ダーティ・ペア


 高千穂遥氏原作の小説をテレビ・シリーズ・アニメ化した作品。クラッシャー・ジョウと同じく小
説の挿絵を安彦良和氏が書いていたが、アニメのキャラクター・デザインは安彦氏のデザインをベー
スに土器手司氏が担当した。

 時代は未来、"ラブリー・エンジェル" のコード名を持つケイとユリのコンビは、トラブル解決を請
け負う民間組織AAAの凄腕トラブル・コンサルタントだったが、何かトラブルを解決する度に、周
囲にその数倍のトラブルを引き起こすところから、"ダーティ・ペア" と呼ばれ恐れられていた。

 第1話では、暴走して住人を殺し始めた巨大タワー都市の中核コンピューターを止めるため、衛星
軌道から廃船となった宇宙船をタワー地下にある中核コンピューター・ルームの中に直接ワープさせ、
コンピューターの破壊に成功したはいいが、宇宙船衝突の衝撃によりタワー都市は傾いてしまい、数
十万人の住民は以後不自由な生活を強いられるハメになった。

【コメント】

 世間的に余りウケなかったせいか、まるで打ち切るかのように放映が終わってしまったが、個人的
にはなかなか好きな作品でした。