足を運んだわけですよ。これがパンフの座談会にある「アギトｖｓ最強怪人」みたいな映画だったら無論見向きもしなかったのだが、我らが熱を上げているＧ３−Ｘを上回る性能を誇るという幻のパワードスーツ、Ｇ４ユニットが主役の映画とあっては見ないわけにはいかないじゃないッスか！Ｇ３装着員の氷川さん役の要さんも座談会で、「やべぇ！俺がメインかよ！」と企画を聞かされた段階で相当びびったと話していた。でもマジでＧ３−ＸｖｓＧ４の話だったからなぁ、しょうがない。
で、Ｇ４はデザイン的には肩が大きく違うだけであとは細部を除くと色違いのＧ３−Ｘという感じ。色を黒くして目玉を青くしただけで随分と印象が変わるもんですな。
で、俺の魂を引っこ抜かれた最大の理由は、このＧ４ユニットはＧ３と同じ小沢さんが設計しておきながらも装着員が「死んでしまう」という欠陥を発見したために封印しておいたのを自衛隊が勝手に設計図を盗んで作ったシロモノだ、というところです。形がＧ３−Ｘと酷似しているのも当然といった感じですな。Ｇ４と同時期に設計されながらもダウングレードして実用化されたのがＧ３−Ｘなんですからねぇ。
映画はもうしょっぱなっからコレはゴジラかガメラなのか？という感じの自衛隊の作ったちびっこ超能力研究施設から始まります。無論、そんなのがあったら「アンノウンに襲撃してくれ！そして皆殺しにしてくれ！」といわんばかりです。何しろいくら銃を持った自衛官が警備していてもＧ３−Ｘ以外は地球人類が作った兵器で勝てる装備はないんですからね。そして自衛隊には何故かＧマーク。やはり別の作品と間違ってないか？
で、そこの責任者は顔は綺麗だが心は鬼のような女、深海一尉だったのです。もう、この女恐すぎです。見てて「イヤ！恐い、恐い！お母さん助けて〜！」と思ってしまったが、ちびっこどもはアリ型のアンノウンの方が恐かったみたいです。いやー、このアリ型のアンノウンの１０１匹大行進もある意味恐かったけどね。働きアリは弱いですが兵隊アリと女王アリは強いです。いやー、これだけ大量のアンノウンが一度に見られるのも映画ならでは。設定では蟻酸をかけて人を溶かす、とありますが実際はちょっと前のＪＯＪＯに出てきた「ケンゾー」爺ィと同じ様に何もないところで溺れ殺しています。
「うわー、アリがいっぱいだよ！助けてアギト！」ところがさすがのアギトも切っても蹴ってもさっぱり数が減らないアリに大弱り。そこにＧ３−Ｘが駆けつけて＜ケルベロス＞＝ＧＸ−０５ガトリングガンをぶっぱなせばいいのに、アリが弱いために昔のＧＭ−０１＝豆鉄砲片手に助っ人に来ますが、やはりアリが多すぎて大弱りです。そこに突然ヘリが！
そう、Ｇ４はエアボーン・トループ＜タナトス＞もビックリ！ヘリボーンで初登場です。着地時に両足がアスファルトにめり込む様がイカスっ！続いて装備もヘリから投下。何ィ！連邦のモビルスーツは外道か！？初めてケルベロスを撃つＧ３−Ｘを見たときも「これで警察かよ！外道だよ！」ロボコップがいきなりロボコップ３に！とか思ったが、違いました。今回のＧ４こそが真のロボコップ３・今度は戦争だ！だったのです。装備品はなんと４連装のミサイルランチャー。（しかも設定では多目的巡航ミサイル）コードを接続して腰の発射スイッチをＯＮ！
ファイアー！！！
小林源文マンガもビックリの迫力で発射されたミサイルは半径５ｍ以内のアンノウンを一瞬で灰にしました。１発あたりで１０匹は殺してるように見えます。是非アリの巣穴に叩き込んで欲しかったのですが、それだと話が終わってしまうので今回はそーゆー展開にはなりませんでした。しかし、Ｇ４の外道さはそれだけでは無かったのです。
