また、劇場版のオリジナル・ストーリーも数作制作されています。
【コメント】
多くのアニメ・フリークの人が美少女キャラに憧れるように、私も一時期しっかりハマりましたが、
その代表作がこの "うる星" でした。
原作の漫画もなかなか面白かったのですが、テレビ・アニメでは、やまざきかずお、土器手司、平
野俊弘、越智一弘などの一流SFアニメ上がりの作画スタッフが大勢参加しており、メカのディテー
ルなどは原作より遥かに緻密なものとなっていて、そのこだわりとギャグとのギャップがさらにスト
ーリーの面白さを倍加させています。
原作漫画もそうですが、テレビ・アニメもシリーズものとしては異例の長期に渡って放映されたも
のの、結局、あたるとラムの関係の行く末を語らぬまま終わってしまったのが心残りでした。
原作とは別に制作された劇場版のオリジナル・ストーリー群も、監督の押井守氏、やまざきかずお
氏の優れたストーリー構成によって非常に面白い作品に仕上がっていました。
『うる星やつら2/ビューティフル・ドリーマー』OVA
(東宝:TA1262:1984年)
『うる星やつら3/リメンバー・マイ・ラブ』OVA
(ポニー:X138F8048:1985年年)
『うる星やつら MUSIC CAPSULE 2』LPレコード
(キャニオン・レコード:C25G0184:1983年年)