タイトルスターシップ・トゥルーパーズ
メディアDVD
配 給Touchstone Pictures & Tristar Pictures
発売元パイオニアLCD
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コードPIBF-1098
記 事 SF界の巨匠、ロバート・A・ハインラインの小説『宇宙の戦士』の映画化作品です。原
作の小説に登場する機動歩兵は、装甲宇宙服のようなパワード・スーツを装備した機械化
歩兵でしたが、予算の都合からか、本映画では、装甲服を着てヘルメットを被っただけの
単なる歩兵でした。(まぁ、良しとしましょう)本作における未来の地球は、軍が政権を
握っており、軍に入隊した者だけが市民権を得られる社会になっています。ややファシズ
ム思考の強い作品であり、随所にその傾向が見受けられますが、CGを多用した戦闘シー
ンは大迫力です。原作の小説では、倫理観を語り合うようなシーンや、軍隊における新兵
訓練の描写がリアルに描かれており、それが作品の魅力の半分を成していましたが、本映
画では主として戦闘シーンが強調されており、そういった "ウィット" な部分は、残念な
がら省かれていました。それでも個人的には、非常に面白いと感じた作品です。監督は、
『ロボコップ』を手がけたポール・バーホーベン。視覚効果は『ジェラシック・パーク』
を手がけたフィル・ティペットです。