「俺は死を背負って戦っている」Ｇ４装着員の水城三尉は氷川くんに語ります。そう、Ｇ４の装着員が死んでしまう、という欠点は改善されていなかったのです！それを承知で鬼女、深海は「おほほ、Ｇ４は最強よ！これが量産の暁には日本は……」とかたわけたことをぬかすのです。そんなん装着員不足で即おじゃんじゃ！とちびっこはつっこんだりしません。ギルスの頭上に潜むアリ怪人を見て、ドリフを見て「志村！後ろ、後ろ！」と叫ぶ様に「上だ、上だ！」とギルスにツッコミを入れたりしてるだけです。
さらに外道なことには、予知能力者のサイコミュとＧ４のＡＩを協調させ、敵の動きを常に一歩先読みする、というシステムを完成させて深海は「私は神だぁ！」と叫ぶように「Ｇ４は時を越え、次元を超越した存在になるのよ！何者もＧ４に触れることすらできなくなるわ！」とか叫びます。確かに後半、もう一度出番があるとき、予測射撃によって物陰から出てきたアンノウン数匹が一瞬にして灰になったりします。ってゆうか、まるでケンゾー爺さんの「暗殺風水」のようなもので、Ｇ３−Ｘとアギトの二人がかりでもＧ４にパンチ一発あてられません。外道だ！これは外道だ！「俺は弱いヤツが嫌いだ、死ね！」というハカイダーのお言葉と反対に「俺は強いヤツが好きだ！外道でもイイ、たくましく戦って欲しい！」というのでＲＸのファンだったのだが、それに匹敵ですな。
で、Ｇ４にかなわないＧ３−Ｘが取った戦法は＜ノーガード戦法＞。「Ｇ３−Ｘとしてではなく、氷川誠として戦いなさい！」との指示にマスクを脱いで戦う氷川クン。普通死ぬって！と思っていたら、Ｇ４装着員の方が先に逝ってしまいましたとさ。めでたしめでたし。って畜生！何だかしらねぇが、涙が止まらねぇよ！
で、その裏でギルスは生体鎧によって保護されているという設定が発覚。腕をもがれて瀕死になりますが、ＡＲＭＳも真っ青の寄生生体鎧の再生能力を発揮して腕は再生するは、凶悪な内臓をびろびろさせて戦うはで見てるこちらもうひゃー、な感じで大勝利。こんな突然パワーアップしてＴＶ版はどうすんのさ、って感じ。アギトも女王アリの強さの前に首もがれそうになりますが、突如真魚ちゃんのスタンド能力が発現、バーニングフォームを一揆に超越してシャイニングフォームになって見てるチビッコどもを置き去りにして進化して女王アリをやっつけてめでたしめでたし。ってこっちもＴＶではどう描かれるのかにゃー？という感じですな。責任をとってパワーアップの過程を描写して欲しいものです。この二者のパワーアップは映画を見に来たお友達への先出しサービス、サービスゥ、ってことですかな。
ま、とりあえず、Ｇ４は自衛隊が作ってトルーピング、ミサイル発射！装着員死亡確定！ってだけで俺は超満足でしたな。ヘンな挿入歌とかもなしでＧＯＯＤですよ。あと警視総監役がアノお方。笑いをこらえるのに必死でしたな。ＤＶＤも絶対買います。Ｇ３−Ｘファンはみんな見ろ！
以上だ。
P.S.映画館を出るとき、年輩の女性が「アギトはおもしろかったねぇ」と云っていて魂が抜けそうになりました。子供に語ってたんじゃなくて、一緒に子連れで来てた大人に向かってね！マジですか、お祖母さん？マジで面白かったの？じゃあ、そこのぴあアンケートに全部５点をつけてあげてよ！とか思って逃げるように立ち去った俺であった。

映画を見終わった後、紀伊国屋でソムトウ先生の『ヴァンパイヤ・ジャンクション』とグレさんの短編が収録された異形コレクション『玩具館』を購入。ゲーセンでヴァージョンアップしたガンダムゲーム『連邦ｖｓジオン』で誰かボールを使う勇者は居ないのか！とやきもきして出てきたところで、これからデートだと云う某氏に遭遇。いや、偶然って恐ろしいね。今日は完全にノー・オシャレだったので「恥ずかちぃ」と思いつつお別れ。ってゆうか、俺もアギトの映画なんか一人で観てねーで、デートしてぇよ、畜生！ガッデム！
2001年09月22日 22時38分16秒

今度は戦争だ(01/09/21)
やはりアメリカって戦争好きなんだろうな。ってゆうか戦争したいんだろうなぁ。
世界唯一の超戦力国家になっちゃって、その矛先が宗教戦争っつーのはなんか悲しいね。
で、日本の自衛隊が「日の丸が見たい」だの「金だけ出してまたバカにされたいのか」とかいわれてインド洋の向こうまで派兵されてしまうのは、戦争ゲームや戦争マンガが好きな俺でもなんか納得いかないよなぁ。
それには友人に自衛官が居る、というせいもある。後方支援の解釈がどう、とか云う以前に自分の知り合いが派兵されるかもー、というだけで不安になってくる。ＰＫＯの時と一緒だ。
というわけで、不謹慎ながら、小林源文マンガの様に法律を超越した特殊な派兵組織「オメガコマンド」みたいのを用意して欲しいと思う。そうすりゃ、俺の友人はその部隊に属さない限りは安全だもんね。
というわけで、「お前の友達が関与しなければそれで良いのか！？」という問いに対して俺はＹＥＳと答えてしまうのである。自分さえ助かれば地球人類はどうでも良い、といったタイプの人間だ。さらに云うなら、もし、自分の肉親や友人がテロの犠牲になっていたら何も考えずにイケイケ！殺レ殺レ！パンにはパンを、血には血を！と叫ぶだろう。

とかいうことを『ＥＤＥＮ６』とかを読みながら考えたりする。世界は６０億の個人の思いが渦巻いて成り立っている。なんとかできるのは自分の思いの届くごくごく狭い範囲だ。その狭い範囲でさえどうにもならないことで満ちているのに、世界規模で流れてゆく動き我々一人一人が一体何をできるというのだろう。出来るのは祈ることのみじゃぁないのか？（と云って『迷彩君２』を寝ころんで読んでたりするのだが）
2001年09月21日 23時02分17秒

アップデート(01/09/20)
「見ただけでもやられてしまう」という、穴だらけで有名なゲイツ・ブラウザにとって今再び致命的なワーム『Nimda』が発生したというので大騒ぎ。自分のマシンも感染したらイヤなので今回ばかりはアップデートが嫌いな俺でもＳＰ２を当てることにする。
んが、これが North America からしかコンポーネントをダウンロードしようとしないので何度やっても失敗してしまう。
うーん、これはもしや、と思ってプロバイダを Bekko から NIFTY へ変更してみたところ一発でダウンロードが出来た。Bekko の海外回線へのつながりの細さはあいかわらずだった、というわけだ。こーゆー時複数プロバイダを持ってると助かるな、というのを実感。
あ、会社ではひじょーにスムースでしたよ、流石に専用線だったから。
ってゆうか、ＩＥ６にはしたくねぇなぁ、ホントに。どうせまた穴開いてるんだろうしねぇ。
2001年09月21日 23時01分20秒

サボタージュ(01/09/18)
朝、そんなに体調が悪いと云うほどでもなかったのだがどうしても会社に行く気になれずサボった。ら、頭痛はするは下痢はするはでのちにたいへんなコトになり、結局買い置きの薬を飲んでガーガー寝たら夕方になっていた。大変悲しい。ってゆうか、腹の方はなんかここ数日ずっと「痛いなぁ」と思うと下痢のような。「こ、これはなんとかバクスター・ピロリ菌が巣くってるのでは？」とか思って調べたらピロリ菌は胃潰瘍のモトでした。ぬぬぬ。

寝ていても下痢していても腹は減るので、夕刻に買い出しに出たついでに、『かってに改蔵１３』と『サラダデイズ１６』を買う。しまった、両方とも立ち読みした話ばっかで楽しくない！これだから立ち読みはイヤなんだ。次の巻くらいまでは立ち読みしてそうだよなぁ。ああ、悲しみに追い打ちが。で、現在立ち読みしてるのは『ヒカルの碁』と『ストーンオーシャン』だけなんだけど、なんか両方つまんない展開の真っ最中なんだよな。つまんない時の話を立ち読みしてしまってそのコミックスを買う……最悪だ！
８月はお盆のせいか、異様に買ったコミックスの数が少なかった。９月はその分やや増えたが１０月は更に増えそうだ。やれやれ。
2001年09月18日 21時57分13秒

忘れてた(01/09/16)
『ガオレンジャー』ウラが究極形態に！ブルーが死んだ！ブラックとのモーホー炸裂か？
『アギト』２クールを過ぎてからようやく見てればわかることを言葉で説明するっていうのはいかがなものか？しかし怯える翔一くん、というのもなかなかすごい話ではあるな。
で、来週土曜日にはこの２作品の映画が封切られて、ＴＶより進んだ展開が公開されちゃうんだよな、いいのか、タイミング的にそれで？

謎の倦怠感に襲われて洗濯もままならず。うーん、腎臓か肝臓悪いのかな？
そういえば昨日、都立産業貿易センターで「美少女ゲームフェア２００１秋」というのがやっていて、それのただ券もらってたのすっかり忘れてたよ、ちくしょー。ま、いいけどね。
2001年09月16日 23時18分58秒

ゲーム鼎談(01/09/15)
今日は掲示板で予告があった、ひろ氏とＭＵＲＡＪＩ氏と俺の３人が荻窪のバーミヤン（仏像破壊されてるところではなくファミレス）に集って散々『Ｋａｎｏｎ』だの『ＡＩＲ』の話をしよう、という企画が実施されたのであった。人数が少ない方が話が濃くなるだろう、ということで夕方から３人で鼎談。
＜ＩＦ−ＣＯＮ＞の準備で忙しいＭＵＲＡＪＩさんは筑波からわざわざいらしたようでご苦労様です。
最初は「米田さんの新作どうよ？」「うーん、ラスト５０ｐまでは普通の戦記モノなんだけどねぇ、そこからがうひゃー！で、どひゃーなのよ」というアタリから話が始まって、俺がレビューを書くためだけに「うぐぅ」のラストだけやったら泣いちゃったよ、とかの話に移る。「顔の絵をなんとかしてほしいね」とあくまで２次元と声優にこだわるひろさんと俺が「実用新案」合戦に入ってとても他人様には聞かせられないような下品な内容に話は突入。「バカ野郎！俺は既に『ヨコハマ買い出し紀行』でやってるんだよ！」というセリフに退きまくるＭ氏。しかし「うーん、できるできる」とそれを肯定したあげくにとでもここでは書けないような「実用新案」（実用ってのは…その、Ｇが可能って意味です）を打ち出してあくまでも「２次元顔」と声優の「声」を「使う」ことにこだわり続け、マニアックな要求ばかりしてしまいには前に出て周囲を退かせることはあっても退いたことのない俺が退いてしまうほどの案を繰り出してきたＨ氏に俺はただ言葉を失うのみであった。（あー、すげー書きたいけど書けません。あまりに非人道的すぎて！）『オナニーの創意と工夫〜人間には想像力がある〜』という本を自費出版しようとしていた俺ですらそこまでは考えつかなかったヨ！というネタであっという間に３、４時間経ってしまったのであった。うーん、俺、やっぱエロゲー関係の会社起こそうかなぁ。今日の話の一部を実行したら確実に儲かりそうだもんなぁ。
というわけで、晩飯は荻窪だけにラーメン屋で喰おう、とバーミヤンを後にして丸福で。
そこで自主解散になりました。お二人ともお疲れさまでした。
あー、やはりたまにはこーゆーバカな話を思いっきしするのも良いなぁ、って大学が機能してれば土曜日はＳＦ研でいつもこんな話ばっかしてる気もするなぁ。まぁ、いいっか。

そういえば『宇宙刑事シャリバン』の主題歌の替え歌で「仏像破壊タリバン」の歌を作ったのは果たして誰でどこで見かけたのだったろうか？うーむ、思い出せん。もしかして俺が勝手に作ったのだろうか。確かに勝手に作るだけの能力はあるが……。
2001年09月16日 00時06分15秒

あれから１年(01/09/12)
おお、入院してから丸一年。病院に行って来たらまだ完全復帰はペケと云われました。神経病みってなかなか直らないのね。（まぁ、自覚もあるけど）放送の仕事に復帰したいので就業規制を早くはずしたい＝ノーマルな扱いを受けたいという焦りだけがつのりますなぁ。

しかし、ＴＶをつけると米テロの特番ばかり。専門的なことだけど、放送局は大変なことになってるはずです。うむ、現場離れててよかったと思うことしきり。それにこーゆー特番はいわば「公」にするという義務から通常の放送を差し替えて＝利益を無視して報道されてるわけで、オウム特番や阪神大震災の時もそうだったけど、苦労ばかりで放送局には損ばかりなのよね。まぁ、電波出してる方の目から見るとわかるけど、ＣＭが付かないのでＡＣ（公共広告）で隙間埋めしてるしね。あとはフリーっていって契約してなくて流した分だけお金がもらえるＣＭばっかり。あと自局の番組宣伝ね。

果たして姿無き敵を相手に戦争をしなきゃならないアメリカも大変だよねぇ。
2001年09月12日 23時12分57秒

懺悔(01/09/11)
すみません。今日はあまりにも台風が酷かったので、会社をサボりました。
だってうちの部屋、角部屋でドア開けたとたん、モロ雨かぶりだったんだもん。そりゃー、出社する気も失せるくらいびしょ濡れさ！ま、調子も悪かったんだけどね。

ニューヨーク貿易センタービルへの２機の飛行機の激突事故、こりゃ間違いなくテロだね。
すげーよ。怖いよ。本気の連中は相手にしたくないよ。ブルーサンダーもビックリな迫力の画像さね！
これ、消火とかどうするんだろ？
とか云ってたら、ペンタゴンもやられちゃったし、ビルは倒壊するし、なんかもー、画像だけ見ると「この世の終わりだー！」って感じなんですけど。（アメリカ人なら）
小林源文とスティーヴン・セガールの出動を要請するッ！！（ってゆうか呼んでもしょうがないが）
2001年09月11日 23時50分10秒

やる気維持度０(01/09/09)
『ガオレンジャー』、先週のバージョン違いに名前が付いたよ。鹿もでてきたよ。鹿とは違うとか云ってトナカイだしたりしないだろうな。（あずまんが大王３ネタ）
『アギト』、なんかマナちゃんが仗助以上のスタンド能力を発現させてるんですけど。怪人も日増しに強くなってアギトもパワーアップ間近か？ってゆうかＧ３と北条氏が出てこない話はイマイチだよなぁ。
『エンジェリック・レイヤー』、いや、今回は１週おいて王二郎との決戦だったのだが、ヤツのスタンド技の秘密がわかるまでもハラハラしたし、わかってからも体の力が抜けずに見ていてすげーちかれた。この番組も毎週戦ってばかりなので、たまには人間がラブラブしてる話とかを入れてくれ！と思う俺であった。しかし、連れ子同士の再婚で王二郎はおかしくない？次男だけ引き取ったのか？ってゆうかヒカル以外のエンジェルはスタンド技があるのにヒカルは軽量なだけが取り柄で勝っている、というのが納得いかんな。なんかスタンド技付けてやってーな。

台風のおかげで外出もままならんし、洗濯物も陰干しや。困ったもんやで。ってゆうか月曜と火曜が非常に出かけるの憂鬱になりそうなんスけど。
んで、ゲームレビュー書こうと思うもやはり思考停止状態。気が付くと『月姫』やってたりして。駄目ジャン、俺。
ってゆうかマジで最近気圧が低いと神経に響いてくる気がするのは気のせいなんかなぁ。
2001年09月09日 22時27分02秒

創作(01/09/08)
ふとしたきっかけで、自分が学生時代にした創作のアーカイヴを眺めることになった。「昔、創作やっていた」という一言で「どんなの書いてたの？」という話になってさっと＜ＳＦ＞と答えるにはあまりにもＳＦチックじゃなかったような気がしたからである。そうさね、おこがましいが藤子Ｆ不二雄先生の「すこし不思議」に近いテイストだった、と思う。
で、今読んでみると別の意味で凄く面白い。funじゃなくてinterestingってことね。もはや八〜十年前の自分って感性とかがもう全然今の自分と違うのね、そこが面白かった。典型的な学生が書いた創作小説なんだわ。こーゆーのコミケとかで買いたいなぁ、とか思うのは俺だけ？擦れて無くて良いと思うんだけど。自分のテーマはやっぱ終末論者だったせいか、死とか滅びとかだったんだよね。今でも栗本薫といえば『ゲルニカ１９８４』か『滅びの風』を挙げるような男だからねぇ、俺は。あと＜神＞を形而上からひきずり下ろすことに夢中になっていたなぁ。だから山田正紀の『神狩り』とかゼラズニイの小説へ傾倒していったんだよね。（でも、ウチは理系大学だったのでみんなハードＳＦが好きだったので語り合える人は居なかったのだ）
ちなみにこのアーカイヴも適当にワープロのＤＯＳ変換したヤツをｈｔｍｌにして並べただけなので当たりはずれが多くて、もし初めて目にしてなんか読んでみようと思うなら、オススメは「小さな宇宙のひとかけら」「死ねない男」「雪の森にて…」「紅孔雀」あたりかな。バラードの『クラッシュ』が翻訳される前にあわてて書いた「轢く」も今読むとなかなかオモロかったです。ブギーポップの最新巻も出てすげー食傷ぎみの上遠野浩平氏と同じで必ず作品に英語タイトルも付けてましたね。うん。
本当はここに載せてないサイボーグとかロボットとかが戦う長い話が電撃小説大賞とかにリファインすれば送れそうな内容なんだけど、今の俺の脳は仕事に使ってるせいもあってなんつーか、初々しいアウトプットというか、創作向けのアウトプットが出来なくなってるんだよねぇ。これって仕事が忙しくて書く時間がないから応募できないってわけじゃないのでそこが悲しかったりする。
人の脳味噌ってやっぱ変質するものなんだ、と痛感した。
2001年09月09日 00時31分11秒

ホンゲル係数(01/09/07)
俺はジョルナダで家計簿と本買い記録を付けている。本買い記録はエクセルで、日付、書名、雑誌・古本マーク、読了マーク、価格を付けているものだ。備考欄にはｂｋ１で買ったとかオークションで買ったので手数料がかかったとか書いてある。価格は結構いい加減で、家計簿に合わせるために大半は税込みで書き込んでいるが、大量に買った時などは面倒なので税抜きの価格を書き込んだりしている。
で、９９年から付け始めてどうやら２年経ったらしいので、どんだけ本に使ったか見てみた。合計は８１万８千２百３円。
単純に２で割ると毎年４０万９千円本に使った事になる。それを１２で割ると毎月３万４千円が本代になっている、という計算である。うむむ、２万から３万、と見ていたのだがもう少し多かった様だ。
ちなみにこの数字は部屋代を除くと１位の副食費、２位の主食費に次ぐ第３位を占めている。うーん、昔Ｍａｃで付けていた家計簿（データが壊れた）だともうちょっと詳細な分析ができるんだけどね。この家計簿もパソコン版を買ってデータを移せばもうちょっと詳細なデータ分析が出来るのだが。（ＣＥ版はフリー）
あと、エクセルの方は雑誌・古本マークの他に漫画マークを付けておくとどれくらい漫画に使ったのかわかるんだけどねぇ。（家計簿は雑誌・漫画・古本と分けてあるが、それぞれについての集計は出来ず「本」という扱いになる）
なーんか、明らかに俺よりも本を読んでいたり、買っていたりするのが日々の日記から伝わってくる人も居るけれども、そういう人たちは毎月幾らくらい本代に使っているんでしょうねぇ？４万越えちゃってるって事？
一般民間人がＣＤや本に使う金額ってどのくらいなのか知らんけど、絶対ふつーの生活してたら毎月２．５万円は余計に使えるってゆうか、貯金とかしたら結構な額だよなと思う俺であった。

そうかー、森山さんｂｋ１の仕事やめちゃったんだ。じゃあもう「森山和道のＳＦ」じゃなくなっちゃうんだー。実は最近、ＳＦ啓蒙ページ度をアップするために、目録から「このＳＦは今読めるから読め」というページを作ってｂｋ１とリンク張ろうとしたら、結局ハヤカワＳＦ文庫はシリーズもの以外ほとんどになっちゃって、約１５０冊の書籍を検索したらほとんどが２４時間以内出荷になっていて「へぇー、流石だねぇ、森山さん」とか思っていたのだが……。そうか、残念だが仕方のないこともあるよねぇ。
2001年09月07日 23時50分55秒

季節が輝いてないよ……(01/09/06)
今年は７月が異様に暑くて、９月に入ったとたん秋を感じますな。
友達がパソコンを買いたいというので、新宿のソフマップ近辺をうろついていて、しばしＰＳ２用ソフト「ジオニック・フロント」の狂ったように素晴らしい画像に見ほれる。
で、マシンのチェックを終えてソフトコーナーに行ったら、ＤＶＤのコーナーに噂に聞いていたがビデオレンタル屋に出るまで我慢しようと思っていた『ＯＮＥ〜輝く季節へ〜』のＤＶＤ１巻目が。かわそうと思ったのに表紙は茜。ピンクの傘を持って俺に訴えかけてくるッ！「買ってぇん〜」と訴えてくる。いや、茜は「嫌です」と云ってくるはずだ。しかし手に取ってみると「うそ〜ん！」と云わんばかりの低価格。えっ、マジで？中古でもこんな安くないよ。音楽ＣＤ並みじゃん！
……気が付くとレジで金払ってました（涙）。
でもでも、見てみたら全然ＯＮＥじゃねぇよ！作品の雰囲気がもはや『センチメンタル・ジャーニー』の一作品みたいだよ！折原浩平、キャラ違ってるよ！しかも氷上シュン、キャラ立ち過ぎてるよ！茜、「イヤdeath.」って一言も云ってねぇよ！どうなってんだよ！１８禁作品でもないから「輝く季節へ」でもないよ！なんかノイズも乗ってるよ！安かろう悪かろうか？
しかも第４巻が出るのは２００２年５月だと！それまで待てないよ、我慢できないよ！
しかも次は七瀬出てくるよ！買えってことかよ畜生！！
というわけで、９８年のゲームにいいように踊らされてる俺であった。（でも、他のゲームはアンインストールしてるけど、ＯＮＥはまだ仮想ＣＤ入ってたりするんだよね）
2001年09月06日 23時45分15秒

アニメ化(01/09/05)
なぬー！『アーケードゲーマーふぶき』がＯＡＶ化だと〜！？どないなモンができんねん？
なぬー！！『テニスの王子様』がアニメ化だと〜！？それは読んでないのでどうでもいいが、ついでに同時に『ヒカルの碁』もアニメ化だと〜！？どうすんだ、あんな動きの少ないモンをアニメ化して！サンライズに頼めば『ミスター・味っ子』の時のような意外なアニメ化が有り得るかもしれんけど……。人気があればなんでもアニメ化って好きじゃないけど、

そういえばテレ朝を見ているともう１０月の新番組の予告をやっている。
で、新番組じゃないけど、２１世紀になって学生運動をドラマ化しようという「反乱のボヤージュ」はイイ。燃える。ゲバルト最高！渡哲也に叱られるヘルを被ったゲバ学生の姿が最高death。この前の早稲田のサークルハウス移転で起こったゲバ騒ぎも燃えたのになぁ、一夜で自己解散しちゃうなんて。ウチはともかく、明大とかももっと頑張ればよかったのにねぇ。

昨日のｈｐによるコンパックの買収ってのも大ニュースだったねぇ。俺的にはディズニーシーなんて当分行く予定もないし、全然大ニュースじゃないよ。
2001年09月05日 23時07分27秒

Ａｒｉａ(01/09/04)
本日、「シナリオ重視の１８禁ゲーム中心の新感覚美少女ゲーム小説系雑誌」として、
『Ａｒｉａ(アリア)』（最後のａは表紙では∀と記述されている）
という雑誌がフォックス出版より発売になった。
これはゲーム情報誌というよりはゲーム小説誌の面が強い本で、各メーカーのシナリオライターさんが新作ゲームの外伝や番外編を書いて、ユーザーさんにシナリオ方面からもゲームをアピールしようというコンセプトになっているようですな。
で、この第１号では思いっきし『Ｋａｎｏｎ』と『Ａｉｒ』について振り返ってます。先日の俺の「いまさらこの２作について振り返って語って良いのか？」という迷いを払拭するような作りにビックリでございます。
『Ｋａｎｏｎ』の特集として、久弥直樹氏のインタビューが掲載され、さらに『Ａｉｒを振り返る』特集として、涼元さんの２２ページにわたる長大なインタビューが掲載されてます。なんとそこではあの「ＤＡＳＡＣＯＮ２」の夜に起こった＜Ｋａｎｏｎフィーバー＞についても語られております（笑）。これはもう、ダサコニストは「買い」でしょう。
Ｂ６くらいのサイズで９５２円（税抜き）となってますが、エロゲーのエロ画像目的でなく、シナリオ方面からアプローチしようという人にとっては非常に好感が持てる一冊となっております。
このVol.１の売れ行きしだいで次が出るかどうかが決まるそうなので、心あるエロゲー・ファンってゆーか、俺のページ見てエロゲーやってるようなヤツは全員買え！って感じですな。
将来、エロゲー社長を夢見るu-kiは『Ａｒｉａ(アリア)』を応援します。（ちゆ１２歳風）
2001年09月04日 21時08分32秒

ヒューゴーさん(01/09/03)
今回のヒューゴー賞の長編部門は『ハリーポッター』が取ったらしい。
星雲賞の『ＣＣさくら』に匹敵ですな。これだから読者投票は（苦笑）。

小雨が降っていて、コンビニで置いてあった傘を取られた。うーん、人生で３回目くらいだな。今回は近いし雨量が少ないから許すけど、大学生の頃やられたときは絶対犯人見つけて殺ス！とか思ったもんなぁ。いやぁ、どっちにしろついてないや。
2001年09月03日 23時52分10秒

不便(01/09/02)
『ＡＲＭＳ』のアニメは一番好きなところをやっていてＴＶの前でＨＥＲ、ＨＥＲ、してたね。藍空市編でナイトとホワイト・ラビットが覚醒するシーンは良いよ、うん。
『ガオレンジャー』、なんかコロコロコミック系の漫画でも読んでるのかと思ったぜ。しかし、パワーアニマルはいくら増やしても困らないし、適当にくっつけて無限のヴァリエーションを作ることが可能なんだよな。今日の「その名は…」「えーと、ヴァージョン違い！」には笑わせてもらったよ。
『アギト』は先週からやられっぱなしで終わっちゃってたのか。そりゃ、パワーアップも必要だわな。映画のＧ４が見たいよ〜。でも流石に３０過ぎて見に行くのは恥ずかしいよ〜。『人造人間ハカイダー』を見に行った時も浮いてたしー。

ＳＦ系日記更新記録のパーソナライズ版が、たぶんサーバー移行の関連で機能していないのでとても不便。全部版だとなんかチェック漏れありそうなんだもの。
2001年09月03日 00時15分17秒

犬飼い結果(01/09/01)
ｂｋ１のブリーディング・プログラムが一般民間人でも可能になってから参加して、今日までに４回の売上結果通知を受け取ってきた。始めたのは５月からで、読書日記の更新も２ヶ月毎とかになっていたので最初はしょうがないとは思っていたが余所では自分のオススメの本が売れたのどうのという話が出てるのにウチはゼロかよ！とか嘆いていたのだが、今月に来た報告書にはわずかではあったが、初めて白紙じゃない報告が届いた。コレはかなり嬉しい。
んが、俺が読書日記で紹介してる本は半分もない。中にはどうやったらそれの注文につながるんや！ってゆうか俺も読んでみたいよ、初めて聞くタイトルだよ！というものもあってなかなか楽しかった。
うーん、ＳＦ啓蒙用のｂｋ１本棚ページを作ってみるか、という気になってきたね。
2001年09月01日 23時24分20秒

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